月１映画DVDレビューリレーの会コミュの（第8回Bチーム選定映画）レスラー

タイトル：レスラー／The Wrestler
2008年アメリカフランス合作
監督：ダーレンアロノフスキー
主演：ミッキーローク

あらすじ
かつてアメリカのプロレス界でトップレスラーとして燦然と輝いていたランディ
年をとり、体力の衰えは否めず、それでも彼はマットで闘い続けていた
ランディ、君はなぜ闘い続けるのかね？

ひとこと
プロレスラーとして生きた、一人の男のシンプルなヒューマンドラマです
近年脇役でよく見るミッキーロークはこの作品で返り咲いたそうです
私個人がプロレス好きなのも選定理由の一つです
プロレスや役者を知らなくても楽しめると思います

コメント(12)

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[1] mixiユーザー 10月05日 22:54

見ました！初鑑賞ですｗ
レビュー一番乗りします

まず最初に思ったのは「ミッキーロークて、こんなだっけ？」＾＾；
ネコパンチの人ですよね（若い人しらないかｗ）

年齢のせいなのか役作りなのかはよく分からないですが
なかなかいい味出してますｗ

話が始まるとピークを過ぎたレスラーの苦悩が続き、
そろそろ人生折返しになってきた自分には
ちょっときついな＾＾；と感じてたところ、
娘がでてきて頑張って関係を盛り返してきたあたりは
素直によかったねえ、と感情移入できました。

願わくば、そのままいい方向で終わってくれーと思いましたが、
彼女に振られるわ、娘の予定すっぽかすわ、仕事クビになるわで
一気に坂道を転がっていく主人公。
自業自得と言えばそれまでですが、辛いですね。

理性で考えると、娘に諦めずもっと必死に謝れよとか、
仕事もう少し我慢したらとか、
自分をゆいつ理解してくれてる彼女もっと大事にしようよとか
って話になりますが、違うんですよね。

分かってはいるけど、どうしようもなく抗えない自分がいる。
年齢を重ねるとなおさらです。
それもよく分かります。

けどやはり、プロレスの世界が「ほんとの家族」なんて
言ってますが、それはまやかしと思います。
プロの道に生きた、という見方もあるかと思いますが、
過去の栄光にしがみつく様は、自分には
痛々しさしか感じられませんでした。

最後の終わり方は、自分には救いでした。
もしかしたら、その後なんとか持ちこたえて
娘や彼女と少しづつでも和解の道があるかも知れない
と思えたからです。

結局、理想と現実の自分の折り合いをどうつけるのか
そんな事を考えた映画でした。

プロレスはほとんど知らないですが、
思った以上に感情移入できて面白かったです＾＾

ありがとうございました！

[2] mixiユーザー 10月07日 14:32

こちらも初見です。
最終的にストーリーは面白かったのですが、なにぶんプロレスが苦手で……最初の試合シーンは相当辛かったです(꒦ິ⌑꒦ີ)
スプラッターとか平気なんですけどねー……自分でも謎です(笑)

心臓発作で倒れたあと、そんなの関係ない！ってプロレスを続けるのかと思いきや、娘の存在もあったからか、わりとあっさり引退するんだなーと思いました。

結局彼女にも娘にもさよならされ、また試合に出るわけですが(￣▽￣;)
年老いて衰え、全盛期のようにはいかないと自分でもよくわかっているけど、そんな孤独のなかであれだけ受け入れ歓声をあげてくれるファンがいたら、確かにここが自分の居場所だと思っちゃいますよね(´-ω-`)

[3] mixiユーザー 10月08日 20:10

レスラー初めて鑑賞しました。
ブラックスワン、ノア、マザーのダーレン・アロノフスキー作品。
撮り方がドキュメンタリー風で撮り
80年代人気絶頂だったミッキー・ロークが90年代プロボクサーに転身し映画界に戻るがかつての栄光は無くなっていた。
そこが劇中とリンクしドキュメンタリー感がさらに強く受け取れました。
劇中のプロレス描写がプロレスの内幕を描いていて、勝ち負けが決まっている勝負、人間関係も全て脚本で人間関係も良好なところもある、でも実際の試合は肉体を酷使するもの他のスポーツと違い勝ち負けのない試合。
裏を見る事によって違う側面が見えました。
人によってはランディの生き方は受け入れられない人がいるかもしれませんが、不器用で、駄目な、失敗の連続な人生でも自分の居場所がある生き方は感動的でした。

