月１映画DVDレビューリレーの会コミュの(第4回Aチーム選定映画) リップヴァンウィンクルの花嫁

てっちゃんです。
今回が初めての映画紹介です。
今回みなさんに紹介する映画は岩井俊二監督作品の「リップヴァンウィンクルの花嫁」です。

監督:岩井俊二
上映時間:2時間59分
公開年:2016年
日本映画

『リップ・ヴァン・ウィンクル』（Rip van Winkle）は、アメリカの小説家ワシントン・アーヴィングによる短編小説、および主人公の名前。1820年発表の短編集『スケッチ・ブック』中の一編として書き上げられたものです。

その物語は、“主人公が森の中に迷い込んで、見知らぬ人と酒を飲み交わしているうちに眠ってしまい、目を醒ますとあたりに周りに誰もいなくなっていた。主人公が家に帰ると、20年もの時が経っていた”というもの。“アメリカ版浦島太郎”とも呼ばれる作品なのです。

この作品は、試写会とDVDレンタル、Amazonプライム・ビデオで観て，さらにはBlu-rayも購入するほど好きな作品です。

岩井俊二監督の世界観が好きで、リリィシュシュのすべてという作品で彼のファンになりました。

また出演者のCocco，綾野剛はとても好きな役者さんたちです。

個人的な好きで作品を選びました。
合う合わないがあると思いますが、この機会に岩井俊二監督の世界観を知っていただけたらと思いました。

コメント(16)

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[1] mixiユーザー 06月27日 21:50

鑑賞しました
正直、見る前はかなり不安でした。。
自分が苦手な系の映画かなと思ったからです^^;
普段映画は、理性で理解しながらみてる部分が大きいので
主に感性を働かせてみるのは、あまり得意ではないんですよね
しかも約3時間。。少し気合を入れて鑑賞

けど早速序盤から、主人公の行動を見ていて共感できず
少しイラつく気持ちがｗ
なので、ちょっと考えを変えて
この映画は話の中に入り込むのではなくて
少し引いて客観的に見ていこうと思いました

そうして見ていくと、序盤は
自己主張が苦手な主人公の、ある意味現実的な
人生を淡々と見せられている、そういう感じがしました

その後、中盤よりCoccoが出てきてからは状況が一変。
現実的な生活から、非現実な生活へと変わり
主人公も映画の雰囲気も大きく変わった印象です。
そうして最後、一人に戻った主人公は
少し変わった感じになってるように思いました。

見終わったあと、なんだか不思議な感覚です
自分の感性では登場人物達を好きになれませんが
映画としては嫌な感じではありません
3時間も長く感じませんでした。

恐らく、この映画にはちゃんと色んなことに対する真意が
あるんだろうなとは思います。
綾野剛の存在、CoccoのAV女優という仕事、PCを介した引きこもり
生徒とのやりとり、映画のタイトル。。
たぶん意味があっての事だとは思います。

けどこの映画はその辺りを理性で深掘りせず
不思議な感覚の余韻を楽しんだ方がいいかな
そう思った映画でした

この映画は普段とは違う見方を教えてくれた映画でした
意外なほど楽しめましたｗ
ありがとうございました！

[2] mixiユーザー 06月27日 21:53

>>[1] 映画をしっかり観てくれたんだという感じがとても伝わってきて嬉しいです！

解釈はいろいろあると思いますが、tmさんの感想からtmさんの人柄も伺える様で感想で楽しませていただきました！

ありがとうございます。

[3] mixiユーザー 06月27日 23:04

先月観たので忘れないうちに。。。

皆さんすごくちゃんとした、奥深い感性をお持ちなので、毎度バカ丸出しなレビューで申し訳ないのですが、一人くらいそんなやつがいてもいいよね！☆と開き直って書かせていただきます( ´∀`)

まずもう主人公が、tmさんも書かれていますが、私は少しなんてもんじゃなくイラつく！(笑)
序盤はずっと「いやいや、なんでだよ！」って言いながら見てました。特に「どこにいるんでしょうか？」って言って迷子になるとこ。
ただ当て書きされたとあって、黒木さんは役にとてもよく合ってるなと思いました。

対して、Coccoさん演じる真白さんは結構好きです(*´ω｀*)一緒に死ぬのは無理だけど、あんなお友だちが欲しい！

あと作品とタイトルの結び付きがよくわからないんですよねぇ(/´△`＼)
あのお屋敷での一時がまるで夢(非現実)のようで、元の生活(現実)に戻ったときに世界が違って見えた的なこと？？
難しいなぁ(´-ω-`)

ちなみに長く婚活やってるけど、全然ネットショッピングのように結婚出来ないんだけどぉー！(涙)

