道家(タオイズム)コミュのいまさらながら、差異化を図ってみよう。

どうも、管理人です。
まあ、寡黙こそ、タオイストの本分なので、黙ったまんまもまた良いのですが、
どうにも、最近、僕はその戒律を守れていないもんで。
いまさらながら、このコミュの主旨を御説明いたしますｗ
（ホントにいまさらｗ）
このコミュが『道教―老荘―無の思想』コミュとどう違うかというと、
僕はまず、タオイズムのテクストからコンテクスト（背景という意味で）を
スコーンと抜きさった形で解釈を展開していきたいと考えています。
つまり、歴史もシナロジー（でいいのかな？）もそれらから出てくる神秘趣味も排して、
テクストのみを解釈する。そうして、今日のタオイズムを構築していきたい。
それが、僕のこのコミュでの主旨です。
ちょっと、俗っぽく言うと、僕は西洋現代思想かぶれですから、
タオイズムに触れるとき、現代の僕らに潜むエスノセントリズム（自文化中心主義）が好かないわけです。
僕らが、タオイズムのテクストを読むとき、
そこには古代中国へのエキゾティックな偏見があるわけです。
それを持ったまま、テクストを読んでいくのは
タオイズムが現代に通用しないままなのではないかと。
タオイズムを現代に通用するものにしたいわけです。
いや、後づけじゃなく、作った当初からあった構想ではあるのですがｗホントにｗ
とまあ、後追いの『老荘思想』コミュ（これとの差異が分からないので、実はちょっとムカついてましたｗ）を追い越し返した記念に理屈をこねてみました。

コメント(2)

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[2] mixiユーザー 01月15日 00:36

遠くの物を人に教える時、あれが月だよと指差して教えると思う。
現場に居れば、間違いなく月を認識できるのでしょうが、時空を超えてこの作業をしたときにはどうだろう。
高らかに上げた指を月だと思い込むような事が多いのではないだろうか。

老荘の書いたテクストは、道の在りかを指し示す道標に過ぎません。
月を差す指の、指紋や爪の形を論じる事が無意味なように、テクストにこだわりすぎるのも本末転倒に思います。

馬王堆墳墓から出土した帛書により、道経徳経の順序が逆だったと判ったなどの成果もありますが、程々にして、道の実践に力を入れた方が実り多い気がします。

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