ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

半蔵門かきもの倶楽部コミュの第97回 文芸部A 王都作「波の音」(テーマ選択「海」「夏休み」)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
俺は海辺の小さな町で育ち、今は東京の風変わりなコンセプトの喫茶店で働いている。
やること多くてヘタばりそうにもなる日もあるけど、何だかんだで、楽しい。

今日は久々の有給を使い、俺だけの「夏休み」。
故郷の「海」辺でぼーっとしてる。
最近は人口減ったからか、砂浜でじゃれ合う奴ら(カップルに限らず)や、遊ぶ親子連れをめっきり見なくなった。寂しい…
いや?俺のいる岩蔭がただ入り組んでて、人が来ないだけか笑

あぁ〜


\思い出した!/


いつだっけか、店来た常連の女子大生と話し込んでて、互いの地元の話になった。その子のいたパキスタンの港町でも似た有り様だとか。どこも変わんねぇ…おまけにあっちはry
あんま細けぇこたぁ分からんから何とも言えんけど。

ようやっと他の人間が来た、
一人は長髪丸メガネ、もう一人はピザデブ。よくこの辺うろついてる奴らだ。まだ生きてたか。

「おーい」
「何だ、ツブカズか。どうした」
ここで「久しぶり」じゃないのが俺たち。俺も
「こんな蒸すときに元気だなお互い。飲むか?」
俺は自分の腰のすぐ横に置いてる小型の水色クーラーボックスを開け、中で冷えているビールをつかんで見せた。
ピザデブが真っ先に飛びついた。

―――――


とちゅう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

半蔵門かきもの倶楽部 更新情報

半蔵門かきもの倶楽部のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。