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映画と海外ドラマが大好き BSfanコミュのカンヌ映画祭

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今年もムービープラス(スカパー!やケーブルテレビで視聴できます)で開会式と授賞式の模様が生中継されます。司会は中井美穂、ゲストに別所哲也。オープニング作品として世界に先駆けて上映(全世界同時公開は5月20日)される『ダ・ヴィンチ・コード』に注目が集まります。日本にいながらにして、世界的に活躍する映画人たちの会見やインタビューをふんだんに盛り込んだ映像を見ることができは、華やかなカンヌ映画祭の雰囲気を味わえると大好評。5月21日から31日まで、毎日お届けします。ムービープラスの「カンヌ映画祭スペシャル2006」のページはこちら → http://www.movieplus.jp/special/cannes2006/

以下は、ムービープラスのホームページから。

開会式の放送は5月17日(水)深夜1:30から。審査委員長ウォン・カーウァイ監督や、オープニング上映される『ダ・ヴィンチ・コード』の出演者トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノなどが登場するレッドカーペットと、開会式が生中継されます。日本のスタジオからは中井美穂と別所哲也がコンペティション部門出品作品を紹介。

授賞式の放送は5月28日(日)深夜1:30から。11日間にわたって開催される映画祭のクライマックス。注目のコンペティション部門最高賞、パルムドールを手にするのは、一体どの作品でしょう。授賞式会場へ向かうセレブたちの“レッドカーペット”も必見。


【カンヌ映画祭】

ヴェネチア映画祭を見たフィリップ・エルランジェとルネ・ランジュは、政治的圧力や商業性のない文化的で自由な映画祭をつくろうという発想のもと、フランス政府などに援助を求め、映画祭を開催することになりました。開催候補地としては、カンヌ、ビアリッツ、ヴィシー、アルジェというフランスの保養地が挙げられ、最終的には世界に広く認知されているコート・ダジュールのカンヌに決まりました。

しかし第1回の開催予定日であった1939年9月1日に、ちょうど第二次世界大戦が勃発し、延期。結局7年を経て、戦後の1946年9月20日〜10月5日にカジノだった場所を上映会場にして100本以上の映画を上映し、やっと第1回カンヌ映画祭が開催されました。戦後の混乱の中、物資も不足し、開催時期が悪いとの批判もありましたが、この時期に開催したことで逆にフランスの文化に対する意識の高さが評価されました。

現在は、ベネチア国際映画祭やベルリン国際映画祭とともに世界三大映画祭と称され、映画人から最も愛される映画祭のひとつです。

映画祭のメインといえるコンペティション部門は、応募作品の中から映画祭事務局が選定したものが上映されます。最高賞は「パルム・ドール」と呼ばれ、次点にあたる審査員特別賞(グランプリ)、最優秀監督賞、同男優賞、同女優賞などを、毎年異なる審査員が選定します。

コンペティション部門以外にも特別招待作品や、「ある視点」(コンペに選ばれなかった特色ある作品を上映)「シネフォンダシオン」(学生作品が対象)といった部門があります。また非公式の組織が運営する「監督週間」「批評家週間」の企画もあります。

コメント(5)

今年のコンペティション部門18作品のうち、ほとんどがヨーロッパ映画に偏っているんですよね。極東(この場合アジアというのは不適当。ヨーロッパではインド・パキスタン周辺をアジアと呼び、中国・日本は極東と区別している)は中国の1作とは。

個人的に期待しているのは、トルコのゲイラン監督の四作目とイタリアのソレンティーノ監督の3作目です。ソレンティーノ監督の前作、Consequences of Loveはなかなかの秀作で、なぜいまだに日本未公開なのか理解できません。おととしゲイラン監督の短編を含む全作を観て以来ファンになりました。イランのキアロスタミ監督に通じる部分があり、日本ではデビュー作が東京映画祭上映、三作目『冬の街』が限定公開されているだけですが、もっと注目されるべき存在です。意外なのは、常連デイヴィッド・リンチの新作が含まれていないんですよね。

カンヌのレッドカーペットは商業的な一面を象徴していますが、コンペティション部門は作品のクォリティを重視しているので、これからもこの姿勢は守りつづけてほしいです。
『オールドボーイ』がグランプリを受賞した時、パルムドールは『華氏911』だったかと思います。その時に比べると、えらく分からない(たるべえの知識がないだけですが)作品が多いように感じます。
年によって(審査員によって?)選ばれる or エントリーされる作品の傾向が変わってくるということはあるのでしょうか?
カンヌ、ベルリン、ヴェネチア映画祭の上映作品は審査員が選ぶわけではありません。映画祭運営事務局の作品選考委員たちが選びます。

