北関東福祉士会コミュの書籍紹介トピック

おすすめの本を紹介し合いましょう。

コメント(31)

最初
全て
最新の40件

福祉社会学宣言
副田義也

個人的に、福祉社会学は今１番興味深い分野です。
実務を通して自分の中に燻っていた気持ちが燃え上がったような気がしました。

14歳からの社会学
宮台真司

三福祉士はせっかく養成科目に社会学が盛り込まれているのに、ちゃんと社会学の基礎が習得できる養成校は少ないのではないでしょうか。本来は社会福祉学と対人援助技術の根幹とも言える学問だと思います。私も学生時分はそんな風には考えませんでしたけど。

[3] mixiユーザー 05月31日 21:36

リハビリテーションという幻想
三好春樹×高口光子

有名な三好先生の、キャッチーなタイトルの一冊です。道無き道を歩んできた先輩方の言葉は、純粋に、考えさせられる事が多いですよね。

[4] mixiユーザー 06月12日 13:48

ご老人は謎だらけ　老年行動学が解き明かす
佐藤眞一

目新しくも無い物事こそ、原理的にしっかり読み解く事が肝心ですよね。非常識に面白く読めました。

[5] mixiユーザー 06月29日 12:18

差別感情の哲学
中島義道

私もですが、哲学を学んだ事の無い福祉専門職にも理解しやすい文章だと思います。差別と福祉は表裏一体ですね。

[6] mixiユーザー 07月23日 08:23

三色ボールペン情報活用術
斎藤孝

かなり前に読んだ本ですが、まだまだ自分的に使いこなせている感じではないです。
貧乏性なので、自作の印刷物や研修資料等のプリント類ではない書籍等は、三色の付箋を応用してます。

[7] mixiユーザー 08月05日 12:09

ソーシャル・ケース・ワークとは何か
Ｍ・リッチンモンド

｢リッチンモンドに帰れ｣ですね（笑）
やはり、母は偉大なのです。

[8] mixiユーザー 08月13日 17:05

齋藤孝の速読塾
齋藤孝

速読本はこれまでも何冊か読みましたが、書いてある通りマインドセットに重きを置いているので、読物として面白く読めました。
齋藤先生贔屓な感はありますが、それもまた肯定されるような内容で良かったです。
自然と併読派になったクチですが、10冊目指して頑張りたいです（笑）

[9] mixiユーザー 08月29日 18:20

漂白される社会
開沼博

「参与観察」という社会調査技法が核となります。
社会科学的な諸知識は、社会福祉学領域においても、技術以前に現場人のモチベーションになると感じます。

[10] mixiユーザー 10月28日 22:13

ケースワークの原則[新訳版]
援助関係を形成する技法
F.P.バイステック

所謂「バイステックの７原則」ですね。
リッチモンドに続いて、今更ちゃんと読んでみました。
専門職教育において、リッチモンドやバイステックの名前を覚える事は耳にタコが出来る程言われるにも関わらず、これらの書物を読む事は勧められない。それこそが我々実践家が抱える根本的な問題なのかもしれません。

[11] mixiユーザー 11月11日 21:05

大人のいない国
鷲田清一×内田樹

日頃から愛読の両先生による対談とコラムです。
SNS愛好家には、特に内田先生の言説は必読かと。

[12] mixiユーザー 12月01日 21:14

経済学という教養
稲葉振一郎

著者も述べている通り、人文社会系読書人のための経済学入門書ですから、福祉系読書人にももちろんオススメです。

[13] mixiユーザー 12月13日 12:49

暇と退屈の倫理学
國分功一郎

略して"暇倫"…
個人的には今一番気になる哲学者です。
高崎経済大学へ、紛れ込みますかね（笑）

労働と倫理の哲学的諸問題は、社会福祉と表裏一体のテーマではないてしょうか。

[14] mixiユーザー 01月10日 17:40

市民のための自治体学入門
新藤宗幸

意外と知らない地方行政を理解するための入門書です。

最近「プロ市民」というネットスラングを知りましたが、本来我々のような領域の人間こそ、良い意味でのプロフェッショナルな市民たるべきであるんじゃないかと思ったりもします。

[15] mixiユーザー 02月15日 20:40

生物から見た世界
ユクスキュル

一見、社会科学とは関係無いようで、実は様々な他領域において活用されているようです。
この『環世界』という考え方は、社会福祉や対人援助全般の領域においても、再解釈の価値ある理論だと思います。

[16] mixiユーザー 03月29日 22:06

哲学の自然
中沢新一×國分功一郎

個人的には、ガロア理論のくだりがクライマックスでした。
哲学者ではない我々にとっても、こんな感覚は目指すべきであると感じました。

[17] mixiユーザー 05月23日 21:36

動物にとって社会とはなにか
日高敏隆

ユクスキュル著作の邦訳者にして動物行動学の巨匠である日高先生の著作は、毎度門外漢にも非常に読みやすく、かつ刺激を受けます。

動物行動学の作品でありながらも、先生の人間社会への憂いへの、密かな警告のような気概も感じられます。
動物行動学を安易に人間に当てはめるのも善し悪しですが、考えさせられる部分は多いです。

