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瀬戸口廉也コミュの質問:瀬戸口さんに似た傾向の作家は?

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トピ立て失礼します。はじめまして。

瀬戸口さんの作品の特徴は、技巧などにとらわれず、
納得させられるような現実的で多層的な登場人物により、
幸福や喪失物に対する葛藤劇を正々堂々と展開すること。
または豊かで綿密な背景情報によるキャラ形成。
及び、丁寧な心理描写、直感的で素直な生への感慨、
精神的な鬱屈への深い理解、妥協しない幸福観の希求……
などなどにあると思うのですが、そういった傾向の現代の日本人作家はいますか?

瀬戸口さんがドストエフスキーなどのロシア文学をリスペクトしていることは、
作品内の描写やテーマでありありと分かるのですが、
その時代だけでなく、より現代的で身近な文脈で読めればと思います。
もちろん、古典の作家であっても似た傾向ならば挙げてもらえれば嬉しいです。
作家に限らず、ある作家のとある作品と挙げてくださっても歓迎します。
ノベルゲームでも構いませんが、できるだけ小説を挙げて欲しいです。
自信がなくても、議論の種となるので、活発に書き込んでくれて構いません。

私自身は読書経験が浅いので自信がありませんが、強いて挙げるならば、
村山由佳さんの一部の作品群(「星々の舟」「翼」など)が近い気がします。

ライトノベルや回帰的な感動系作品など気軽に親しむことを目的とした作品や、
ミステリや伝奇などの技巧や叙述トリックがピックアップされやすい中で、
瀬戸口さんのような地味な真剣勝負をいつもしている作家を募集中です。

みなさんの意見を聞かせてください。

コメント(15)

どこまで類似が見出せるかわかりませんが、
「氷の海のガレオン/オルタ」はどうでしょうか。
文庫版が出ているので安いです。

あとは、アゴタ・クリストフの
「悪童日記」「二人の証拠」「第三の嘘」がおすすめです。
3巻ありますが、これも文庫ですからサイフは痛みません。

まあ、小説に限らず芸術作品に対して「似ている」というのは
中々難しいところですが、ご提示された条件(?)には沿うと思います。

内容の紹介なんかはAmazonあたりを参考にしてください。
タイトルで検索すればすぐ出ます。
よくとある場所で上がってるのは、
「蝿の王」と「罪と罰」
前者はSWANSONGのようなのらしく、後者はキラ☆キラのきらり√2の前に読むべきとか何とか・・・・
私も読書経験はラノベくらしかないので、お役に立てず申し訳ありません。

このトピで上がる作品読んでみようと思います。
ずいぶん前に読んだので印象だけの比較で恐縮ですが、大江健三郎「死者の奢り・飼育」を挙げます。他作は読んでいないので何とも言えません。
キャラの立った人物はおそらくいなかったはずで、幸福が主題でもなく、文章もあまり平易でなかったと思いますが、分析的で鬱屈していて、瀬戸口さんに似た濃厚さが少しあった気がします。
PSYCHE (プシュケ) (SQUARE ENIX NOVELS)

作者: 唐辺葉介, 冬目景
出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
発売日: 2008/07/26
メディア: 単行本(ソフトカバー)

2chで瀬戸口さんではないかと話題になってますね。
榎津まおさんのHPでも知り合いが書いたとあるので瀬戸口さんかもしれないです。
PSYCHE読んでみました。
非常に瀬戸口さんの持つ雰囲気に酷似されている作品ですね。
冒頭の書き出し方なんかはキラ☆キラに似ているとも言い難いですね

あとがきも無く作者のプロフィールもまったくないので
実際にこれが瀬戸口さんだと言い切れる要素がないのですが、瀬戸口ファンにはとにかくお勧めの一冊には変わりないと思いますb
PSYCHE読みましたが、瀬戸口さんだなと殆ど確信してしまうぐらい瀬戸口でした。
雰囲気は元より、作品のモチーフが今までの作品に出てきたものが多く登場していたので。

内容は・・・今までの作品以上に救いがない展開ですね。
これまでの作品にあった希望とかを進んで捨ててる感じすらします。

何にせよ、瀬戸口作品に関心を持った人はぜひ読むべきです。
>>式さん
唐辺さんの作品なら、ガンガンONLINEで「犬憑きさん」という作品が連載されてます。今現在、2話目まで公開されてます。

http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/novel/inutsuki/index.html

PSYCHEとはまた違った趣ながら、人間の暗部を抉るように描写する点はやっぱり瀬戸なんとかさん好きにオススメできると思います。

ところで、プシュケは、やっぱりどうあれプシュケなんだと思います。
藍子の名前の由来が「アイ」である以上、どうしても「愛は見えない」ということを意識せざるをえないというか。詳しいあたりは書きませんが、ギリシャ神話のプシュケのくだりと照らし合わせると、
>>ギリシャ神話をイメージしているため?
というのは、間違いなく意識していると思います、と答えるところです。

>>主人公が絵を描いている時の葛藤に、すごく共感出来ます。
ぼくも美術部のはしくれでした。なので、同感というか、「分かる分かる」というか、そんな感じです。ですよね、というか。
プシュケはタイトルの付け方が上手いと思いました。
読み進めるごとに感心させられました。

絵は描かないので共感とかはありませんでしたが、もどかしさみたいのはヒシヒシ伝わってきました。

やはり瀬戸口さんと通じるものがありますね。
 私はCARNIVALゲーム版小説版、PSYCHEくらいしか通過していないのですが、

 これはご本人も日記に書かれていたのですが、ドストエフスキー「地下室の手記」

 あとは常々私的に感じていることなのですが、
 スコセッシ監督デ・ニーロ主演の「タクシードライバー」

 日本語のロックであれば
 THE BACK HORN(特に初期)
 pigstarの一部
 サンボマスターの一部

 日本語ラップで
 8th wonder

 あたりが自意識過剰な自分、イカれた世界(周囲の状況)、虐め、みたいな事をテーマにしていて、私としては瀬戸口さんと似た印象を受けています。
 小説はもちろんのこと、映画でも歌でも、探せば結構ある気がします。

 本当はもっと挙げたいのですが、今は疲れているのでこの辺で。

 それでは。
 ああ、ごめんなさい。
 良く読んでいなかった。ドストエフスキーは既出の上に、私、いわゆる小説はそれしか挙げていませんね。
 上記の音楽作品の歌詞やリリックも充分に文学的だと思うのですが、

 では、そうだな、「タクシードライバー」のネタ本、アーサー・ブレマー「暗殺者の日記」あたりでご勘弁ください。
 その「暗殺者の日記」をネタに「タクシードライバー」を書いたポール・シュレイダーも結構アレ(笑)な人なので、その辺りを漁れば色々みつかると思います。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/ポール・シュレイダー

 ではまた。
メジャーなので読破されてるかも知れませんが江戸川乱歩、夢野久作なんか如何でしょう?幸福感という依りかわモヤモヤ感の残る結末が多いかも知れませぬが。

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