☆日本酒【秋鹿】友の会☆コミュの開栓注意！　霙もよう・純米吟醸にごり生酒

このコミュには初めて書き込みしますが、ざっと見た範囲で掲題トピが見あたらなかったので、僭越ながらトピ立てします。当方秋鹿は近所の酒屋にないので、ネットショップでまとめ買いするのが常なのですが、今回はいつもとはコンセプトの異なる掲題のものを１本だけ混ぜて買いました。値段も１升瓶で３千円（税別）といつも買っている「純米無濾過原酒生酒」と変わりません。山田錦６０％、アルコール度数１８－１９度、２００８．３．２６上槽とあるのでＢＹ１９？。家でのシャンパン的な利用ということで、クリスマスシーズンに合わせて開封となりました。

私自身は「活性日本酒」は他ブランドのものを１８０ｍｌや３００ｍｌでは何度か飲んだ経験はありますが、１升瓶は初めての体験。普通の１升瓶と同じように、コルク栓の上からスチールが巻きつけられ封をしている構造ですが、スチールの封を外している途中にコルク栓が勢い良く飛び出し、中身も２合くらいは噴き出して流れてしまいました。ネットで検索すると活性日本酒の開栓時の事故（目に当たって眼底骨折とか／実際今回も我が家の天井の照明に当たっていたら確実に割れています）が結構報告されていますが、予備知識のあった私も予想以上の爆発ぶりにかなり驚いた次第。構造的に栓のやり方をもっと工夫しないといけないのではないでしょうか（シャンパンの瓶をそのまま使うとか）。開栓後も、当日夜はフタをして数十分すると勝手にフタが飛び出す、ということが何度も繰り返されていました。

肝心の味です。まず最初は冷えた状態で１合。純粋な自然の炭酸によるシュワシュワ感の密度と爽快さは、本格シャンパン（自分の経験ではモエドシャンドンとかハイパーエドシックとかのレベルまでですが）に匹敵できるかそれ以上のもの。そして、後追いでやってくる味わいが熟成された純米無濾過生日本酒らしい自然な甘みと酸味がバランスされた旨み！　追加の１合は燗酒で試しましたが、甘みが立ち過ぎてこれだと食前酒／食中酒には向かないかも。。。と当日は思ったのですが、数日後に炭酸が抜けた状態での「にごり酒」として飲んでみると、室温でも燗酒でも「純米無濾過生原酒の一般的なバランスからすれば酸が薄い」ものの「甘み中心の旨みは一般的な水準以上」として日本酒として正攻法に評価できるものでした。今回はすでに年末に飲みきってしまったのですが、雰囲気としてはクリスマスに空けてちょっと飲んでから、正月の朝酒にしたい感じ。。。来年以降も購入のチャンスがあればぜひそうしたいものです。