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半蔵門かきもの倶楽部コミュの第106回 王都作 自由課題「ヤスコリサイタル―あざといですけど何か?」

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今回も大体の流れを描いてみました。
直しは、出せたら書籍版統合になると思います。
初回投稿:2024/4/7(日) 13:05

日記版
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987317870&owner_id=9270648


概要
青春のバカだった頃の話。

本文
 2007年のある日、ここは放課後の中学校。
 愛媛県立◎◎中3−3、清掃の時間。当番制。
 春野康子(14)は、瀬央縞摩子(せお しまこ 15)から
「当番代わってほしい」と頼まれ、喜んで引き受けた。
 それもそのはず、掃除したら掃くために除けた机を動かさず、空いた床に級友たちが次々と座る。
 ちなみに級友たちの性別比は女1に対し男3くらい。
 細長い箒を手にした康子、自慢げにゆっくりと教壇に上がり、真ん中に立つ。
康子「Yeah〜♪♪♪」
 囃し立てる男子生徒たち。ちょっとムサい。
 康子のアカペラでスタート!
 色々とヤヴァい康子。仕種があざとくて下品。
 ますます盛り上がる男子生徒たち。

[康子、回想]
◯松山市郊外・春野家広間
親戚のおばさんの一人「ヤスコちゃん、お歌上手ねぇ♪将来は歌手かしらハート
    満面の笑顔の康子。
***
◯同・春野家リビング
康子「ね〜!ウチの広間に最新のカラオケマシン置いてよ」
陽子「ヤスコ、アンタいい加減にしなさい」
康子「お母さん大っ嫌い!」
    気色ばむが無言を貫く陽子。
    同室に居合わせ、会話を聞かされていた里美から、
里美「何言ってんの」
康子「だってそのマシンで思いっきり歌い込みたいんだもん!カラオケ好きなサトミお姉ならヤスコの気持ち解るよね?ね!」
里美「確かに…カラオケ好きだけど家にまでは欲しくないかな」
    呆れ顔の里美、近くで数独をしていた真理子のほうへ顔を向け、
里美「マリ姉、ヤスコに何とか言ってよ〜」
真理子「ホントあんたたちぶつかるよね
    里美と並んで済まなげな表情で二人とも真理子に謝る。
◯ ✕✕駅前・カラオケボックス101室
    アイドルの楽曲を次々と熱唱する康子。

◯ ◎◎中3−3教室
康子M「そうまでしないと、あたしモテない!里美お姉にぜっっったいに勝つ!」
意気込みだけは凄かった。
そこが居合わせた男子生徒たちにやけにウケた。
男子生徒3「ヤスコガチで女神!」
男子生徒4「ありがたや〜」

(事情N):この地域に通う中学生は、制服を着たままカラオケボックス出入禁止。ロクに溜まれるところもなくなっている。

 さて、夕暮れ時に差しかかった頃、
「君たちは何をしてるんだ?」
 鬼芝教諭に叱られ、
男子生徒1「ゲ・・オニシバたらーっ(汗)
男子生徒2「うへぇ…やなタイミング」
 さっさと解散退散する。

  (了)


―― 参考 ――
J uJu
ジャイアンリサイタル
アイドルの原風景。イメージは前田敦子あたり
すぐ上の姉への対抗意識
天然素材NHK
石岡瑛子みたいになる前のクリエイター
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kosodate/gakkokyoiku/gakkou/tyugakkouitiran.html
この話に合うのはどこ?

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