ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

哲学 Φιλοσοφιαコミュの宗教v.s.科学

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
古典的な話題なのだが、時代によって意味は変遷している。
異端審問・自由主義・進歩史観とそれに対する批判などなど。

トピックの主な目的は、宗教と科学をそれぞれ定義することにある。

コメント(150)

>>[110]

昔、「永世の哲学」といって、
多数の宗教を統合しようとした人がいましたな。
自然科学の飛躍を支えたのは数学の使用であることは疑いないのですが。
そもそも自然の理解に数学を利用しようという発想に、奇妙なところがある。
数学は人間の頭脳が産み出した約束体系なわけで、それが現実の自然に適用できるという確信は持ちにくい。あらかじめそういう確信が持てた理由は、宇宙は理性ある存在の創造物だという考えが背景にあったからなのではないだろうか。

逆に、自然科学が信仰と切れた現在においては、数学で自然が解る仕組みというのは別に考えなければならない。やり方としては、天然自然に存在する量的諸関係と進化の産物としての脳の関わりということになるか。
>>[112]

数学、つーより幾何学。
幾何学は農耕の為に古来より発展してた。

ニュートンのプリンピキアなんか、幾何学の本かと思うくらい。

で、多分。

たまたま数学で自然が理解出来てしまったから、
便利なので継続してるだけでしょう。
算学は約束事の体系ですが、幾何学はは自然の中にあると思います。
http://www.suri-joshi.jp/real_life/nature_beautiful/

幾何学は自然(神?)から出で、人間が脳で認識したものかと?
>>[115]
数学の本は余り読んでませんが、自然を数学するための入門?
https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%AB%E3%81%B2%E3%81%9D%E3%82%80%E6%95%B0%E5%AD%A6%E2%80%95%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%A8%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E9%96%A2%E4%BF%82-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E4%BF%AE%E4%B8%80/dp/406257201X
どちらかというと、私は「自然を神学する」(マクグラス、教文館)が専門ですが。
>>[115]

解析幾何はデカルトがデカルト座標を発明するまで発達しようがないし、
代数はどちらかと言えば帳簿などの商売主体。
集合論は論理学の分野で、
解析学はニュートンやライプニッツまでムリ。

自然の記述としては、幾何学しか発展しようがなかった。
初等幾何、ユークリッド幾何の事ね。
>>[114]

ニュートンは「科学者」ではない。
>>[118]

という話に持って行きたかったので、ニュートン出してもらってありがたい。
>>[122]

ニュートンは、仮説でどうしても神を必要とする際は、
神を仮説に加える気満々だった。
>>[124]

違う。

最初の惑星の運動開始とかに神が必要なら、そう書くつもりだった。
ニュートンはね。
>>[126]

近世では、神は聖書のキャラクターというより、
宇宙の第一原因であり、第二原因たる自然法則を生み出した、いわば設計者みたいな位置付けの考えがインテリに蔓延してた。

いわゆる、理神論ね。

ニュートンは第二原因を解析することで、過去に遡及すれば、第一原因が第二原因を生み出した瞬間があると、考えていた。

ところが、どこまで行っても、第二原因だけで説明がついたので、
彼自身は困惑したのさ。
自然哲学、つーのはそーゆー考え。
精度云々の話ではない。
ちなみに、プリンキピアに計算間違いがあったのは、最近になって発見されてる。
>>[130]

そう。

ただ、理神論は自然哲学から、自然科学と近代的無神論に至る素地を用意した。

僕らみたいに正統主義的なキリスト教信仰は、ただの有神論として、
庶民向けのおとぎ話として近世では侮蔑されていたのさ。
言っておくが、それは史実たから仕方ない。

ただ、近代的無神論に発展的解消した理神論と違い、
素朴な有神論は今も生き残ってる、つー皮肉があるだけ。
>>[133]

西洋人は初等幾何で論理を学ぶから仕方ない。

日本人はそもそも論理を学ばないから仕方ない。
>>[135]

つーか、ニュートンは当時デカルト主義者から批判されたわけね。

「何故か分からないけど、距離の逆二乗と質量の積に比例する、万有引力が働く」
なんて、明確ではないとされた。
だから、当時引力はオカルトパワーと呼ばれたりした。

科学が、何故ではなく、どのように、を追求する走りになったのがニュートンらなわけね
(まあ、正確にはガリレオそうだが)
科学哲学的には、自然科学は真理を探究する学問じゃないわけよ。
あくまでも役に立つ知識の集積なわけ。

近世には、温度、つまり暖かさを表す指標の他に、
冷たさを表す指標すら考えられた。
何故冷たさが残らなかったか。
役に立たなかったからだ。

神という仮説は、真理の追求には必要だとニュートンは考えていた。
だが、役に立たなかっただけ。
>>[139]

仕方ない。

昔も今も、哲学なんかそんなもん。
>>[142]

そうやって理神論は消えていった。

神という仮説は必要とせず、ってね。
>>[144]

その為の代替案が、上座部仏教と近代心霊主義。

19世紀の無神論者は、無神論でも倫理を保てる、つーモデルとして、上座部仏教を例に挙げ、
霊(自我)の消滅に対する不安を心霊主義で糊塗した。

鈴木大拙ら仏教者と、神智学と、幸徳秋水ら社会主義者の、
一見意味不明なつながりがそれ。

妖怪学で妖怪を錯覚やら何やらと科学的に解明していた井上円了も、
いずれは霊魂との通信が可能になると考えていた。

同じような考えはエジソンも持っていて、
晩年は霊界通信機の発明に傾倒してる。

ダーウィニストすら、心霊主義に傾倒してた人物がいたり、
近代心霊主義は実は色々奥行きがある。
>>[147]

思弁の産物か、データによる観測結果があるかの違いだけ。

昔は宇宙は定常宇宙、つまり永遠の過去から不変だとも言われた。
アインシュタインは膨張宇宙の考えを嫌っていて、何故かと言えばそうだと宇宙の始まりを想定せねばならず、
神による創造と話が似てくるから。

ちなみに、ビックバン仮説を最初に言い出したのはカトリックの天文学者。
これ豆知識。

ログインすると、残り125件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

哲学 Φιλοσοφια 更新情報

哲学 Φιλοσοφιαのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング