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テニプリファンタジー小説コミュの(第4章)(前篇)テニプリファンタジー「龍族の婚姻」

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テニプリファンタジー

「龍族の婚姻」

それは、5番コートと3番コートのチームシャッフルが行われ、
その試合が終わった直後だった。

突然、空が黒雲に覆われ、凄まじい勢いで雨が降りだしたのだ。

が、そんな時、5番コートで、四天宝寺の部長、白石蔵ノ介にだけ、ある声が
聞こえたのだ。

「助けて」と。

その時、彼はその声を、単なる空耳にしか聞こえていなかったのだが、どこかで引っかかっていたままだった。
そんな引っかかりを覚えた彼は、誰かに相談しようとも考えたが、
信じてもらえないと思い、忘れる事にした。

しかし、その夜、彼が寝ていると、自分はどこか水の中にいて、それが終わると、今度は高い空の上に出た。

しかも、辺りを見回すと、自分には大きな白いドラゴンの様な羽があり、
あちこち見てみると、自分はドラゴンの様な物、ではなく、
本物のドラゴンになっていたのだ。
「な、なんやこれ!?」
と、彼はなかばパニックになるが、眼前に大きな城が見えて来た。

町の広さから言っても、かなりの王国と見える。
「でっかい街にでっかい城、まるっきし西洋の世界やな・・・てか、なんで自分はここにおるんや?」
と、白石が考えていると、またあの声が聞こえた。

「助けて・・・私のあの人は、一体、何所に・・・」
と、泣いている、白い服に白く長い髪をした、少女が部屋にいた。

その一室を目指し、白石が近づくと、バチバチっと、強力なバリアが彼を拒んだ。
そして、メイドらしき人が入って来て、少女を守る様に、
窓とカーテンを閉めた。

すると、下の方から、白石めがけて矢が飛ばされ、白石は一時
その場を後にするが、
その少女の目が忘れられなかった。

そして、自分の左手の薬指にある、宝石のついた指輪も気になる。
「あの子と、なんかありそうやな〜」

と、白石が考えていたその時、現実世界から、
「おはようございます。みなさん、起床の時間です。直ちに早朝トレーニングを開始してください」
という声と共に、白石は現実世界へ引き戻された。

ところが、シャッフルマッチを行うはずのコートの方が、なんだか騒がしい。
「どないしたんや?」
「ああ、白石さん。昨日の雨のせいかと思うんですけど、コートがまるで、鏡みたいになってて」
赤也の話を聞いた白石は、すっかり鏡の様になってしまったコートを見る。
すると、ふいに白石の覗いていた部分が波立ち、何かが上がってくるのが
見えた。
しかも、かなり大きい。
「皆離れ! なんか来よるで」

白石も階段を駆け上がるが、凄まじい水音を立てながら、それは現れた。
そして、いきなり白石を掴むと、反対側のコートに入って行く。
「白石さん!」
赤也も後を追うつもりで、その巨大生物にしがみついた。

よくよく見るとそれは、水龍の様な形をした、細長い龍で、背中に並んだ三角形の突起。
恐らくこれば、水の抵抗を抑えている物と思うが、
今はそんな事はどうだっていい。赤也の願いは、この場かから、白石を助けだす事だった。
自分を認めてくれた、最高のパートナーだった彼を、失う訳にはいかないのだ。

一方騒ぎに気付いた跡部達は、すぐさま後を追った。
既に皆は、変身し、侑士がバリアを貼り、皆は水から守られていた。
「ちゅうか。これ、一体どないなっとんねん」
「鳳、リースにこの事を伝えろ」
「分かりました。リース。これって一体・・・」
「この先は、異空間に繋がっています」
「異空間に?」
「この水は、まさに境界線とも言うべきものかもしれません。この水の先が、
その空間に繋がっています」
「でも、どうして四天宝寺の白石さんが?」
「意図はわかりませんが、何かが起きようとしている事は確かです」
「一体、なにが・・・」
と、鳳がそんな事を考えていると、出口が見えて来た。
「あれが出口です」
「この先に白石さん達が」

水から出ると、そこは崖と緑に囲まれ、豊かな自然と調和した、
見事な王国があった。
「すごい」
「なんちゅうとこに?」
「ん!? おい、おしゃべりはやめろ。王国側は、俺達を敵と
認識しちまっているみたいだ」
「え?」
皆が城の方を見ると、槍や、矢が飛んでくるのが見えた。

