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高齢者情報コミュの認知症フォーラム

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読売新聞社の認知症フォーラムで、認知症に関する最新のニュースがありますので、一部抜粋して紹介いたします。サイトにはこの10倍くらいの文章や表、グラフなどもありますので、ぜひご覧ください。 

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松坂 物忘れ、物を盗まれたという妄想、失禁、徘徊(はいかい)などの相談が多いですね。
町永 本人の心は生きているということは分かっていても、問題が毎日起きれば大変ですね。まず、食事をしたことを忘れるなど、物忘れにはどのように対応したらよいのでしょうか。
助川 今まで私たちは、食事をきちんと食べることが大事だと考え、繰り返し食事を求める人には「さっき食べましたよ」と一生懸命説明していました。しかしその対応は、その人のことを中心に考えていなかったことに気付きました。

町永 その後、対応を変えたのですか。
助川 はい。なぜ食べていないと訴えるのか、その理由をまず考えるようになりました。本当におなかがすいているのなら、少し補食を差し上げることもある。不安感から食べていないと訴える人には、一緒に座って差し上げるだけで、訴えは少なくなります。食事をした雰囲気は覚えているので、現在の特別養護老人ホームは、みんなで楽しく食事をすることを重視するようになっています。

町永 物をとられたという訴えには、どう対応したらいいですか。

松坂 ご本人が安心するように声かけをして、ご本人の言っていることを否定しないことが大切です。「そんなことないわよ」と言わずに、「一緒に探しましょう」という形で行動する、そういったことが大事だと思います。
〜中略〜
助川 認知症の方は、子供の時に暮らした家に帰りたいなど、徘徊には必ず理由があり、何らかの思いを持っています。危険だからと一方的にやめさせようとするのではなく、思いが満たされるように一緒に行動すると落ち着いていただけます。

認知症フォーラム  読売新聞社

あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/

「東京」フォーラムリポート
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/report_tokyo1.htm

コメント(9)

スペシャルインタビュー

高齢社会の進行にともない、その患者数の増加や介護政策などが社会問題として注目されるようになった「認知症」。最近は治療法の研究や支援制度の整備が進み、認知症の人とその家族を取り巻く環境も大きく変わりつつある。「認知症」とはどういう病気なのか、そしてその最新の治療法とは――。認知症治療の最前線でご活躍の荒井啓行先生にお話を伺った。
前野 現在、日本に認知症と見られる人はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

荒井 今、全国で65歳以上の人が約2400万人で、そのうち認知症の人はおよそ7%だと言われています。人数にすると170万人ぐらいになります。

前野 なるほど。先生は「物忘れ外来」を担当されていますが、物忘れの中には認知症でないケースもありますか。

荒井 はい。まず1つ目に、「加齢とともに起こる物忘れ」があります。俳優の名前や漢字が思い出せないといったケースですが、これは青信号。これで心配になって来院される人もいらっしゃいますが、これは良性健忘といって認知症ではないので、心配ありません。2つ目は「注意すべき物忘れ」。例えば昨日の夕食について、食べたことは覚えているのにどこで何を食べたか思い出せないというようなケースです。これは、ほとんどの場合アルツハイマー病の初期症状なので、黄信号です。自分に起こった出来事、つまり「エピソード記憶」がすっぽり抜け落ちてしまうという症状ですね。

自分の歳がわからない―認知症診断の基準前野 では赤信号、つまりアルツハイマー病と診断される物忘れはどういうものですか?

荒井 自分の年齢がわからないというケースです。認知症の症状には、生年月日のような古い記憶は残っても、年齢のように刻々と変化していく記憶は残らないという特徴があります。ですから私たちは、認知症が疑われる人には、年齢や今日の日付、曜日といった項目を質問して診断に利用しています。

前野 なるほど。ほかにも診断のポイントはありますか。

荒井 配偶者やお子さんなど、同居あるいは週に何度か家に出入りしている人からの情報収集、これも診断の重要な鍵になります。ですから、私はまず最初に家族の方からお話を聞くようにしています。