例えば、マイク・リー監督の『ヴェラ・ドレイク』はカンヌに応募したが選ばれず、それならと応募したヴェネチアで見事金獅子賞に輝きました。

ロンドン、エジンバラ、トロント映画祭は上記三大映画祭、その他の映画祭をまわった選考委員が上映作品を選ぶようです。
ですから、年によって上映される作品の傾向が全く異なります。三大映画祭は、世界の映画情勢を作品の質と、商業的観点から分析する上で重要なデータ・情報を提供しているというわけです。

カンヌに関しては、去年から今年の初めに製作された映画の中で、極東からは選考委員のおめがねにかなった、めぼしい作品がなかったということでしょう。カンヌのコンペティション部門は、映画史に残る画期的な作品かどうかがひとつの基準になっているようです。

ちなみに、英国では90年代半ばから年に一度フランス映画祭が開催されているのですが、今年からルノーがスポンサーになり華々しくなったにもかかわらず、上映された作品はパッとしませんでした。映画は製作者の置かれた社会情勢、個人的な体験やいろいろな要素が影響するだけに、当たりはずれがあるのはしかたないですね。
> 年によって上映される作品の傾向が全く異なります。

 全然知りませんでした。すみません・・・。さっそくですが、結果が発表になったので、以下に転載します。


【第59回カンヌ国際映画祭】パルム・ドール発表! アルモドバル監督またも受賞を逃す

 仏で開催されていたカンヌ国際映画祭が28日、閉幕式を迎え、コンペティション部門の発表が行われた。最高賞にあたるパルム・ドールにはケン・ローチ監督の英国映画『ザ・ウインド・ザット・シェークス・ザ・バーレー』(原題)が受賞。ローチ監督にとっては、初のパルム獲得となる。(その他の結果は以下の通り)。

 直後に審査員による選考結果会見が行われ、その中で審査委員長のウォン・カーウァイ監督が「私たちは毎日、何時間もかけて議論を重ねてきた。コンペに選ばれた作品の質は高かったが、与えられる賞には限りがあったのが残念」と語り、特に中国映画『Summer Palace』(原題)のロウ・イエ監督とイタリア映画『ザ・ファミリー・フレンド』(原題)のパオロ・ソレンティーノ監督の作品に賞を与えられなかったことを惜しんだ。

 また、最優秀男優賞と女優賞は共に異例のアンサンブルキャストに与えたことについて「『ヴォルベール』(原題)は家族の物語。同様に『デイズ・オブ・グローリー』(原題)も仏軍に従事し、共に闘ったアルジェリア人5人の物語。共に誰か1人ではなく、チームによって導き出された演技だと思う」(カーウァイ監督)と説明した。

 下馬評の高かったペドロ・アルモドバル監督は、脚本賞と最優秀女優賞に。受賞結果の感想を求められたアルモドバル監督は「『オール・アバウト・マイ・マザー』の時も“パルム確実”と書き立てられたのに取れなかったからね。でも映画にとって最も重要なのは脚本だ。だから私はこの賞を誇りに思う。同時にスペインに素晴らしい女優たちがいることを証明出来たことがうれしい」と、誇らしげに賞状を掲げた。(FLiX) - 5月29日12時47分更新

【パルム・ドール】
英国映画『ザ・ウインド・ザット・シェークス・ザ・バーレー』(原題)ケン・ローチ監督
【グランプリ】
仏映画『フランダース』(原題)ブリュノ・デュモン監督
【最優秀脚本賞】
ペドロ・アルモドバル『ヴォルベール』(原題)
【最優秀男優賞】
仏映画『デイズ・オブ・グリーリー』(原題)のサミー・ナセリら5人
【最優秀女優賞】
『ヴォルベール』(原題)のペネロペ・クルスら6人
【審査員賞】
英国映画『レッド・ロード』(原題)アンドレア・アーノルド監督
【技術貢献賞】
『バベル』(原題)の編集ステフェン・ミリオーネ
ケン・ローチ監督のThe Wind That Shakes The BarleyのBarleyはバーリーと発音します(キーラ・ナイトレイもナイトリーが正しい)。どこの誰がLEYをレーと表記・発音することに決めたのか教えて欲しいです。

余談になりましたが、パルム・ドール受賞作は英国で6月23日公開なので楽しみです。

BBCニュースはグランプリの「フランダース」を無視していて腹がたちます。個人的にブルーノ・デュモン監督に注目しているので、近いうちに本作が英国で上映される際、是非監督の公開インタビューを行って欲しいです(去年ドタキャンでがっかりさせられたので)。日本では前作「29Palms」が公開されておらず、内容がまたしても過激と聞いているので、映倫で引っかかりそうですが。
ミヒャエル・ハネケ、メキシコのカルロス・レイガダスとデュモンが同時期に活躍し、評価されているのは偶然ではないと思います。レイガダスのインタビューを聞く機会がありましたが、頭脳明晰で本当に凄い人でした。彼の二作(「ヤポン」「バトル・イン・ヘブン」)の日本公開が待たれます。

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