インド料理LOVEコミュのニハリの旅　デリー

デリーは遊学中のほとんどを過ごした街で有る。
思い返しても、今は苦しく寂しい思い出ばかりが頭をよぎって行く。
楽しい思い出は１年を過ぎた頃だろうか。
デリーに４年振り、そのデリーでも重い空気の流れるオールドデリーに泊まるとは。
ニハリなんと意地悪な奴なんだ。
1軒目、迷路を地図を頼りに進み続け見つけた店は、荒屋。
このニハリ何者なのか。
ニハリとパンしか置いていない店がほとんど、他のカレー一切無い。
経営的には、仕込み簡単ロスも無く理想的なのだ。
チャイをのみながら2軒目。
誰もが知る「カリム　ホテル」へ。
もう何回目の訪問なのか？
安定の味。
その近くに有る店のバターチキンが曲者で有る。
何と表現すればいいのか。
塩味の焼き鳥に、チャットマサラと大量のバター、ヨーグルトとクリームをまぶした一品。
美味しい。
なぜオールドデリーにビールが無いのかが恨めしい。
デリーから山登さん竹林さんと言うカレー職人が合流している。
そこでチャットマサラ談義まで始まる始末。
当然で有る、みんな美味しい物を作りたいのだ。
このバターチキン極めてやる。
名古屋のお仲間さん泣くなよ。
そして夜、やはり山登さんお勧めニハリ店。
一日1時間で売り切れてしまう繁盛店なのだ。
やはり店も周りも決して綺麗とは言えない。
むしろこんな汚い所でよく商売をと言いたくなる。
5時オープン
もう凄い人集り。
果たして買えるのか？
揉みくちゃにされながらシャンカールがゲット、あんたは偉い。
味もさる事ながら安いのもこの繁盛の理由なのだろう。
山登さん巧みなヒンディ語で明日仕込みを見せてもらえる様に頼んんでくれた。
なんと素晴らしい。
「5時に始まると言っていますけど、そんな時は6時ですね。」
これもまたインド通の山登さん流石だ。
明日の朝どんな夢が見られるのか。