半蔵門かきもの倶楽部コミュの第三回テーマ　ヴァンサン作　【完】「ろここ～先生と僕～」

先生は言った。

「高ニの一学期、現代文では『こころ』をやります」

僕は思った。

こころこころこころこころここ！

＊　＊　＊

「先生、できました。読んでください」
「何々？「僕と彼女は明日結婚することになっている」随分長いタイトルの作品だねぇ」
「純文学のちょっと前の流行を意識しています。もっとも、最近ではラノベやマンガもそうですが……」
「それじゃ君は、サブカルチャー界隈は、いまや部数一万部しかないと言われる文芸誌に発表されるような作品の影響を受けたものでしかない、と、そう言いたいのかい？」
「そういう訳ではありませんが……」

先生は、かしこい。

年長者に向かって、それも僕たち高校生という若く無知な存在に対して知識経験を伝授してくれる立場の人に使う言葉ではないのかもしれないけれど、先生を表現するときに、僕はいつもこの言葉を使ってしまう。

「先生は、ラノベとか読むんですか？」
「ラノベねぇ。まずその言葉の定義からして曖昧だ。ライトノベルの略と人は言うが、はたして「軽い小説」というものがこの世に存在するのか？君はどう思う」
「僕は……僕の書いたものが誰かの生きるのを少しでも楽にできればいい。そう思って書いてます。誰かに勇気を与えられれば、と。その誰かが、勇気を出して想い人の下駄箱に手紙を入れる、勇気を出していじめられてる子をいじめっ子から守る。そういうのを、軽いとか重いとかで分けることはできない……と思います」
「うん、他人と自分の物差しが同じだとは考えない。君らしい答えだ。ところで……」

先生はそう言って、ずれた眼鏡を元の位置まであげる。

「うちの学校が土足で困ったことはあるのかい？」
「先生っ！！ ……からかわないで下さい」

うちの学校に下駄箱は無い。
だから先程僕が言った最初の勇気の表わし方は通用しない。

「ははは、ごめんごめん」

そう笑う先生は、いかにも教師というようなくたびれた背広を着た一年のときの担任だった日本史の先生とも、シャツ・ネクタイ・ジャケットすべてに気を配った英語の先生とも、他のどの教科の先生とも違う。
白いワイシャツ一枚でも様になり、サラリーマンのように眼鏡の奥の瞳をギラギラさせている、三十七歳独身、僕たち文芸部の顧問の先生だ。

＊　＊　＊

先生と初めて口を利いたのは去年の４月。
たった一人の文芸部入部希望者だということで、会う前から気にかけてくれていたらしい。

「おい本田！」

お昼休みの図書室に、担任の先生とともに突如現れたのが、野口先生だった。
社会科職員室が図書室の隣にある関係で、担任の先生が、文庫本を物色する僕を、よくガラス越しに見かけていたとのことだった。

そのとき僕が手にしていた本は、村上春樹作『海辺のカフカ』。
「本田くん……君は、強くなりたいか？」
「えぇなりたいです。僕に誰か大切な人ができたときに、その人を守れるほどには」
「そうか。君は大切な人を守るために強くなりたいのか」
「そう……です」

それだけのやりとりだったが、野口先生にはよい印象に映ったらしい。
ヒマができる度に図書室にやってきては、僕に質問をしては去っていく。

一度、僕以外の部員にも同じように関わっているのか聞いてみたことがある。

「いつも君に図書室の本についてずけずけ聞いていて難なんだが、君の家族構成はどんな感じだい？」
「うちは、母子家庭で僕は一人っ子です」
「そうか、じゃああれだな。集めていたフィギュアをゴミだからと姉に捨てられたり、あと少しで全面クリアできるゲームソフトをぬいぐるみのように妹に投げられたらデータが飛んでいたりとか、そういう経験は無いんだな？」
「それはつまり……」
「君の一個上の先輩方が、私にとって負の思い出を思い出させるとか、そういうのではない。これでもいちおう教師だからね。ただ、彼女たちの考えていることは、私の姉妹たちの考えていたことと重なる部分もあるのではと思うのだ」
「あんなに……個性的な先輩方でもですか？」
「ああ。変な言い方をすれば、上二人、下二人に囲まれて育った私には、たいていの女性の考えていることはわかる。でも本田くん、君は未知だ」

未知……無知の間違いではないのかなぁ？

＊　＊　＊

夏目漱石の「こころ」、僕たちの教科書に載っている部分は「下　先生と遺書」の三十六章目から四十八章目。
漱石は、この「下　先生と遺書」を約四ヶ月に渡り、新聞に連載したけど、「上　先生と私」「中　両親と私」を足して単行本化した。

っていう理解でいいのかな～？　う～ん……。

春休みの間に新潮文庫を買って一読しておくように、というのが現代文の宿題なんだけど、はたして今の僕に理解できるか、不安だ……。

＊　＊　＊

「野口先生ー！国語科準備室借りていいですか？新入生歓迎号製本しまーす」
「いいけど、使い終わったら電気消して鍵かけておけよー」
「はい、鍵借ります！」

言い忘れたけど、うちの高校の職員室は科目別に分かれている。
国語科、英語科、数学科、社会科……あれ、理科はよくわかんないや。

「ふいしょ」

一冊百ページだから五十枚、かける百二十部を数回に分けて印刷室から持ってくる。それをページ順に並べてホチキス止めするのが製本。
もっとも、新三年生の先輩方がいらっしゃらない今日は、僕一人でできるとこまでやればいいことになっている。

校内には、一部ずつ順番に印刷できる機械もあるんだけど、僕たちには使わせてもらえず、一番古い機械を使っている。
これも、新二年生が結局僕しか入らず、文芸部が部から同好会へと降格してしまう可能性が高いからだ。
よって、顧問の野口先生の力無さではない……と思う。

僕は、「単純作業」って言っていいのかな？こういうのも嫌いではない。先輩たちと、ワイワイしりとりをしたりしながら作業するのも楽しかったけど、一人で作業にかかる時間を計ったりするのも、できる人になった気がして悪くない。

「ってわああ！先生いつからそこにいらしたんですかぁ！？」
「ん？二三分前かな？君があまりにも真剣に紙と戯れていたから、なかなか声がかけられなくてな」

ドアの横の椅子にひっそりと座っていた先生。
東側の窓から入ってくる日差しが十分あったし、僕一人のために電気を点けるのははばかられた。
だからなのか、いつもの、あの、人を威圧するような雰囲気に気づくことができなかった。

「今日は上の学年は？本田一人でやってるのか？」
「先輩たちももう三年生ですから。４月になったら僕が部長だから、魂込めて製本して、新入生入れないと」
「そうだな……うちはなんだかんだ進学校だもんなぁ。本田も適当に勉強もしろよ」
「はい。今日は午後は帰って『こころ』読みます。先生、もしかして４月から二年生の現代文担当するんですか？」
「いくら君が文芸部の次期部長だからって、それを教えるわけにはいくまい。それはそうと、昼飯は学校で食べていくか？」

先生と僕は連れだって最寄のコンビニ(僕はその一角を都会のオアシスと呼んでいる)に行き、それぞれおにぎりを二つ買って戻った。

＊　＊　＊

「先生、昆布と高菜なんて渋いですね。おじさん通り越しておじいさんみたいですよ」
「そういう君は、ツナマヨにたらこか。まだまだ味覚がお子ちゃまだな」
「パワハラー」
「パワハラと逆パワハラ――この場合、君が私の年齢や地位を揶喩したわけだが――が許されるのは高校生までかな。ま、君の味覚も大学に進学すれば変わるよ。なんてったって、おつまみしか食べるものが無いような世界である可能性が大きいからね」

と、二人でおにぎりを食べながら、未完成の部誌をパラパラめくる。

「ん、この詩は北陸新幹線を意識してると思うかい？先輩のだが」
「あっ、僕まだ先輩方の作品は読めてないんです。合評会のときに訊いてみます。ってか、先生も合評会来て下さいよー」
「現役のマンガ家さんがいるような場に出すような顔は無い」

そうなのだ。
僕たちの文芸部は、名だけは古めかしいけど、内実は文章でもイラストでもマンガでもＯＫな、フリーダムな部活なのだ。
僕に関しては、昔から絵や工作が全くダメだったが、諸先輩方にはそちらの分野で作品を発表されてる方もいらして、だからこそだろうか、みなさん普通の女子高生とはちょっと違ってる。
先生はこうやってひそかに先輩方の作品を読んでいるが、本人とペンネームが一致しているのかも怪しいと思う。

「そりゃー先生は創作のプロではないかもしれませんけど、高校で国語教えてる先生なわけですし」
「んーごにょごにょ」

こういうとき、僕は先生はやっぱり先輩方が苦手なんじゃないかな？と思う。
というか、はた目には、苦手そうに見える。

授業はわかりやすいと評判(あいにく、僕はまだ野口先生の授業を受けたことがない)らしいけど、校内をうろうろしている先生は、人を寄せ付けない孤独な雰囲気を携えていて、たまにギラギラオーラが悪い方向に出ている。
僕の部活の先輩方だけじゃなく、授業を受けている上の学年の先輩も「話しかけにくい」と言っているそうだ。

「ところで本田くん、『こころ』はどれくらい読んだかい？」
「教科書に載っている部分は読みました」
「それではあれだ、文芸部たった一人の新二年生の君に、特別授業として文学散歩をしながら講義しようではないか。早速だが、明日はヒマかい？」

こうして、野口先生と僕・本田圭太郎の『こころ』を巡る旅……いや、そんなに漱石してない！……は幕を開けたのだった。

＊　＊　＊

トゥルルル、トゥルルル。

「はい、もしもしー」
「あ、岩永？僕、圭太郎。いま大丈夫？」
「ああ、今日の分の勉強をちょこっとやろうと思ってたぐらいだ。それじゃあ、俺からかけ直すよ」

岩永は、僕の一年生のときのクラスメイト。
入学したての、まだクラスメイト同士がグループに定まる前、スマホどころかガラケーも持たない僕を、朗らかに遠足のグループに誘ってくれた恩人でもある。
岩永には、運動系の部活の他の友人のクラスメイトもいるが、こうして僕とも変わらず付き合ってくれる。
てか、スマホかけ方らしいから、いつもかけ直してもらってる！

「はいー。岩永……」
「あ？」
「いつもありがとう///」
「んだよ急に、気持ち悪いなぁ」

そうして僕は今日、平凡な春休みのうちの一日の出来事をざっくりと話す。

「ふーん、明日、野口と文学散歩行くんだ」
「うん。岩永もどう？」
「いや、明日も部活だ。それがなくても俺は面識がない。先輩に言わせると、「廊下で会ったときに部式挨拶をしていいのか迷う先生ナンバーワン」らしいが」
「えぇー？いつでも誰にでも敬礼大声の柔道部が？」
「まあ、俺自身は、他人を通しての印象で人を判断するよりも、直接話して判断したいと考えてはいるけどな」

岩永の、こういう真摯なところ？
なんとなく、僕だけじゃなくて先生にも好かれるんじゃないかなー？と、ダメ元で言ってみたけど、やっぱりダメか。

「残念。でも野口先生、新二年生持つような気がする……」
「そうかもな。それだったら俺も奴の人となりがわかる。じゃあ、明日の感想はパソコンにメールでもしてくれ。俺はまだ『こころ』読んでないからな」

＊　＊　＊

そして翌日。

「先生……。なんだか、文学散歩って、思ってたのと違うんですけどぉ……」

僕の両手には紙袋。
先生は神保町の古本屋を回りに回って、次々に僕の持ってる紙袋に買った本を入れる。

「ん？今日は新潮文庫「下　先生と遺書」四十六章で「私」ができなかった古本屋のひやかしをしようと思ってだな」
「って、作品に書いてないことやるんですか！？」
「君も都心の高校の文芸部員なら、神保町くらい来たまえ。しかし少し疲れたな。カレーでも食って元気を出そう」

そう言って、先生は神保町の交差点のところにある欧風カレーの店に連れていってくれた。

＊　＊　＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（ここからが今回新たに発表させていただく箇所になります）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「あのー、お子様味と甘口味ってどれくらい違いますか？」
「普通のお店の中辛ぐらいが当店の甘口になります」
「じゃあお子様一つ」
「と、中辛で」

先生は、カレーの味のことについては何も言わない。
僕の味覚のことについて、言いたいことがなくもないんだけど、先生は大人だから、ちゃんとわかってくれているんじゃないかな。

運ばれてきたカレーは、ご飯と食べるとちょうどいいくらいの辛さで、やっぱりお子様にしてよかったなぁと思った。

「本田くん、ところで君は……」
メガネが少し曇った先生が言う。

「「こころ」でＫが「私」に御嬢さんに対する気持ちを打ち明けたあとに、「私」がＫに何も告げずに、いわばＫを出し抜くように奥さんに御嬢さんを下さいと言うのを、「私」がＫに嘘をついたと思うかい？」
「僕は、「私」はＫに嘘をついたとは思いません。ただ、自分のこころに嘘をついた、と思います」
「ほう」

メガネの奥の先生の目がキラリと光る。

「作者の夏目漱石の生きた時代がどんな時代だったか、本当のことはわかりません。でも、周りの状況によって告白しないというのを選択するのなら、告白したいという気持ちは本心ではないと思います。
Ｋは「私」も御嬢さんを好いてるかどうかを考えずに、「私」に気持ちを打ち明けた。「私」はＫの様子を見ながら、告白をするかしないか決めた。Ｋの御嬢さんへの気持ちは本物、でも「私」御嬢さんへの気持ちは嘘じゃないか……」
「……と思います」

先生はジャガイモを食べ始める。

「ふむ、面白いねぇ」

国語の教科書で恋愛を扱うなんて、一体、誰が決めたんだろう。

僕たちが最初に読んだ教科書の恋愛話は、「赤い実はじけた」だった。
読んだことのない人や、読んでたけど覚えていない人のために一言で言うと、初めて異性にドキドキを感じた瞬間を、赤い実がはじけたという表現で表した作品。
確かに、比喩という日本語の表現を扱ってはいるけども、そこには「初恋」は小学六年生にならないとわからない、そして、わからなければいけないからこそ、授業でやるという思惑がありそうで……。

文芸部の先輩方を「普通の女子高生とはちょっと違ってる」と言ったけど、僕も、教科書に出てくる作品の主人公にはなれないと思っていた。

僕には、同年生まれの十五歳がみな、同じ感情表現を理解できる必要があるとはどうしても思えなくて。

それが、高校の国語の教科書では全く違って。

色々な人の言葉が僕に語りかけてくる。
正直、意味がわかってるかは怪しい。
でも、理解できていないことが不快ではない。

読むことが楽しくて、書くことが楽しい。

先生は、どんな気持ちで教科書を読んでいるのだろうか。
僕たちに、何を教え、どうなってほしいと思っているのか……。
そういうことを聞きたい。
でも、今は聞けない。
僕はまだ、教壇に立つ先生を見たことがない……。

「本田……」

先生は手を止める。

「君……」

「もしかして、「こころ」を全部は読んでいないんじゃないかい？」

「えっ！？　バ、」
「バレてました？」

「ああ」
「ど、どうしてですか？」
「んー何となく、勘だなぁ……」

そう言って先生は、大きな笑顔になる。

＊　＊　＊

「ところで先生、こころって、ずっと言ってるとロココになりますね」
「なんだい、君はまだ世界史を勉強してないはずじゃないか」
「あ、でも教科書と資料集はパラパラめくりました。僕、好きなんです、世界の人の生活の本とかが」
「ふむ。で、君としてはどうなんだい、ロココは」
「ちょっと……少女趣味ですよね。でも調べました。教科書に載ってるサンスーシ宮殿は訪れられなさそうです。英語のHPだから理解できてない所もありますが。観光できるとしたら、普通のツアーでも行くような、シェーンブルン宮殿かヴィース教会、もしくはベルサイユ宮殿のプティ・トリアノンでしょうね。」
「あ、ちょっとここ入っていいか。近代作家の原稿が展示しているみたいだ」

先生が足を踏み入れたのは、古本屋の中でも特に日本の文学に特化したようなお店で、足元にも商品が置いてある階段を上ると、ちょっとした展覧会場のようになっていた。

「うわぁ、漱石の原稿って……作品自体じゃなくてこれだけで食べていけるじゃないですか……！！」
「本田くん、実際には、後世に残るような作品があるからこそ、原稿の価値が高くなるんだからな」
「でも……思っていたより高くないっていうか、働けば買えるくらいのお値段のもありますね。もしかしたら、先生も買えますか？　高校の先生がどれくらいのお給料をもらってるのか、知りませんけど……」
「まあ、ヨーロッパに旅行に行けるくらいはもらってると言っておこうかな」

ヨーロッパ！？
もしかしたら先生は、母一人子一人の我が家からは、想像がつかない金銭感覚をしているのかもしれない……。

＊　＊　＊

始業式。
新しい担任の先生は、去年から習っている英語の先生だ。
スーツ・ネクタイ・シャツ全てがおしゃれだし、授業を受けていて「頭のいい先生だなー」と感じる。
この先生のおかげで、僕の英語力は飛躍的に伸び、なんとか英語のHPのトップを見て、何を知るにはどこに飛べばいいのかわかるくらいにはなった。