[4] mixiユーザー 06月28日 18:03

はじめて視聴しました。
観る前から興味をそそられる設定やあらすじでした。

最初は、七海の現実的な描写を中心としていて安室に出会いどんどん悪い方へことが運びます。
流されるまま沢山のモノを失ったように見えた七海ですが、最後まで見ると彼女は決して揺らいでいないような気がします。

安室を介して真白に出会うのですが、真白は七海と比較するともっと派手で華奢で繊細な女性像というイメージを抱きました。対照的な二人の女性は、短い期間ですが友達になり愛し合います。最終的には命すら捧げあう覚悟を口にします。

真白の今際の言葉は、とても考えさせられる気がします。

七海の流れやすく弱々しいけど強かな心、安室の胡散臭く変わり続ける人物像、真白の繊細で今にも崩れそうな程の姿。

それぞれキャラが立っていて特にCoccoさんの演技好きだなぁー
綾野剛や黒木華さんの演技もとてもよかったです。それぞれ役にとてもよく合ってるなと思いました。

最後のシーンはやはり生きることは辛いという事実と人の儚さが伝わりました。

唯一の七海だけの傍観者である家庭教師をしている子供から見たら七海はどう写ったのでしょうか。
やはり都会に出たいと思わせる何かを七海は子供に感じさせたのですかね・・。

そして、七海は最後何を想いテラスから外の景色を見ていたのでしょうか。
Rip van Winkleは、「時代遅れの人」「眠ってばかりいる人」を意味する単語でもあるらしいので
ずっと真白を想い続けるのかもしれませんね。

観賞後は不思議な余韻を感じました。

とても楽しめました、ありがとうございました。

[5] mixiユーザー 06月28日 19:43

>>[3]
>>[4] ロツカさん
確かに俳優さん良かったですね！
綾野剛は、最初「なんかこの人だけ感じ違くね？」と思いましたが
後半パートから考えると、なんだかシックリきたような
単に見慣れただけかも知れないけど＾＾；

タイトルは、ちーさんの考えで概ねあってるんじゃないでしょうか
ちーさんの見て「そっか」ってなっただけですが＾＾；

[6] mixiユーザー 06月29日 15:50

>>[3]
コメントありがとうございます！
通信制限がかかってしまっていて家にWi-Fi環境もないので返信遅くなりました…

皆さんもやはり主人公にイラつかれたんですね。わかります。
そこしっかりしろよというか，喋り方、立ち振る舞い，いろいろとイライラしてしまいます。

しかし，そのイライラというのはどこからくるものなのかの目を向けるとその人の人柄が見えてきてまた面白いのかなぁと個人的には思います。

真白さん良いですよね笑
僕も大好きです！
Coccoが大好きなんですけど，演じる真白も好きになりました。
結婚式場で嘘の身内を演じる時に、真白が「妹よ，弟よ…」っていうシーンも結構好きです「言われたい…」と思っていました。

個人的な感想多くなって失礼しました。

[7] mixiユーザー 06月29日 15:52

>>[4]
コメントありがとうございます！

この映画に対して好印象を抱いていただけたようで、良かったです！

リップヴァンウィンクルってそういう意味もあったんですね！

そういうところも調べて行くとより楽しめそうな映画でした。

感想ありがとうございます！

[8] mixiユーザー 06月30日 15:12

岩井俊二監督っていうと「気取ったオシャレ映画」ってイメージが強くていつも身構えてしまいます。でも今までに観た「Love Letter」「スワロウテイル」「四月物語」「リリィ・シュシュのすべて」と結局はどの作品も面白くて心に残ってます。
本作もそんな感じで観始めてみると3時間という長尺が苦にならない、予想がつかない物語がとても楽しめました。

初見時に一番心に残ったのはやっぱり綾野剛の演じた「安室行舛」の存在。
七海を不幸のどん底に突き落とし、七海の命まで金に換えようとした極悪人の筈なのに綾野剛の漂々とした演技でどうしても憎めない不思議さがありました。観客から見れば七海にとって安室は「害悪以外の何物でもない」のに、七海にとっては安室は「絶対的に信頼できる良い人」っていう「観る立ち位置によって真逆になる部分もとても面白いです。

終盤に霊前で裸になり号泣するくだり。初見時は安室の号泣は演技だなと感じたんですが、今回再見して思ったのは、これまで金のためだけに動き続けていた安室があの場面では何の利益を得る事はないのに号泣した。だとすれば例えアレが安室の演技による号泣だったとしても安室の「優しさの表れ」に違いはないんだって事でした。

Coccoやりりィの存在感も凄かったですね。真白の「幸せの限界が蟻んこより早い」ってくだりは「金を払えば当然と」当たり前のように思うようになっていた考えを正してくれたような気がします。「感謝＝その代わりのお金」って子供の頃は理解していたような気がします。
本作は最近、日本映画専門チャンネルで5時間を超える完全版が放送されていたんですよね～。その時はさすがに5時間超えると録画しておいてもいつ見れるか判らないなとスルーしちゃったんですが今思えチェックしておけば色々どう解釈してよいのか迷ている部分も鮮明になっていたのかな？と後悔しています。再放送もあるかもしれないのでチャンスがあったらトライしてみよ～かなとおもってます。