[18] mixiユーザー 07月14日 17:23

孫は祖父より1億円損をする世代会計が示す格差・日本
島澤諭　山下努

センセーショナルなタイトルですが、『世代会計』という知見についての文献です。
理論をどう社会に実装していくのかが問題でしょう。

[19] mixiユーザー 08月12日 14:49

健康で文化的な最低限度の生活
柏木ハルコ

新米生活保護ケースワーカーの仕事を描いた漫画です。
私同様、他領域のソーシャルワーカーにも一読の価値ありと、思います。

[20] mixiユーザー 09月23日 16:59

社会学入門
見田宗介

入門書と言えるかどうかはわかりませんが。
絶対性に乏しい研究領域において社会科学が『科学』たり得る根拠として、『比較』と言う表現は非常に合点がいく感じです。

科学とは『対象』ではなく『方法』であると言うような事は、どこかで他の大先生も述べていた事でした。
社会福祉学は何を目指すのでしょうか。

[21] mixiユーザー 12月08日 12:53

最近、スマホでkindleの電子書籍を購読しています。
やはりメインは紙書籍ですが、補助的にはとても便利だと思います。

[22] mixiユーザー 01月18日 22:09

反哲学入門
木田元

西洋哲学に興味がある方は、合わせてこちらも是非。

介護食例えるならば、歯がないから刻み、咽せ返るから、更に刻む。案の定誤嚥。嚥下も大事。

[23] mixiユーザー 02月23日 22:32

やや目先を変えて、

池袋ウエストゲートパーク（シリーズ）
石田衣良

文庫版で集めており久々に巻を進めました。
個人的に、時代の伴奏的な作品です。

石田先生の作品は、正直イマイチ共感できない物も多くあるのですが、このシリーズを書いて頂ける限り愛読リストから消えることは考えられません。
「これはある意味ソーシャルワークでは」と思ってしまうのは、欲求不満でしょうか（笑）

ここまでエキサイティングでなくとも、もっとアグレッシブでエンターテイメントな福祉系小説があっても良いのでは、とは思ってしまいます。

[24] mixiユーザー 07月20日 20:44

「マンガで分かる心療内科」シリーズ

やや下ネタが多く、妻の目は気になりますが（笑）
ギャグ中心ながら心理学要素は端的で非常にわかりやすいと思います。

[25] mixiユーザー 10月03日 13:20

こんな日本でよかったね
ー構造主義的日本論
内田樹

読み慣れた内田先生の文章ですが、毎度毎度『記号としての言葉の威力』に打たれます。

[26] mixiユーザー 11月09日 12:16

①仏教ではこう考える
②キッパリ生きる！仏教生活　ーすこやかであるための仏教メソッド
③はじめたばかりの浄土真宗
(すべて)釈徹宗

今回は浄土真宗本願寺派住職にして、比較宗教学者の釈先生の著作を３冊読んでみました。
内田樹先生からのイモヅルでご存知の方も多いのではないでしょうか。

一般的な社会福祉学においては、専ら西洋キリスト教文化圏をソーシャルワークのルーツとする系譜が基本ですが、
東洋、特に日本独自の宗教性の中で育まれたソーシャルワークのもう１つの系譜の存在に、トキメキました。

[27] mixiユーザー 12月19日 12:26

天地明察
冲方丁

最近なぜか時代小説、特に江戸時代物にハマってます。
爽快な戦国物とは異なり、泰平の世に藻掻く人々の悲喜こもごもだからこそ、コミットしてしまうのかもしれません。

そんな中でもこの作品は、遠い現代を生きる歯牙無い一職業人として、胸を打たれるものがありました。
ご当地北関東に縁の深い人物が多く登場するのもグッドでした。

[28] mixiユーザー 08月02日 12:49

哄う合戦屋
北沢秋

相変わらず時代小説にハマっています。
最近は江戸時代物に加えて戦国時代物も読むようになりました。きっかけはこの『合戦屋』シリーズです。戦国時代の小説というと、なんとなく活劇的で小気味良く大味な印象の作品が多いと思っていたのですが、この作品は一味違いました。

ご当地上野国とも縁の深い、信濃国の物語です。

[29] mixiユーザー 09月13日 22:26

自分がいわゆる士(さむらい)業と言う人種なので、何となくお侍さん方に感情移入してしまうのでしょうか。
時代小説で物語られる、人生観や処世術などは、日々のモチベーション作りの助けになっている気がします。

[30] mixiユーザー 03月10日 12:22

まずは、管理部門の組織から
谷中　教隆

今年度中は上司の退職に伴う再編等があり、部署運営の一助にでもなれば、と珍しくこういった本も手に取った次第。
本来求めていた内容とは違いましたが、専門職と呼ばれる仕事生活の中においては、なかなか組織を俯瞰するような機会もないため、長い人生を考えれば有用な視点を促されたような気もしました。

[31] mixiユーザー 08月24日 13:08

もののふ莫迦
中路　啓太

かねてより我々は福祉士はこの社会においてどのような存在である(べきな)のか考えるわけですが、
このようなご時世では余計にもどかしくあります。

ふと、士業とはの字の如く現代のさむらいワーカーなのではないかと。
とするならば、あくまで従うべき主はただ人の道のみ。

助けを必要とするものに、恥をかかすことこそが恥であるのだと。
なんて、余にスレた我が身を憐れみます。

単純に時代活劇小説としても楽しめました。
読みごたえ十分です。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