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聖書研究 中級編コミュの(中級)三重の天使の使命(2)バビロンの歴史と第二天使の使命

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第二天使の使命については、黙示録14:18に書かれています。

★黙示録14:18
< また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。>

この聖句のポイントは「大いなるバビロン」が何を意味しているかを理解すれば、第二天使の使命が何であるかがわかるでしょう。

「バビロン」はアッカド語で「神の門」を意味します。「バビロニア」はギリシャ語で「バビロンの地」を意味します。(ウィキペディアより)



■象徴的バビロンの意味

『この聖句のバビロンは、象徴的な意味で使われている。何の象徴かということは、歴史にあらわれたバビロンの特徴を調べてみるとわかる。バビロニア人の間では、バビル(バベルまたはバビロン)は「神々の門」という意味であったが、ヘブル人はこれを、彼らの言葉で「混乱させる」という意味のバラルと結びつけた。バビロニアの偽政者たちは、彼らの町を、神々が人と交わり、地上の出来事を支配する場所と考え、「神々の門」と呼んだ。この名前はバビロニアの王たちが、神の命によって世界を統治するという主張をあらしていたと考えられる。はじめバビロンの土台をおいたのは、ニムロデであった(創世記10:10、11:1〜9)。はじめからこの町は、真の神に対する不信を表明し、神の意思に敵対した。』(終末に生きる−p.65)

★イザヤ14:4、12〜14
<4 あなたはこのあざけりの歌をとなえ、バビロンの王をののしって言う、「あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。あの、おごる者は全く絶えてしまった。>
<12 橋明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。
13 あなたはさきに心のうちに言った、『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、
14 雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。>

イザヤ14章の始めの3節は、イスラエルがバビロンから救出されることを預言しています。4節から以降はバビロンの王の滅びが描かれていますが、12〜14節はルシファーが堕落したことが含まれています。つまりバビロンを支配していたのは、ルシファーであり、バビロンの王はルシファーであり、ルシファーもバビロンも滅びるということが象徴的に描かれています。

■バビロンの歴史

義の伝道者ノアは、次のようにむすこたちに告げました。

★創世記9:26,27
<セムの神、主はほむべきかな、カナンはそのしもべとなれ。神はヤペテを多いならしめ、セムの天幕に彼をすまわせられるように。カナンはそのしもべとなれ>

 『セムの家系は選民、神の契約の民、約束された贖い主の与えられる民となるのであった。主は、セムの神であった。セムからアブラハムが出て、イスラエルの民となり、その中から、キリストが来られるのであった。・・・・
ヤペテの子孫は、福音の祝福にあずかるようにされたのである。
 カナンの子孫は、異教徒中の最も堕落した異教徒になった。預言によればかっらは奴隷になるのであったが、その運命は数百年保留されていた。彼らが神の寛容の限度を超すまで、彼らの不信と堕落をしのばれた。しかし、ついに彼らは所有物を奪われ、セムとヤペテの子孫の奴隷になった。』(人類のあけぼの上巻112〜114

水が引いてしばらくは、彼らは共に暮らしていましたが、人々の数が増すにつれて、神を崇拝せず、背信や分裂の精神がおこり、彼らから離れて暮らすことをい選んだ人々がいました。彼らはユフラテ川のシナルの平原に下り、そこに自分たちの国を作ろうとしたのです。彼らは神が2度と洪水は起さないという神の契約を信頼せず、自分たちで、洪水から生き延びられるように、高い塔を作ることにしました。雲の層まで高く作れば洪水の原因がわかるかもしれないと考える人々もいました。しかし、神は、言葉を混乱させられて、建設工事を進めることができなくなったのです。

『後にアムル人がメソポタミヤの大部分を統一して、バビロンを首都とし、バビロンお第一王朝を作った。この王朝はハンムラビの時、全メソポタミヤにその勢力を広げ、ザグロス山脈からシリアに至る大帝国を建設した。
 紀元16世紀のはじめ、バビロン第一王朝はヒッタイトの急襲によって滅び、その後衰微していったが、紀元前七世紀にこの国は再建され、新バビロニア帝国となった。そしてネブカデネザル2世の時、最盛期に達したのである。バビロンは神の民を圧迫し、神の計画を挫折させようと試みた。
 しかし神に敵対する国家がいつまでも栄えることはできない。やがてバビロンは滅び、紀元1世紀にはほとんどなくなってしまった。
 バビロンの滅亡以来、サタンは世界の指導権を握った国家を通して働いてきた。とくに大きな成功をおさめたのは、中世期におけるローマ法王権を通してである。しかし神はしばらく悪の勢力の働きを赦されても、それには限度があって、神の介入により、サタンの計画が完全に成功することはできないのである。』(終末に生きるp.66)

つまり、これら歴史を通して、サタンは国家権力や、宗教勢力を通して神の民を圧迫してきたことがわかります。

『ヨハネの黙示録のバビロンは、真の神に反抗するすべての背教した宗教組織やその指導者たち、キリスト教であっても、聖書全体に従っていない人々をあらわすものと考えられる』(同上)

●「倒れた」が二回繰り返されているのは、このメッセージが強調されていることを意味します。

『バビロンが真理よりはなれた宗教組織や宗教運動をあらわすとすれば、それが倒れるのは、ある日突然倒れるのではなく、時とともに漸進的に倒れていくと考えられる。
 神の言葉である聖書から離れているならば、個人でも組織でも神の前に立つことはできなくなる。』(同67P)

黙示録18:1〜4までには、同様のメッセージが書かれています。黙14章のメッセージが強調されています。

★黙示録18:1〜4
<1 この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。
2 彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。
3 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。
4 わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ>

神の民となりたい者は、彼らから出て真の神、聖書の神にに帰るよう訴えられています。
終末の戦いは、真理と欺瞞の戦いとなるからです。神に反抗する者はすべて絶たれることになっています。

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