血の気引きました←
！！
だからなんだ。貴族の寿命は、男性50歳女性40歳。出産が早死の理由。
（各話別トピ）第二十八話「一帝二后」2024年7月21日放映分 の感想などお願いします。
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※ルールはこれまでと同じ。ネタバレ投稿禁止（ネタバレ基準は多数派であるNHK総合の初回放映。例→NHK総合で20時12分の放映内容感想を20時10分に投稿しちゃダメ。20時03分の放映感想を20時03分に投稿するのはオッケー）。
※こちらはネタバレ禁止の感想トピックですので（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
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コメント(115)
いつにもまして、ピリピリする展開。
「一帝二后」を一条帝にねじ込むんだけど、女院様も先日の「朕は母君のあやつり人形」発言を気にしている。
その一条帝は彰子を訪れて「仰せのままに」という彰子も「あやつり人形」の境遇であることを理解する。
行成渾身の説得、時々かかる不穏場面の音楽で緊迫感が増します。帝も後ろ盾がないから、道長との関係安定化のためにも受け入れるしかないんだね。
やはり「一帝二后」を受け入れる定子。定子も父道隆の思惑で入内させられた「あやつり人形」でありました。この場面での定子述懐は泣けますね。
食の進まない妊娠中定子に少納言が勧めた、麦のお菓子なんだか美味しそう、これは今には伝わっでいないもの？
二人が「いつもいつも」と笑いあう場面は美しくも切ないばかり。
生死を危ぶまれたけど、まひろの幻影をみて、現世に呼び戻された道長。高松殿（明子邸）にお見舞に来た倫子も強力でしたね。明子とバチバチ。「まひろ」とうわ言いったのは明子には聞かれてた？
少納言や帝を残し、世を去った定子。少納言もつらいなぁ。伊周は自分の怨念を勝手に投影して道長攻撃、不穏な感じ。
明子邸では子どもたちが唱和、まひろ宅では歌い聞かせで同じ漢文古典「蒙求」が流れます、なんとなく微笑ましい。
「一帝二后」を一条帝にねじ込むんだけど、女院様も先日の「朕は母君のあやつり人形」発言を気にしている。
その一条帝は彰子を訪れて「仰せのままに」という彰子も「あやつり人形」の境遇であることを理解する。
行成渾身の説得、時々かかる不穏場面の音楽で緊迫感が増します。帝も後ろ盾がないから、道長との関係安定化のためにも受け入れるしかないんだね。
やはり「一帝二后」を受け入れる定子。定子も父道隆の思惑で入内させられた「あやつり人形」でありました。この場面での定子述懐は泣けますね。
食の進まない妊娠中定子に少納言が勧めた、麦のお菓子なんだか美味しそう、これは今には伝わっでいないもの？
二人が「いつもいつも」と笑いあう場面は美しくも切ないばかり。
生死を危ぶまれたけど、まひろの幻影をみて、現世に呼び戻された道長。高松殿（明子邸）にお見舞に来た倫子も強力でしたね。明子とバチバチ。「まひろ」とうわ言いったのは明子には聞かれてた？
少納言や帝を残し、世を去った定子。少納言もつらいなぁ。伊周は自分の怨念を勝手に投影して道長攻撃、不穏な感じ。
明子邸では子どもたちが唱和、まひろ宅では歌い聞かせで同じ漢文古典「蒙求」が流れます、なんとなく微笑ましい。
道長の「一帝二后」作戦の回でした。
行成が説くように「出家した定子では中宮の神事ができない」のは問題だし、
といって、后は定子一人という帝の意志が変わらなければ、どうにもなりません。
しかし、それが近年の災厄の原因ならば、帝も「一帝二后」をむげに否定できません。
この間、帝が彰子に笛を聞かせ、中宮になりたいかと尋ねたのも上手い作劇で、
「笛は聴くもので見るものでない」からは、
彰子が深く考えるゆえに言葉が出ないことが見えます。
ならば「おおせのままに」の連続も、愚かさゆえではないのでしょう。
「少しかわいそう」
帝の心が動きました。
「一帝二后」を決意した帝の背中を押したのが最愛の定子というのも上手く、
定子の聡明さと政治的センスをうかがい知ることができます。
このあたりも、ドラマの軸としてまひろとききょうを対比する中で、
道長と定子を絶対善として描きぬくという強い意志の表れが見えました。
なんとか彰子中宮を実現したものの、心労からか道長が倒れます。
行成の前で予兆があり、明子の屋敷で寝込み、
まひろの念が目覚めさせたというのも、道長の内心の何かを表しているようです。
一家総出で出迎える倫子の気持ちもわかりますが、かえって息苦しさも感じます。
というあたりで十分に満腹だったのに、
ドラマは定子の最期、というよりも定子と清少納言との別れを描きます。
麦の青ざしと「君ぞしりける」の歌、つい唱和する「いつもいつも」の記憶、
枕草子の一場面を原作として、なんとも美しく切ない場面を２.5次元化してくれました。
定子の覚悟は、秘かに遺されていた歌からも感じることができます。
無事だったときにはこっそり回収するのかもしれませんが、
それでも出産は死と背中合わせの大きな仕事でありました。
そして、聖なる存在ゆえに死から遠ざけられた帝にとって、
あの歌は定子の唯一の手掛かりとなったのでしょう。