前野 認知症は早期診断、早期治療が大切だそうですね。

荒井 ええ。治療薬として知られる「塩酸ドネペジル」も、早期に投薬した方が効果が大きいというデータがありますから、認知症の疑いがあるときはできるだけ早く医療機関にかかっていただきたいと思います。幸いなことに、今はごく初期の段階で連れて来てくださる人が多いですね。やはり、世間の認知症に対する認知度が上がったのではないでしょうか。これは非常にうれしいことです。

認知症フォーラム  読売新聞社
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
スペシャルインタビュー
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/interview.htm
前野 認知症を引き起こす脳の病気には、アルツハイマー病と脳血管性認知症以外にも、「レビー小体型認知症」というものがあるそうですが、これはどういう病気なのでしょうか。

荒井 後頭葉や頭頂葉の周辺に血流欠損が起こる病気で、「家の中に泥棒がいる」「虫がウヨウヨしている」と言うなど、比較的早期から幻覚が強いですね。治療薬としては、私は漢方薬に注目しています。現在、「物忘れ外来」で利用していまして、特にレビー小体型の幻覚に対して効果が高いと実感しています。

前野 それは朗報ですね。ほかに、最前線の治療というとどのようなものがありますか。

荒井 日本では、認知症の周辺症状の改善を目指して、漢方薬の「抑肝散(よくかんさん)」の研究が進められています。さらに、現在アメリカで、認知症を発症させないようにする薬、つまり根本治療薬の研究が進んでいます。ただ、この薬は発症前に使わなければ意味がありません。そこで今、画像で発症前診断を行うための治験が世界数か国で進行しています。根本治療薬と発症前診断が実現したらどんなにいいことか。認知症は、発症前に治療することが世界の願いです。今後、研究は確実にその方向へ向かっていくと思います。

家族が認知症と診断されたら前野 家族が認知症かもしれないと思ったら、まずどうしたらよいでしょうか。

荒井 実は私も両親が認知症なのですが、やはり家族だと、最初は認知症だと思いたくない気持ちが先走ってしまうものです。認知症の症状に対して「これは自分を困らせるためにしているのではなく、病気がそうさせているのだ」という理解をしっかり持って、早期に医療機関へ連れて行っていただきたいと思います。

前野 認知症については、ご家族や地域の人々もしっかりと認識・理解することが大切ですね。6月から開催する「認知症フォーラム」も、その一助となるべく努めて参りたいと思います。本日はどうもありがとうございました。

認知症フォーラム  読売新聞社
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
スペシャルインタビュー
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/interview2.htm#page2
   進む治療法開発  アルツハイマー型 半数

町永 認知症はこれまで、治らない病気、認知症になったら何も分からなくなると思われていましたが、こうした認識が今大きく変わろうとしています。私たちは最新の情報を得て、認知症を正しく理解し、あきらめずにこの病気と向き合わなくてはなりません。まず、認知症とはどんな病気なのでしょうか。

小阪 脳の病気ですから、必ず脳に何らかの病変があるということが基本です。そして、記憶を中心とした精神的な障害が起こってきます。アルツハイマー型認知症というのが今一番多く、およそ半数を占めます。かつて日本で最も多かった脳血管性認知症は20%くらいです。
最近は、私が30年ほど前に見つけたレビー小体型認知症なども知られるようになりました。脳の神経細胞内に、レビー小体という物質が多数現れる病気です。これも認知症全体の20%ぐらいの頻度で起こります。

町永 アルツハイマー病では、脳にどのような変化が起こるのでしょうか。

小阪 病気が進むと、脳が縮んできます。脳の血流が低下するのも特徴で、脳の委縮が目立たない段階でも、血流低下が起きている場合もあります。

町永 症状は。

小阪 物忘れ、記憶障害、自分のいる場所や時間が分からなくなるなどの見当識の障害、あるいは判断力や理解力の障害が最初から出てきます。40歳前後で始まる若年性もありますが、圧倒的に多いのは65歳以降です。

藤田 女性に多いと言われていますが。

小阪 女性は男性よりも長寿で高齢になる人が多いことも影響しています。

町永 脳血管性認知症の症状は。

小阪 典型的な原因が脳梗塞(こうそく)ですから、体にまひが出たり、歩行しにくくなったりします。それとともに、物忘れが出る。自分で感情をコントロールできない状態になることもあります。

