ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

芸術の日本 美術・評論を中心にコミュの動物画の名手たち

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
千葉市美術館で「秋暉の孔雀」と呼ばれる岡本秋暉展を堪能しました。
江戸時代の動物画では、「若冲の鶏」伊藤若冲、「光起の鶉」土佐光起、 「狙仙の猿」森狙仙 が通り名でよばれる名手です。

土佐光起は、江戸時代の土佐派を代表する絵師で、「土佐派中興の祖」といわれる。朝廷ね絵所預職に85年振りに復帰した。「光起が描いた鶉の絵に猫が飛びかかった」という伝承がある。
森狙仙は、江戸時代後期の絵師で、狩野派、円山応挙の影響を受けながら独自の画風を追求し、森派の祖となった。


鶉(うずら)は、現代の日本では中華料理のうずらの卵ぐらいしか連想しないが、平安時代から肉も鶏と同じように食用とされてきた。中国絵画では鶉図は古くから一般的だった。また、江戸時代、武士の間で鶉の鳴き声を競う遊びが流行したそうです。ちなみに、先日見たメイ・ディセンバーでは、ジュリアン・ムーアが野生の鶉(ヨーロッパ鶉)を鉄砲で狩り、ローストにしていました。日本の鶉は昔の方がより身近な存在だったようです。


写真は、左から岡本秋暉「白梅孔雀図」安政3年(1856)、伊藤若冲「群鶏図」(江戸時代1757〜1766)、森狙仙「秋山遊猿図」江戸時代19世紀、土佐光起(光成)「秋郊鳴鶉図」江戸時代17世紀

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

芸術の日本 美術・評論を中心に 更新情報

芸術の日本 美術・評論を中心にのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング