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Newsweek英語版を読むコミュの"Singing For Your Sleep"

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掲題の英語句は、ニューズウイーク誌の記事のタイトルですが、コンテキスト抜きにして、その意味が分かりますか? 

分かるという人は、よほど察しのよい人でしょう。多分、英語を母国語とする人でも、「あなたの睡眠のために歌う」が何のことだか、分からないでしょう。

アル・グライブやグアンタナモに収容されているテロ容疑者たちを尋問するときに使われているとされる手口の一つとしての「睡眠剥奪」というか「眠らせないこと」という手口の合法性・有効性を取り上げた記事のタイトルであると言えば、この語句の意味は、今度は、分かりますか。

http://www.msnbc.msn.com/id/15366755/site/newsweek/

つまり、「眠らせてもらうために白状する」ということですね。この語句の中の "your" ですが、日本語の「あなたの」と同意ではありません。「あなたが当事者であるとして、そのあなたが・・・・・」ということです。英語は、こういう意味の二人称をよく使います。「他人事ではなく、自分のこととして」考えさせる言い方です。

アメリカの尋問者たちが用いているとして、人権擁護団体が問題にしている "sleep deprivation" という手段は、捕虜への待遇に関するジュネーブ協定では違法だそうですね。が、ブッシュ政権は、当該被尋問者たちは戦争捕虜ではないとして、睡眠妨害という手段を合法化しようとしてきましたが、最近ブッシュさんは、テロ容疑者を尋問する時の手段に関する新たなガイドラインにサインしたそうです。

が、それにより、実際にどこまで、拷問ともいえる睡眠妨害という手口が少なくなるかは、分からないそうです。

基本的人権の一つとしての黙秘権をもうけている国が容疑者を眠らせずに尋問するという手口を使うのは、素人としては解せません。サダム・フセインにも同じ手口を用いたのだろうか。用いなくても罪状は明白ですが。

国内では、合法的な方法で入手した証拠に基づき、正当な裁判を経なければ、死刑にできない国が、戦争ともなれば、相手国の指導者たちを裁判なしに殺せる(例えば、ピンポイント空爆で死んだ(フセインの)二人の息子たち)戦争というのは、非人間的な所業ですね。フセインも空爆で殺される機会は何度かありました。

それにしても、全く何の理由もなく、いわば面白半分に、無辜の人びとを殺傷したたオーム真理教教祖が、10年以上経っても、まだ死刑にされていないのは、素人の私にはさぱり判りません。死刑が認められているなら、他の事件は差し置いてでも、彼こそ真っ先に処罰を受けるべき人だと思うのですが。

コメント(1)

これは数ヶ月前の記事だったと思います。

このような捕虜の尋問が行われた場所としてはグアンタナモ基地が有名です。グアンタナモ基地は、100年ぐらい前にアメリカがキューバから租借した場所であり、主権がアメリカにあるのかキューバにあるのかあいまいなままです。したがって、アメリカの法律がそのまま適用できるわけではなく、"sleep deprivation"という合法と非合法のグレーゾーンにある手段を用いるにはうってつけの場所だった・・・という話があったと思います。また、軍事基地は外部の目に付きにくいというのも重要な理由でしょう。

Bush大統領が署名した尋問のガイドラインは、次期大統領選の有力候補であるJohn McCain共和党上院議員が熱心に取り組んでいました。共和党に所属している以上はBush政権を公然と批判するわけにも行かず、かといって評判の悪いイラク駐留を積極的に支持するわけにもいかないMcCainとしては、このような問題でポイントを稼いでおきたいという思惑があるのだと思います。

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