町永 怒りやすくなるのですか。

小阪 怒りっぽくなったり、ちょっとしたことで涙もろくなったりします。

藤田 脳血管性は男性に多いようですね。

小阪 お酒を飲んだり、たばこを吸ったりとか、生活習慣病と強く関係しますから、どうしても男性のほうが多い。

町永 レビー小体型の症状は。

小阪 認知機能の障害は、特に最初は比較的軽い。むしろ、幻視や妄想などが起きます。被害妄想とか、嫉妬(しっと)妄想といった精神症状が出やすい。最初は認知症と思われないことが多いのです。


町永俊雄
(NHKアナウンサー)町永 幻視とは、どんなものが見えるんですか。

小阪 赤い服を着た女の子がいるとか、男の人が座ってこちらを見ているとか、さまざまです。

藤田 見えない人と話をしている人もいますよね。

小阪 そういうこともあります。アルツハイマー病でも、テレビに映っている人と話をしたり、鏡に映っている自分と話をしたりということがありますが、それは病気が進行した場合です。レビー小体型では、わりと早い時期にそういう精神症状が出ます。

町永 松坂さんのお母様はアルツハイマー病ですか。

松坂 そうです。母は幻視とかはありませんでした。当初感じたのは、ちょっと気配りができなくなったとか、母の友人の葬儀の場で、ちょっと見当違いな発言が出てきたとか、そういったことでした。

町永 その時点で病気に気づかれたのですか。

松坂 おかしいとは思ったのですが、病院を受診するまでには至りませんでした。


認知症フォーラム  読売新聞社
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
「東京」フォーラムレポート
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/report_tokyo1.htm
     日常生活で小さな前兆
町永 認知症の薬は、日本ではまだアリセプト(一般名・塩酸ドネペジル)だけですが、アメリカでは複数あるんですね。

小阪 そうです。日本は遅れていて一つしか使えません。アリセプトは、認知症患者の脳内で不足するアセチルコリンという神経伝達物質を増やして、進行を抑える薬です。病気を早期に見つけて早期に服用すると、より効果を得られます。

小阪 アルツハイマー型認知症では、脳に老人斑が現れます。この老人斑をつくるのが、アミロイド・ベータたんぱく。このたんぱく質に攻撃を加えて、減らしてしまおうというのがワクチン療法です。

町永 アリセプトは進行を遅らせるけれども、ワクチン療法は進行をストップさせる、あるいは認知症を少し改善させる可能性もあるのですか。

小阪 委縮した脳は元に戻りませんが、老人斑が減るのですから、認知症の改善も多少は望めるかもしれません。

町永 このワクチンはいつごろできるのですか。

小阪 日本でも盛んに研究され、いいところまで来ています。ただ、今はチンパンジーを使った実験の段階ですから、ヒトへの応用はまだ先ということになります。早くても数年はかかると思います。

町永 最近は漢方薬も注目されていますね。

小阪 日本では、抑肝散(よくかんさん)という薬が特に注目されています。子供の夜泣きなどを抑えるのに使われてきた薬で、幻視とか妄想とか不安とか抑うつとか、認知症に伴って現れる周辺症状を抑える効果があります。

町永 認知症の症状は、早期にはどのように現れるのですか。

助川 家事で、鍋を焦がしてしまうような状態になると、ご家族もこれは大変だと気づくのですが、実はそれ以前に、おみそ汁の味が変わったとか、同じようなおかずばかり作るとか、冷蔵庫に自分の好きなものばかりがどんどんたまる、とかの変化があります。

《会場ではVTRが流れ、認知症の早期発見に取り組む広島県尾道市の例が紹介された。民生委員が高齢者宅をまわり、針が10時10分を示す時計の絵を描いてもらうなど、地域ぐるみの取り組みの模様が映し出された。》

町永 介護の現場では、認知症を予防するためにどのようなことを重視しているのでしょうか。

助川 ダンスなどで体を動かし、いろいろな活動をして、人と話すことが大事ですね。

藤田 私は伊豆で劇団をやっていますが、お芝居は脳の活性化にすごくいいんです。口をはっきり開けて、大きな声を出す。顔の表情が豊かになると、気持ちも、頭の中も表情豊かになります。自己解放して、照れずに自分を見せると自信がわいてきます。一緒の舞台で異性と活動することも、いいことですね。

