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あさって会コミュの国語の教科書に載せるなら・・・in あさって会

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まったくの浅学モノですがトピを立ててみます。

サクっと読めて、それでいて奥行きがあり、
次代を担う若者の人生観を左右する・・・
そんな短編を紹介しあいませんか?

自分は
高校の教科書に「暗い絵」と「ひかりごけ」を推したいです。(ベタですみません)

「暗い絵」:
野間宏さんは上質な短編が多いですね。(とても教科書向きな作家だと思います)
こんな時代なので「バターン白昼の戦」など戦記物でも良いと思うのですが、あえて「暗い絵」を推します。
この作品の冒頭で脳髄に稲妻を受けた方も多いと思います。自分の場合、日本語とはここまで表現できる素晴らしい言語なのか と読後数時間ボーっとした記憶があります。
発表から数十年たった今でも色あせない「暗い絵」ぜひ若い人達に読んでもらいたいですね。(っでないと、たぶん一生読まず終わる作家なので)

「ひかりごけ」:
武田泰淳さんはこの作品しか読んだことないです。(ミーハーですみません)
読みやすくて途中で戯曲なったりと、生徒を惹きつけやすいと思います。ロジック的な表現もあり高範囲の生徒をカバーする作品かと思います。

コメント(10)

おもしろいトピですね、読みたくなる。
教科書で、教師がということになると、
余程研究されつくした作品でなければ、
文学軽視の芽を蒔くことになりそうなー
読んだらおもしろい、短編で、道徳や倫理ではなく
小説でとなると。ますます読みたくなりますね。
個人的には文学の技巧やら難しいものなんて、若者から
したら「費用対効果」?の悪いナンセンスと思います。
felicidadeさんみたいな感覚がおもしろい。
はじめまして!「埴谷雄高と武田泰淳、百合子夫妻」のコミュニティ経由で参加させていただきました。武田泰淳好きの一人です。

面白そうなトピなので思わず書き込みしてしまいました。

教科書向きって、結構むずかしい条件ですよね…。悩んだ挙句、
梅崎春生の『桜島』とか、埴谷雄高の『政治をめぐる断想』はどうかなと思いました。

前者は反戦に+αで色々学べることがあると思うし、後者もゆとり教育とか受けさせるよりいいのではないかと…。いづれも高校生向けを想定しての発言ですが、やはり教科書向きではない気もしないではありません。

泰淳の『無感覚のボタン』は私もいいなと思ったのですが、時代の方が進みすぎてしまったような気がしないでもないし、『僧侶の父』も個人的には大好きな文章ですが、ラストが教科書的にはNGではないでしょうか(笑)

(はじめての書き込みで長々とすいません)
別に教科書に載せなくってもいいでしょ。
もともと文学作品は教科書で教えるものではなく、各人が読み解いていくものです。
教科書によってある読み方を解かれるのは作品にとって不幸だと私は思っています。
エラソーなこと言ってスミマセン。
インターネットであさって会の作品が実際使われているかどうか
大雑把に検索してみました。
当方が見つけたのは以下2点(共に三省堂)

http://tb.sanseido.co.jp/kokugo/kokugo/h-kokugo/textbooks/old-books/genbun.html
レイテ戦記 大岡昇平(ありまたよ!)
ひかりごけ 武田泰淳

http://tb.sanseido.co.jp/kokugo/kokugo/j-kokugo/chronicle/s41-3.html
金沢にて 堀田善衛

ビバ!三省堂!!

高校国語教科書編集委員の方のエッセイですがあさって会の作品に言及しております。
http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/kokugo_k/01_3.html

レイテ戦記の授業って・・・受けてみたいです
(どの辺を切り出しているのかなぁ)
参謀学みたいな授業だったりして(笑)
>右京さん、
貴重なUpありがとうございます。おもしろいですね。
ひとつめのものをみた個人的な感想は、漱石・鷗外ところは私の高校時代の教科書と全く同じだけど、その他は高校・大学時代に趣味で読んだり、読まされたり、流行ってたりしたものだなぁというもの。ふたつめの昭和41年の教科書と比べても、時代の流れが感じられておもしろいですね。そして、あさって会の人たちの文章をいまの時代の教科書に載せるとしたら、どういう意味があるのかと、みっつめのものを読みながら、ぼやぼや考えたりしています。

>らんぶりっくさん、
>教科書によってある読み方を解かれるのは作品にとって不幸だと私は思っています
というご意見、わかるような気がしないでもないですが、結局は教師次第かもしれませんね。というのも自分の高校時代の現代文の先生は、生徒たちにかなり自由に読解させていたので。単に運がよかったのかもしれませんが…。もし、そういう先生のほうが少ないならば、やはり教科書に教材にすることで逆に弊害が出るかもしれません。というか教材がもったいない!?

>Felicidateさん、
北杜夫と埴谷雄高って、仲良かったのですか。知りませんでした。埴谷雄高って、交友関係広そうですよね。ちなみに、わたしは、泰淳には竹内好・中国文学研究会経由で入りました。あと、あさって会という言葉より『近代文学』とか戦後派という言葉のほうをよく(といってもとても限られた空間ででしたが)耳にしていましたよ。

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