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戦国宝物殿コミュの細川井戸

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<概要>
朝鮮王朝時代(15〜16世紀)の井戸茶碗。天下三井戸の一つ。細川忠興が所有していたためこの名が付いた。轆轤目の回ったゆるやかな碗の姿と枇杷色の釉薬、また高台に細かく入った梅花皮(かいらぎ)が特色。畠山記念館蔵。

<所有>
細川忠興→伊達家→冬木喜平次→松平不昧

<遍歴>
 細川忠興所有として名高い細川井戸だが、落語にも「井戸の茶碗」という演目がある。
 くず屋の清兵衛、人呼んで正直清兵衛が貧乏浪人の千代田卜斎から、売ってくれと仏像を託された。細川家の屋敷で呼び止められ、家来の高木佐久左衛門が買い上げた。高木が仏像を洗っていると底の紙がはがれ、中から五十両の金が。高木は「仏像は買ったが五十両は買った覚えはない」と清兵衛に渡すが、卜斎は「売った仏像から何が出ようと自分の物ではない」。清兵衛は高木と卜斎の間を行き来し、卜斎が汚れた古い茶碗と引き換えに金を受け取ることで手を打つ。この話を聞いた細川の殿様に高木が茶碗を見せると、これが名器「井戸の茶碗」だと判明、殿様が三百両で買い上げることになった。

 この井戸が細川井戸を指すかどうかは不明であるが、落語の題材となるくらいに「細川家の井戸茶碗」は有名であった。その後仙台の伊達家から豪商冬木喜平次を経て、出雲藩主で茶人の松平不昧に伝わった。

落語・井戸の茶碗
http://www.nishinippon.co.jp/news/museum/collections/050823.html

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