[9] mixiユーザー 07月01日 12:13

G線上のアリアがとてもマッチした綺麗な映画でしたね

かなり現代社会を風刺したエグい内容でしたが、出演されてた役者さんが素晴らしくてみいっちゃいました

話の内容的には救いのないものでしたが、最後の華ちゃんのふっきれた笑顔で良い後味を残してくれました

とても面白かったです
ありがとうございました

[10] mixiユーザー 07月01日 19:15

リップヴァンウィンクルの花嫁、初めて視聴しました
なんでしょう、映画を観ると同時に感じて、愛でるとでも言いましょうか、長いエッセーを読んだ気持ちです
昔、深夜に放送していた連続ドラマの様な感じもしました

二人でドレスを着て、俯瞰の長回しのシーンでは岩井監督の趣向が伝わって来ますね
アドリブも入っていたんでしょうか？
coccoの演技力にも驚かせられました

終盤に全裸になっての酒盛りのシーンは笑いました
黒木もcoccoもそうだが、綾野も社会に翻弄されているのかな、頭は器用だが、心は不器用な人間なのかな？と感じました

支離滅裂で得手勝手なレビューで申し訳ないです
邦画はほとんど観ないので、岩井監督作品を入口にボチボチ観ていきたいと思います

[11] mixiユーザー 07月02日 19:37

2回目の鑑賞になります。
冒頭の人混みの中に立つ七海のシーンから引き込まれました。
岩井俊二の作品は「花とアリス」「四月物語」「LoveLetter」鑑賞しましたが、今作も美しい映像にヒリヒリする人間模様がとても良かったです。

[12] mixiユーザー 07月03日 22:04

初めて観ました。
薄いヴェール越しに世界と接してるような、童女のような主人公に、一体どこまで流れていくのか、私、このテンションについていけるかな…と前半は不安になりながら観てました（汗）

人間関係が希薄な七海が、他人と深く関わる事で感情を露わに泣いたり笑ったり、最後はしっかり目に力が宿っているのをみて、予想外に気持ちの良い後味。
七海も真白も安室も、自分では埋められない空虚感を、人に求めているのかな。

邦画、子供の頃に観たカドカワ3人娘以来？という位観てないので正直ドキドキでしたが、面白かったです！

映画とは関係ないですが、真白達が過ごした洋館は、「勇者ヨシヒコ魔王の城」でも使われていて、おお！とテンションあがりました。
邦画だとロケ地が身近で、そんな楽しみもあるんですね。
てっちゃんさん、ありがとうございました^ ^

[13] mixiユーザー 07月04日 18:17

>>[12]
へーお城よく気が付きましたね
勇者ヨシヒコってドラマですよね。テレ東の。
よく知らなかったけどこっち（九州）でもやってたんですね＾＾；

[14] mixiユーザー 07月04日 21:12

>>[13]
10話のカイザー伯爵の館に使われていたのと同じでした！…ていうとコアなファンみたい（笑）
現実では、箱根にあるレストランです。
玄関からのアプローチが特徴的で、ヨシヒコ観た人はわかるんじゃないかと思います。

九州でも、BSや民放の深夜に放送されてました。
テレ東のヌルさ満載の低予算ドラマです。
私は友達にダビングされたDVDで布教活動され、見事ハマったクチです（汗）

元ネタは、映画「モンティ・パイソンアンドホーリーグレイル」ですが、映画ではGODなのが、ドラマではホトケだったり(^-^; ドラクエやドラゴンボール、ドラえもん、金八先生やらと色々パロってるので、わかる世代は尚楽しいと思います。
俳優さん達も、山田孝之さん、ムロツヨシさん等濃いメンバーで、ゲストの俳優さんも個性的でしたよ。

映画からはズレますが、気になる方は是非ー^ ^

[15] mixiユーザー 07月05日 00:48

>>[14]
どこかでみたことあると思えば、それかぁー！！( ﾟдﾟ)
勇者ヨシヒコ面白いですよねー( ´∀｀)
メレブ(ムロさん)のゆるーいツッコミが好きです(*´ω｀*)

[16] mixiユーザー 07月05日 07:55

>>[15]
お！わかるヒトいた^ ^
観た瞬間「ファファ～ファファ～はい！没収～」と脳内再生されましたw
私もメレブのゆるいツッコミ&呪文好きです。
最近ムラサキ役の木南晴夏さんが結婚されて、ムロさん達がそれぞれの役でコメントされてたのにホッコリしました（笑）

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