「圭太郎」
「岩永、また同じクラスになれて嬉しいよ」
「ああ」
「それにさ、今年は去年よりももっと楽しくなるような気がするんだ」

現代文のところに「野口」と書かれた時間割を持ち、僕は微笑む。

そう、僕と野口先生の『こころ』を巡る旅は、まだ、始まったばかりなのだ。

【完】

約7000字

コメント(21)

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[1] mixiユーザー 05月08日 21:15

第三回テーマの完結編です。
今更にすいませんm(__)m

こういう小説(どんな小説かは読んでください)って読んだことないのですが、自分がもしプロとして(ここでのプロは、「それを生活のメインにして、そしてそれで食っていく」ぐらいの意味で)何かを書くなら、まずはこの形だろうな……と書いてみました。

そういう意味では、今回の作品はれとろさんに捧げる作品と言ってよいでしょう(デデン！)。

続編を、半年に一本ぐらい書いていきたいような気もします。勉強します。

[3] mixiユーザー 05月09日 00:29

>>[002]

拙作、お読みいただきありがとうございます♪

『こころ』ゴニョゴニョ説は、学者の発言ではなく通説みたいですね！
なんせ、今回追記した部分を書くために読み返したので……語り手の本田くんと共に、勉強し直します(｀・ω・´)ｷﾘｯ!

神保町描写はほぼ実体験に基づいてます(笑)
でも私が本田くんじゃないように、先生も私の理想の男性像というのでは無いと思います←声を大にして。
でも魅力的な人物として書こうとしているので、嬉しいですo(^-^)o
ありがたくお言葉ちょうだいします☆

[4] mixiユーザー 05月10日 19:56

続き、待ってましたーーー！！！
ひゃっほーーい！！

と、思って読み始めたら前半は、前回の作品だったのね…

新作部分のラスト、もっともっと掘り下げて読んでみたいです。続きをぜひ！

蛇足ですが！高校教師のお給料の想定額を知りたいです。
ヨーロッパへちょいちょい行ってるので、気になりましたー。明日こっそり教えてください。

[5] mixiユーザー 05月11日 00:17

>>[004]

お読みいただきありがとうございます(^o^)

ラストというのは、カレー後の展開でしょうか。
カレーで語り手・本田くんが突っ走りすぎていたので、「ここはなんとか、話消化するのをメインで……」と書いていたのがバレバレだったということですね！

お給料はー、所々実体験に基づいて書いてるのでー汗。
明日お話できるのを楽しみにしております♪

[6] mixiユーザー 05月11日 01:43

神保町のカレー、いいですね。
名店が多過ぎ、競争が激しくて実はまだ探索できていませんが、是非とも行ってみたい

作品は全体的に青春って感じがでてますね。学生時代ってちょっとすかしたり、悪ぶったり、大人ぶったりしがちですけど、それがない。これだけまっすぐな学生を描けるのは才能だと思います。

自分はこころBL説はどことなく腐女子的発想な気もして違和感がありますが、今作は学生時代の異様に同性と仲がいい感じが出ていて、良かったと思います。あんまりBLすぎると男としては辛いものがありますが（笑）今作はあまり強過ぎなかったので最後まで読めました。

[8] mixiユーザー 05月11日 17:10

>>[006]

私は神保町には数えられるくらいしか行ったことありませんが……でもいいですね！
いつか文芸部で古本屋巡り＆カレーイベントでもやりましょう(笑)

今の私にとって10歳年下(11歳?)の語り手・本田くん、と、10歳年上の野口先生を描くことで、「若者の無知」と「大人の知恵」みたいなのを対比させてみたかったんだと思います。
まっすぐな学生だったのですね！

肉体関係のあるBLではなく(そもそも私自身が腐女子ではないので)、でもそういうような雰囲気を楽しめる作品……を目指してます。
しかし、男性でもBL好きな方はいらっしゃいますよー←念のため。

学生時代の同性と仲がいい感じが出ている、とゆうさんにおっしゃっていただき、嬉しいです。
大学時代の友達にカレーのところまで読んでもらったら、「語り手はヴァンサンっぽい」と言われてしまったので……(ToT)

[9] mixiユーザー 05月11日 17:19

>>[007]