助川 過度なストレスはよくないんですけれども、適度なストレスは必要なんです。出かける時にお化粧をしたりとか、自分で衣服を整えたりとか、そういう適度な緊張が非常にいいと思います。


認知症フォーラム  読売新聞社
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
「東京」フォーラムレポート
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/report_tokyo2.htm#topics
「一緒に行動」が重要に
町永 認知症の人本人は、言葉にはなかなかできなくても、いろいろな感情を持っている。そこをきちっと踏まえた介護が必要だと思いますが、家族の会にはどんな相談が寄せられていますか。

松坂 物忘れ、物を盗まれたという妄想、失禁、徘徊(はいかい)などの相談が多いですね。

町永 本人の心は生きているということは分かっていても、問題が毎日起きれば大変ですね。まず、食事をしたことを忘れるなど、物忘れにはどのように対応したらよいのでしょうか。

助川 今まで私たちは、食事をきちんと食べることが大事だと考え、繰り返し食事を求める人には「さっき食べましたよ」と一生懸命説明していました。しかしその対応は、その人のことを中心に考えていなかったことに気付きました。

町永 その後、対応を変えたのですか。

助川 はい。なぜ食べていないと訴えるのか、その理由をまず考えるようになりました。本当におなかがすいているのなら、少し補食を差し上げることもある。不安感から食べていないと訴える人には、一緒に座って差し上げるだけで、訴えは少なくなります。食事をした雰囲気は覚えているので、現在の特別養護老人ホームは、みんなで楽しく食事をすることを重視するようになっています。

町永 物をとられたという訴えには、どう対応したらいいですか。

松坂 ご本人が安心するように声かけをして、ご本人の言っていることを否定しないことが大切です。「そんなことないわよ」と言わずに、「一緒に探しましょう」という形で行動する、そういったことが大事だと思います。

町永 認知症の患者さんが、通信販売などでどんどん物を買ってしまったり、悪質商法などの被害者になってしまうことも大きな問題になっています。どうすればいいでしょうか。

助川 成年後見制度(※1)をきちんと理解して、それを利用することが大切です。各市区町村に設置された地域包括支援センターで、いろいろな手立てを教えてくれます。

町永 徘徊の悩みも深刻ですね。

助川 初期から中期の認知症の方は、見かけは普通の方と変わらず、電車やバスに乗れますから、かなり遠くまで行ってしまいます。慣れた道でも、道路工事があったりとか、大きな車が止まっていて歩けなかったりとか、そうすると違うルートに入った途端に、もう帰って来れなくなってしまうこともあります。

町永 しかし、鍵をかけて外に行かせない対応は適切とは言えませんね。

助川 認知症の方は、子供の時に暮らした家に帰りたいなど、徘徊には必ず理由があり、何らかの思いを持っています。危険だからと一方的にやめさせようとするのではなく、思いが満たされるように一緒に行動すると落ち着いていただけます。

町永 介護する側にとって、これらの周辺症状は深刻ですね。

小阪 介護する上で困るのは、ほとんどは周辺症状です。そのため、認知症という病気を知るとともに、その人をもっと知ることが重要で、それに基づいて対応を変えていかなくちゃいけない。徘徊だからこうしたらいいという、そういうものではない。

助川 周辺症状は、不適切な介護をすると、どんどん広がっていきます。一方、その方に合った介護をすると、非常に穏やかに、落ち着いてきます。ただ、何が適切で、何が適切でないかというのは、人それぞれです。その方の思いや人生についてきちんとした情報を得て、介護に役立てることがすごく大事です。

小阪 ただ、幻覚とか妄想などは、介護だけではなかなか解決しない。その場合、ある程度の薬物が必要になります。抑肝散のような漢方薬を使う手もあります。薬を適切に処方できる専門医の育成は欠かせません。

※1 〈成年後見制度〉
認知症などで判断力が低下した人の保護・支援を目的に、援助者が本人に代わって財産管理、介護サービスなどの契約を行う。家庭裁判所が後見人を選任する「法定後見制度」と、あらかじめ本人が後見人を選んでおく「任意後見制度」がある。市区町村が設置する地域包括支援センターなどで相談できる。