[4] mixiユーザー 10月14日 05:32

皆さん、ご視聴、レビューありがとうございます

人生ドラマモノとしては尺も短く、最初から最後まで飽きずに観れる作品かなと思います

プロレスは得意だが、家族との交遊、スーパーでの仕事、ストリッパーとの関係は上手く行かない
でも娘にプレゼントする服のセンス、近所の子供を相手にプロレスごっこ、スーパーで量り売りする時に堪り兼ねてつまみ食いする等、不器用だけどどこか憎めない、いとおしさすら感じてしまいます
ランディみたいな人物像は好きです

ラストシーンでトップロープに登り、必殺技を出す所でカット、これ以上無い終わり方だと思います

イヤーオブザドラゴンやエンゼルハートの印象があるミッキーロークですが、この映画はピッタリとハマッているなと感じました

解釈の一つとして、映画は誰も傷つかない大嘘のエンターテイメント、プロレスは体を張ったリアルなエンターテイメント

[5] mixiユーザー 10月14日 14:55

えっと、初めまして。
Bチーム新参者、ジンベイです。
先程「レスラー」観ました。
ほとんど詳しくレビュー書いて頂いてるので、加筆することは殆どないですσ(^_^;)。

全盛期から20年たち、心臓に爆弾抱えてプロレスから離れて新たな生活を始めようとするも、修復しかけた娘との仲も約束を破ってしまい駄目になり、ずっと口説いていた踊り子女性からも一緒にはなれない、と言われて孤独を解消できる場所はプロレス仲間以外に無くなってしまったんですね。自業自得と言えばそれまでかもしれないですが、静かな場面展開が物悲しさを引き立てますね。
結局は「男は生きてきたようにしか人生を過ごせない」ということなんですかね。自ら身体を傷つけてショーマンに徹する道化。

観終わって、チクリとする棘(とげ)が残った、そんな作品でした。

[6] mixiユーザー 10月14日 15:13

jimbeiさん初レビューありがとうございます
「男は生きてきたようにしか人生を過ごせない」
確かにそうですよね
年を取って改心し急に生き方を変える事は難しいことです

他の人のレビューは気にせず書いちゃっていいですよ^^
次回からもよろしくお願いします
あ、もし余裕があったらAチームの方もお願いしますねｗ

[7] mixiユーザー 10月21日 13:27

初めて観ました。
前半のプロレスシーンがこんなにツライとは…（涙）
血と痛い小道具ともう正視出来ず、何度も止めては休憩して、やっと観ました…。
ミッキー・ロークの背中の演技は素晴らしいと思いましたが、主人公の独りよがりっぷりに全く共感出来ず、後半は別の意味で観るのがツラかったです。

プロレスがこの男を作ってる大きな要素なので、そこを理解して愛せないと、娘もストリッパーの彼女も、心を置いてけぼりにされるだけ。
友人とか仲間としてなら愛すべき男なのに、女性からみたらゲンコツパンチな男ですね(^-^;

ラストシーンの見せ方はよかった。
最高の舞台で最高の最期、ランディは本望でしょうけど、プロレス込みでこの男を愛せない残された者は辛いなぁ…と最後まで女性目線で考えてしまった作品でした。

elowさん、ありがとうございました^ ^

[9] mixiユーザー 10月21日 15:13

>>[7]
この映画は男性と女性でだいぶ感じ方が違うかも知れないですね^^;
普通に考えたら男の身勝手でしかないかもｗ

[10] mixiユーザー 10月21日 16:12

>>[9]
生きた証を世に残したい男性と、心が寄り添えれば満足な女性との平行線な関係かなーと思いました(^-^;
全く、愛すべき仕様もない男ですね！（笑）
皆さんのレビューと自分に差があって、一度で二度美味しい作品でした（笑）

[11] mixiユーザー 10月21日 23:54

観終わりました！

本当にやりたい職業に就けている人が世の中には一握り、その中でトップを経験した人など世の中にはほぼいないと思います。
そのトップを努力し勝ち得知ってしまったランディが、普通の人と同じ様な感覚で考えるのは難しいかと。
だから周囲との感覚の違いが生じ、ランディ不器用で失敗ばかりしてしまう…
それはレスラーに打ち込んできた結果だとするなら、もどかしくもう少し報われてもいいんじゃないかと思います。

家庭や生活、現実をみて行動するのも素敵ですが、この様な生き様も理解され、もっと認められて欲しい！

私の様な好きな事をやれていない男性からするとこの生き様は、かっこいいし憧れを持たざるを得ません。

非常に面白い映画でした！elow さんありがとうございました！

[12] mixiユーザー 10月22日 00:24

>>[11]
そうなんですよねー
そういう男の気持ちもよくわかります

器用で周りに優しくなんでも卒なくできる男と
不器用だけど一つの事に命を掛けて取り組む男

どっちが男として魅力的か？を問われると
後者になっちゃう部分があるんですよねー

周りに掛かる迷惑のことは差し置いても^^;

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