村中　恭兵投手を見守る会コミュの春季キャンプ11日目(2/11)

阪神との練習試合、先発は増渕投手でしたが、村中投手は2番手で登板しました！
高田監督の評価も高いようです

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2008年2月11日

11日に行われたタイガースとの練習試合、2年目の増渕竜義投手が先発しました。今年初実戦となるこの試合の先発を任された増渕投手は「（首脳陣の期待は）うれしいけど、応えないと意味ない」と意気込んでマウンドへ上がります。

宮出選手の一発で2点の先制点をもらい、対した先頭打者の藤本選手にいきなり右中間を破る三塁打を浴びますが、続く坂選手をカウント2-1から低めのシンカーで空振り三振に仕留めます。鳥谷選手には高めのボールをライト前へタイムリーを運ばれるも、後続の浅井選手、葛城選手は落ち着いてフライに打ち取りました。

最速143キロのストレートにスライダー、シンカー、カーブを織り交ぜ、2イニング目は簡単に三者凡退に仕留めた増渕投手は、2回35球を投げて被安打2、奪三振1、無四球の1失点の投球内容でした。

「初めにしてはまあまあ自分の投げたいように投げられました。いきなり三塁打を打たれたけど、次は抑えられたのでよかった。ランナーが出た方が落ち着いていられる。無死走者なしの方が力んだりしてた。去年より体力がついたと思うので、リラックスして投げられました。不利なカウントにはしてないし、自分有利のカウントに完璧ではないけどできてよかった。自信を持てました。いい感覚で投げられたので、次を早く投げたいです!」

◆先発した増渕投手が「刺激になるのは村中さん!」と話す、3年目の村中恭兵投手が2点リードの3回表から2番手として登板しました。

先頭の清水選手を空振り三振に仕留めると、続く藤本選手、坂選手を簡単に打ち取り、三者凡退と上々の立ち上がり。その後も最速146キロと力強いストレート主体の投球を披露し、4回は浅井選手に内野安打を浴びるものの、2回24球を投げて被安打1、奪三振1、無四球の無失点と好投を見せました。

「今日は真っ直ぐを試したかった。力まずしっかり投げられました。四球がなかったのと、真っ直ぐが低めに決まったのがよかった。今まで投げ急いでたので、落ち着いて投げることを意識しています。（昨秋参加した）ハワイのウインター・リーグでいっぱい投げて、自分の間を覚えました。直球だけでは通じないので、変化球を低めに投げられるようにしたいです」

試合後、高田監督は「（増渕投手は）もう少しスピードが出るかなと思ったけど、まずまずかな。だんだんスピードが出てきてくれたらいいんじゃないかな。（村中投手は）ここんところブルペンでいいから、そのよさが試合でも出たね。コントロールも安定してたし、ボールに力強さもあった。このまま行ってくれたらいいね」と10代の活躍に目を細めていました。

◆3点リードの8回裏から6番手として登板した2年目の西崎聡投手は、最速143キロのストレートにスライダーを織り交ぜ、タイガース打線を翻ろうします。先頭の浅井選手からストレートで見逃し三振を奪うと、二死から関本選手には低めに決まるスライダーで見逃し三振に斬って取りました。

続く9回裏も藤原選手を高めのストレートで空振り三振に仕留めて2アウト。清水選手もカウント2-2からのスライダーにバットが回るも、このボールがバックネットまで転がり、振り逃げでランナーを許します。しかし、続く藤本選手を落ち着いてショートゴロに打ち取り、ゲームセット! 西崎投手は2回23球を投げて、奪三振4を含む無安打無失点と圧巻のピッチングを展開しました。

「（昨年の1年目に比べ）余裕ができました。ずっと試していた右のインコースへのボールがまあまあよかったです。1/3から1/2の間くらいは思ったところへ行きました。でも結果より内容です!!」