月１映画DVDレビューリレーの会コミュの第30回映画②「フィッシュストーリー」

２本目は邦画から！

「フィッシュストーリー」
2009年　日本
監督　中村義洋

世間ではイマイチ、評判はよろしくないようですが「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー」「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」と映画化作品も多い伊坂幸太郎の短編小説の映画化作品です。
この方の映画化作品では「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ポテチ」と並ぶくらい好きな作品です。
タイトル通り、大ぼら話的な幕開けから時間をさかのぼって一見無関係なエピソードに飛ばしそれが繋がっていく展開と劇中に登場するバンド「逆鱗」がお気に入り！
演者さん達が実際に唄って演奏している「逆鱗」の「FISH STORY」って曲の歌詞が大好きで、高良健吾のボーカルがまたカッコ良くってTunesでダウンロードして未だに聴いています
荒唐無稽過ぎて好みが別れる作品だとは思いますが「大ぼら話」楽しんでもらえたら幸いです♪

コメント(4)

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[1] mixiユーザー 09月20日 18:26

フィッシュストーリー観ました！
初鑑賞です。

基本的に目的がハッキリしないお話は苦手な私。
今回の映画も、地球滅亡？ヒーロー？みたいな話から
濱田岳演じるうじうじ系青年の葛藤が始まり、
（濱田岳氏はこういう役をやると天下一品ですねｗ）
1970年代の早すぎたパンクバンドが出てくるわ
船から降りれくなった女子高生はでてくるわ
世界観どうなっとんねん！
と少しもやもやした感じはあったのですが、、

あれ？けど嫌じゃない。どう着地するのか気になる。なんか面白いかも
っていつの間にかハマってました＾＾；

バンド4人のエピソードも面白いし曲もかっこいい。
船上パティシエの森山さんも、まさかの切り切れアクションで爽快。
レコードの空白の謎もちゃんと意味があるし
そこから隕石落下なんてぶっ飛んだ話に繋がるのも楽しかったです。

そして最後になってあれやこれが繋がってました的な正解が発表されますが
自分的にはそこはあんまり重要ではなく
自分がやり遂げた事で一見意味がなさそうに思えても
それは最終的に地球を救う事になるかも知れないよ
というメッセージが素直に刺さりました。

奇跡的な偶然が重なって最後すごい結果を招いた、というより
自分のこだわった事やちょっとした勇気をだした結果が
すごい事に繋がるかも知れないよ、という組立が、とてもよかったなと思いました。
（ちょっとうまく言えませんが）

とても面白かったです。
思いもよらずかなりお気に入りの作品になりました＾＾
この先また何度か見返すことになるだろう映画と出会えました。
かずさん紹介ありがとうございました！

[2] mixiユーザー 09月20日 20:22

色々な要素が詰まりすぎて、びっくり。恐らく主役は個人ではなく、テーマが主。とても面白い作り方です。地球最期から、映画の最後に繋がって行く。一見無駄に感じるシーンも無駄ではなく、全てに意味を持たせている。俳優陣もとても豪華で何個かの映画がライトになって合わさって一つになってる様な映画です。

[3] mixiユーザー 09月28日 21:16

>>[1]
鑑賞ありがとうございました！

お気に入り作品になったって事でマジで嬉しい！この作品の面白さをもっともっと広めたいと思ってます♬

わらしべ長者的大法螺話楽しんでいただけた様で良かったです！

逆鱗の唄う「長崎は今日も雨だった」のくだりもお気に入りなんですが、確かアレもダウンロード出来るんですよねwww

[4] mixiユーザー 09月28日 21:21

>>[2]
鑑賞ありがとうございました！

原作は未読なんですが伊坂幸太郎は伏線に定評ある様ですから原作からして完成度高いんでしょうね。この監督さんはこの原作者の映画化を何本か撮っていて映像化のコツみたいなものを掴んでいるのかもしれないですね。
「ポテチ」って作品も短編の映画化なんですがオススメですよ(o^^o)

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