認知症フォーラム  読売新聞社
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
「東京」フォーラムレポート
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/report_tokyo3.htm#topics
介護で症状改善 みな安心できる社会に

町永 センター方式とはなんですか。

助川 「認知症介護研究・研修センター」が中心となって開発した、認知症の方をよりよく知るための方法です。まず、認知症の方の似顔絵を、シートの真ん中に施設の職員が描きます。写真ではなく、姿を描くことで、この方はこんなところにしわがあって、これは笑いじわだなとか、ちょっと不安そうな表情だなとか、その人の内面が見えてきます。

松坂由美子氏
(認知症の人と家族の会東京都支部相談員)町永 そして、似顔絵の周りに、ご本人の言葉やご家族の話など、聞き取りで得たいろいろな情報を記入していくのですね。

助川 はい。それぞれの情報は断片的でも、こうして一つのシートにまとめて、職員みんなで情報を共有し、検討していくと、人物像が見えてくるんですね。過去の生活や体験、1日24時間の行動や感情の変化なども大事な情報になります。

町永 その人の人生をなるべく丸ごと見ることで、その人にとって適切な介護の仕方が見えてくると考えてよろしいでしょうか。

助川 はい。その人の心に寄り添った介護をすると、認知症の人は感情は残っているので、大事にされていることが分かります。プライドも損なわれず、落ちついてくるんじゃないかと思っています。

松坂 身体介護などで疲れ切った介護者が、在宅でこれを行うのはなかなか難しいと思いますが、すばらしい方式ですね。

町永 在宅では、家族だけで悩みを抱え込まず、施設や医療の力を借りることが重要ですね。そこでようやく介護者にゆとりが生まれ、その人と向き合うことができるのかもしれませんね。

身近なテーマとあって、真剣な面持ちで講師の話に聞き入る参加者たち松坂 一人で見ていると、自分が病気になったらどうしようとか、不安ばかりが先立ちます。施設にお世話になることで、母の笑顔と私のゆとりの両方が得られた部分がありますね。

町永 医療の力を生かすことも重要ですね。

小阪 残念ながら、センター方式のように人物を多角的に見る方法は、現在の医療の中にはあまり取り入れられていません。センター方式のような情報を医師も得られるようになれば、より適切な医療行為につながると思います。

町永 認知症の介護は、家族の問題、施設の問題という二者択一ではなく、真ん中にある地域というものも十分に活用したほうがいいのかもしれませんね。

助川 はい。施設は、入ってしまって終わりという所ではありません。施設の中でよくなったら、再び地域に戻って生活する形を作っていきたいと思います。

町永 地域の人の見守りがあれば、ある程度の徘徊なら、普通の散歩として見守ることもできるわけですからね。

松坂 より多くの人に、認知症に関する理解を深めていただければ、在宅で見ている家族もやりやすい。近所の方のご理解を得られれば、介護者のストレスは減ると思います。地域の理解を深めていただきたいですね。

藤田 認知症の人が安心して暮らせる社会というのは、私たちみんなが安心して暮らせる社会ということですよね。子育てのお母さんや、小さなお子さんも生き生きと過ごせる社会になる。ぜひ、そうあって欲しいですね。

認知症フォーラム  読売新聞社
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
「東京」フォーラムレポート
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/report_tokyo4.htm#topics
ンチャさん
登録者がページを開いて1〜2分で情報の概要が分かるページにしていきたいのです。さりとて、情報の誘導を否定しているわけでありません。認知症フォーラムなどの情報は以下のような紹介にしたらと提案します。


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読売新聞社の認知症フォーラムで、認知症に関する最新のニュースがありますので紹介いたします。ぜひご覧ください。以下の情報は健康情報・資料室 
http://seishun.so-netsns.jp/?m=pc&a=page_c_home&target_c_commu_id=5
に保管してあります。

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認知症フォーラム  読売新聞社
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http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/
「東京」フォーラムリポート
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/report_tokyo1.htm
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スペシャルインタビュー
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/interview.htm
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
スペシャルインタビュー
http://www.yomiuri.co.jp/adv/nforum/interview2.htm#page2
あきらめない〜最新医療と社会の支え〜
「東京」フォーラムレポート
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