というわけで、今回の秀逸は、
愛していたつもりの帝の「好きなもの」に心当たりのない詮子の支配的な子育てでも、
「父が死に、母が死に」と述懐する定子で思い出した(伊周からみれば)「妹よ」でも、
実資の説明セリフに強烈な説得力となごみを発生させる道綱の「だよね」でも、
何も言わずに「子ができた」と報告する宣孝の大人の交渉術でも、
「あれ、宣孝は長期出張中だったはずじゃないか」と気づく道長の心当たりでも、
オープニングの「光る君へ」のタイトルに重なるまひろの表情が、
「え、道長の子を妊娠したの？ やべぇ」に見えたことでも、
疫病の時に道長が徹夜でまひろに呼びかけた「逝くな」に呼応するような、
危篤と聞いたまひろから発せられた「逝かないで」返しでもなく、
確実に明子には「まひろ」と聞こえていたことを思うと、
「これが倫子の前だったら」と恐ろしくなる、という色恋沙汰で回っていく平安の歴史。
行成が説くように「出家した定子では中宮の神事ができない」のは問題だし、
といって、后は定子一人という帝の意志が変わらなければ、どうにもなりません。
しかし、それが近年の災厄の原因ならば、帝も「一帝二后」をむげに否定できません。
この間、帝が彰子に笛を聞かせ、中宮になりたいかと尋ねたのも上手い作劇で、
「笛は聴くもので見るものでない」からは、
彰子が深く考えるゆえに言葉が出ないことが見えます。
ならば「おおせのままに」の連続も、愚かさゆえではないのでしょう。
「少しかわいそう」
帝の心が動きました。
「一帝二后」を決意した帝の背中を押したのが最愛の定子というのも上手く、
定子の聡明さと政治的センスをうかがい知ることができます。
このあたりも、ドラマの軸としてまひろとききょうを対比する中で、
道長と定子を絶対善として描きぬくという強い意志の表れが見えました。
なんとか彰子中宮を実現したものの、心労からか道長が倒れます。
行成の前で予兆があり、明子の屋敷で寝込み、
まひろの念が目覚めさせたというのも、道長の内心の何かを表しているようです。
一家総出で出迎える倫子の気持ちもわかりますが、かえって息苦しさも感じます。
というあたりで十分に満腹だったのに、
ドラマは定子の最期、というよりも定子と清少納言との別れを描きます。
麦の青ざしと「君ぞしりける」の歌、つい唱和する「いつもいつも」の記憶、
枕草子の一場面を原作として、なんとも美しく切ない場面を２.5次元化してくれました。
定子の覚悟は、秘かに遺されていた歌からも感じることができます。
無事だったときにはこっそり回収するのかもしれませんが、
それでも出産は死と背中合わせの大きな仕事でありました。
そして、聖なる存在ゆえに死から遠ざけられた帝にとって、
あの歌は定子の唯一の手掛かりとなったのでしょう。
というわけで、今回の秀逸は、
愛していたつもりの帝の「好きなもの」に心当たりのない詮子の支配的な子育てでも、
「父が死に、母が死に」と述懐する定子で思い出した(伊周からみれば)「妹よ」でも、
実資の説明セリフに強烈な説得力となごみを発生させる道綱の「だよね」でも、
何も言わずに「子ができた」と報告する宣孝の大人の交渉術でも、
「あれ、宣孝は長期出張中だったはずじゃないか」と気づく道長の心当たりでも、
オープニングの「光る君へ」のタイトルに重なるまひろの表情が、
「え、道長の子を妊娠したの？ やべぇ」に見えたことでも、
疫病の時に道長が徹夜でまひろに呼びかけた「逝くな」に呼応するような、
危篤と聞いたまひろから発せられた「逝かないで」返しでもなく、
確実に明子には「まひろ」と聞こえていたことを思うと、
「これが倫子の前だったら」と恐ろしくなる、という色恋沙汰で回っていく平安の歴史。
次回予告メモ。
第二十九回
「母として」
詮子）お前は もう 父上を超えているのよ…。
まひろ）私の気持ちなぞ どうでもよろしいのに。
百舌彦）ご指南役ということですな！
一条帝）敦康を 中宮 彰子に託そう。
（呪詛する声）
道長）人質として…。
これを
宮中にお広めいただきたく存じます。
物語… でございますか…。
まひろ）できるかどうか分からないけど。
宣孝）ぶるぶる ぶるぶる ウ〜！
（笑い声）
「母として」の母とは、まひろ、詮子、彰子？
亡くなった定子の代わりに
幼妻の彰子が、定子の産んだ敦康ちゃんを託されるようです。
#まひろの娘、賢子に、「鎌倉殿の13人」大姫が生まれ変わるそうですね、楽しみです。
第二十九回
「母として」
詮子）お前は もう 父上を超えているのよ…。
まひろ）私の気持ちなぞ どうでもよろしいのに。
百舌彦）ご指南役ということですな！
一条帝）敦康を 中宮 彰子に託そう。
（呪詛する声）
道長）人質として…。
これを
宮中にお広めいただきたく存じます。
物語… でございますか…。
まひろ）できるかどうか分からないけど。
宣孝）ぶるぶる ぶるぶる ウ〜！
（笑い声）
「母として」の母とは、まひろ、詮子、彰子？
亡くなった定子の代わりに
幼妻の彰子が、定子の産んだ敦康ちゃんを託されるようです。
#まひろの娘、賢子に、「鎌倉殿の13人」大姫が生まれ変わるそうですね、楽しみです。
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