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高齢者情報コミュの91歳の母と二人暮らし 自身の老後も考える

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読売新聞YOMIURI ONLINEに以下の記事が掲載されておりました。
記事全文を記載させていただきます。

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市毛良枝さん
91歳の母と二人暮らし
自身の老後も考える

「今日は仕事?」「何?」「外に出て歩きたいの」

91歳の母(利枝さん)と手をつなぎ、私はよく近所を散歩します。散歩といっても100メートル歩くのがやっと。つえをついて歩く母を途中で休ませるため、イス付きの補助車も持ち出します。
「疲れるけれど楽しいわ」と母。母の体力の回復を感じる瞬間です。

母は3年前から脳こうそくで2度倒れ、今も右手と右足にマヒの後遺症が残ります。要介護度は2。食事やトイレは何とか自力で可能ですが、母とは二人暮らしの私が自宅を留守にする時が心配です。

窓を開ける、明かりやテレビをつけるなどが十分にできず、下手に動くと転倒の危険があります。
母が一人で自宅にいた時、転んで大腿(だいたい)骨を骨折してしまい、それまで続けていたリハビリの効果が台無しになったこともありました。

ふだんは、週に3日ほど昼食や入浴などのサービスが受けられるデイサービスセンターに母を預け、私はその間に仕事をなるべくまとめて入れてもらうようにしています。
泊まりがけで不在にする時には、施設でのショートステイも利用。ただ、それだけではやりくりできません。

介護サービスでは、ヘルパーさんにお願いすることもありますが、私の仕事が不規則なため、あらかじめ時間を指定した依頼がしづらいのが現状です。

また、私のような同居家族がいる場合、お願いできる仕事は少なく、具体的な理由も必要です。

でも、現実には「ただ見守っていてほしい」という中途半端な理由が、我が家ではとても重要なのです。
結局、友人や親せきに留守を頼んで急場をしのぐことが多くなります。

私は母の介護を通して、自分自身の老後も考えるようになりました。
介護保険も含めた現行の制度は母を十分には救ってくれません。
それは、母と同じ立場になった時の私にも跳ね返ってくるのです。

母のために、部屋の段差をなくすなど自宅を改築したのですが、それは将来の私のためでもありました。
でも、個人でやれることには限界があり、母と自分の将来にはいつも不安がつきまといます。

散歩で外に出た時の母の目はとても輝いて、生きる意欲を感じます。
そんな時、私は「老いていくのが悲しくない社会になってほしいなあ」とつくづく思うのです。

(聞き手・鳥越恭)

いちげ・よしえ 俳優。1950年、静岡県生まれ。フジテレビ系「私は泣かない」の嫁役など庶民的な役で人気を得て、ドラマ、映画などで活躍中。厚生労働省の「健康日本21推進国民会議」委員。

読売新聞
2007/11/29
YOMIURI ONLINE 医療と介護  介護・老後
★http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/note/20071129-OYT8T00073.htm

コメント(2)

SilverTreeさん
次の言葉が印象に残りました。
1、私は母の介護を通して、自分自身の老後も考えるようになりました。
2、介護保険も含めた現行の制度は母を十分には救ってくれません。
3、散歩で外に出た時の母の目はとても輝いて、生きる意欲を感じます。
4、私は「老いていくのが悲しくない社会になってほしいなあ」とつくづく思う  のです
<母の介護を通して、自分自身の老後も考えるようになりました>

まさに、今の私の心境そのものです
とても不安に思っています

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