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労働組合運動・労働問題関連コミュの左翼組織における労働者とインテリの関係。

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左翼組織における労働者とインテリの関係。

すべての日本の左翼組織には労働者と元学生活動家のインテリ職業革命家の対立がある。

この問題は最も重要な問題である。

インテリ職業革命家は「官僚」と呼ばれてきた。

産別会議の時の日共は各単産にフラクションを作り、スターリンの教えに従って労働組合を「電動ベルト」として支配した。

しかし、六全協以降は産別組織は作らず地域別組織だけにしてきた。

中核派も地域別組織である。

なぜ、彼等は、産別委員会の存在を認めないのか。

労働者が産業別に団結し官僚に逆らうのを防ぐためである。

日共系派閥で国労の革同が唯一の産業別組織である。

しかし、革同は日共が作ったものではなく、労働者農民党の支持者が作ったものである。

革同に日共が加入戦術を実施して「日共系派閥」としたのである。

しかし、革同には日共に入党しない無党派革同も多く、日共党員の革同も官僚に反抗的であった。

マル生粉砕闘争の時、日共は「鉄労も同じ労働者だから鉄労との共闘しろ」という命令を下した。

しかし、国労革同は、革マル派の「マル生粉砕、鉄労解体」路線に従って、動労の革マル派と共闘した。

1980年頃の動労主催の「右翼的再編粉砕集会」にも国労の革同は積極的に参加した。

しかし、1980年代、革同は日共に純化していった。

無党派革同の減少、党中央盲従派の急増である。

革マル派は職業革命家の党ではなく「革命的労働者の党」であるべきだという路線を打ち出し、産別委員会を重視し、現在の議長・植田琢磨は中学卒の機械工である。

官僚が労働者に火炎ビン闘争をやらせ、動労千葉地本を除く、ほとんどの労働者組織を破壊したのが中核派である。

千葉動労の中野洋と官僚との間には対立が続く事になる。

千葉動労を除く中核派の組織が壊滅状態に陥る中で中野は事実上の「前衛党不要論」を打ち出し、大量の党員を除名し、中核派の歴史を書いた本から「街頭武装闘争」と「内ゲバ」に関する記述を完全に削除した。

「中核派は暴力など、ふるった事がない」と宣伝した。

労働者と官僚・学生が完全に別行動というのがアナルコ・サンディカリストの解放派であった。

労働者は街頭武装闘争にも「内ゲバ」にも参加せず、官僚派に襲撃され重傷を負い、1970年代には解放派である事をやめた。

国労高崎地本の幹部が解放派である事をやめたのも1970年代である。

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