あざとい……かまととっぽいな～とは思っております(笑)

高校生と先生の日常……だけじゃ話があまりにもないので、シリーズとして『こころ』を追ってく感じにしました(｀・ω・´)ｷﾘｯ!
ただ、第三回部会の時点では再読できておらず、本田くん状態です(苦笑)

ヨーロッパに関しては、おっしゃる通りです！！
>しかださん
ご覧下さい～

[11] mixiユーザー 05月13日 16:52

ゆうさんと重なってしまいますが、神保町のカレー最高ですよね！（笑）

古本探索をしながらカレーを食べてたこともあったなぁと過去も思い出すことができました。

青春って終わりはないとは思うのですが、この時期に先生や同級生などから受ける影響はとても大きいですよね。

自分もそのときの影響があって今があると思う一人なので、色々物思いにふけながら拝読させていただきました。

次回作はどのような形になるのか、とても楽しみです。

[12] mixiユーザー 05月13日 17:38

>>[9]
ヨーロッパ旅行予算ですが笑（まだひっぱってる）
葵さんがおっしゃる通り先生は可能だとして、「僕」としてはどうでしょう？
僕の年齢（学生か社会人になってからか）
と
季節、エアー、ホテルランク、旅行への思い入れ次第でだいぶ変わってくるかと～

そこが知りたくて、うずうずです。
何ならプランたてますよっ

ヨーロッパ旅行編お待ちしていますね。

神保町カレー遠足したいなぁ。
モミーさんゆうくん、企画よろしくー

[16] mixiユーザー 05月14日 12:45

>>[15]

すみません。
全員にコメントを書こうとして、書き切れずに、消しました。(((^^;)

欧風カレーで、古本屋さんが出てくるので、

ボンディのことですか？

と、質問しました。(^o^)

神田カレーフェスティバルで１位になったりしている
名店です。

フェスティバルは平等に票の多さで優越決めていますが、子供も食べにくるので、甘口が人気のような、、、、。

ただ、昼間に男性中心に並んでいるのは神田フェスティバルに出展していないエチオピアの野菜カレーです。

[18] mixiユーザー 05月14日 16:58

>>[17]
はい。古本の街ですし、ボンディは古本屋さんの中にあったような、、、。

では、みけねこさんは、震災の時に、神保町にいたのですね。泊めて貰えてご無事でなによりでした。

あの揺れは怖かったですが、神田川が逆流していたなんて！！！

つまり、河がもっと狭かったら、東京にも津波が来ていてもおかしくなかったんですね。

なぜ、カレーの街になったのかは分かりませんが、
カレートークで盛り上がっているので、

また美味しいイベントがあるのか(*^^*)と期待しちゃいます♪

みけねこさん、ゆうさん、モミーさん、皆さん、

また楽しく美味しい企画を楽しみにしていますね♪

[19] mixiユーザー 05月18日 17:29

>>[011]

実は、部会のときに「あ、神保町歩き＆カレーいいな……」と思っていたのですよ(笑)

「青春に終わりはない」、名言ですねぇ。
たぶん今の高校生たちと私のときでは、感覚も違うんだろうな～と思いつつも、当時をよき思い出を、より理想化して書いてみた、という感じです。

次回の部会には、また違う作品を持ってこうかと思ってます。
よろしくお願いいたします♪

[20] mixiユーザー 05月18日 17:41

>>[012]

ヨーロッパ旅行編のご希望、ありがとうございます！

本田くんは「本だけが友達」というような子で、「海外の子供の生活」本やヨーロッパの地方の街や建物の写真集を見るのが好き……みたいな設定はあります。
私が国語ができなかったので、本田くんもバリバリの文学少年にすると書きにくいと思ってまして。。。

でもほんと、いつに行くのでしょう？笑
物語の最終地点での年齢は大体決まってるんですけどね。
書くときは、ぜひアドバイス下さい♪

[21] mixiユーザー 05月18日 17:52

>>[016]

はじめまして、わざわざありがとうございます(笑)

カレーは、今回私が思い浮かべていたのは別のお店です。
でも、その前にも欧風カレーのまた別のお店にも行ったことがありますし、ほんとに神保町はカレーの激戦区なのでしょうね！

イベント等でお話できる日を楽しみにしております♪

お返事が遅くなってすいませんでした。
部長のみけねこさんを始め、ここをご覧になった全ての方、ありがとうございます！

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