あわてて忍足が前に出てシールドを張る。
「なんなんやこいつら、いきなり攻撃しよって」
「俺達別に怪しくないのに〜」
「ま、そらいきなり空から現れたら、誰だって警戒するだろい。少し離れた場所で、様子を見ようぜ」
「え?でも、白石さんは?」
と、鳳が聞こうとした時、城のテラスから、こちらを見ている、白ひげを
生やした、老人が、攻撃をやめさせた。
「攻撃をやめさせたで」
「どうやら俺達を歓迎しているらしいな。あの爺さん」
「とにかく、行ってみようぜ」
「忍足、あのテラスまで行けるか?」
「あ、ああ。ちょっと使いすぎてきついけど、あのテラスぐらいまでなら
もつわ」
「よし、急げ」
侑士はシールドを展開したまま、城のテラスに降り立った。

が、彼は魔力の使いすぎで倒れ、元の姿に戻ってしまった。
「よくやった。後は休んでろ」
「すまんな跡部、こないな事になってしもて」
「そなたたちは、異世界から来た者か?」
「はい。仲間がさらわれて、それを追ってきたんです。話してください。
どうして、攻撃をやめさせたんですか」
「そなたたちが、勇者の伝説と酷似していたからだ」

長い王族服を着た、白ひげを生やした老人は、皆をある部屋に案内した。

それは、この老人の自室で、侑士はその老人のベッドに寝かされた。

皆が元に戻ったのを見ると、老人は考える。
「やはりそうか。そなた達なら、この国を救えるやもしれん」
「あの、この国って、何か起きてるんですか?」
「うむ。実は、姫の婚姻の話が持ち上がっておってな」
「跡部、婚姻ってなに?」
「結婚の事だ。少しは授業中ぐらい起きてろ」
「学校でも寝てばっかなの?こいつ」
「らしいな。クラスは違うから、なんとも言えねえがな」
「それで、婚姻の話しで、この国を救うって、どういう事ですか?」
「うむ。実を言うと、この城には現在、前王のワシ、ウラドスと、
現王のウナルド、女王シャナリア。
そして、その連れ子である、妹アリサと姉のリーア。そして、正当な娘である、アリシアがおる」
「え?という事は、アリサさんとリーアさんは」
「うむ。血は繋がっておらぬ。現女王は、亡くなった前女王の後妻にあたる。
正当に血が繋がっているのは、アリシアだけじゃ」
「あ〜ん? よそから女王を連れて来たのかよ。そういう場合は、正当後継者のアリシアが女王になるはずじゃねえのか?」
「本来ならば、そうしたい所じゃが、アリシアは身体を悪くしてしまっているんじゃ」
「病気、なのか?」
ブン太が心配そうに聞くと、前王ウラドスは、難しい顔をして答えた。
「その通りじゃ。ある若者が、薬の材料を取りに行ったのだが、それきり、
戻っては来なかった」
「え? 取りに行った人、いたんですか?」
「うむ。その若者は、アリシアに、よく会いに来てくれた者で、アリシアも、
彼を慕っておった」
「仲、良かったんですね・・・」
「ところで、俺達の事は聞かねえのか?」
ブン太に言われ、ウラドスは、ようやく気付いた。
「お〜そうじゃった。お主らの名前を聞くのをすっかり忘れておったわい」
これには全員がコケタ。
「たく、大丈夫なのかよ、この爺さん」
「ア、ハハ。まあ、色々ありそうなので、突っ込まないでおきましょうよ」
「たく、大体客人招いておいて名前聞かねえのはおかしいだろい」
「ハハハ。愉快な者たちの様じゃの」
「呆れてるの!」
と全員で突っ込む。

それから自己紹介をした。
「鳳長太郎です」
「跡部景吾だ」
「俺、芥川慈郎」
「丸井ブン太だ。んで、そこで寝てるのが、忍足侑士だ」
「俺、いや自分達は、ドラゴンを追って、この国に来たんです」
「ん?ドラゴンじゃと?」
「はい。そのドラゴンが、同じ仲間の白石さんと切原さんをさらって」
「うむ。どんな感じのドラゴンじゃった?」
「えっと、尻尾の部分しか見ていないのですが、細くて長かったというのは聞いています」
「ウム。どうやらそれは、リーアの仕業じゃろうな」
「え?リーアさんって、たしか後妻の連れのお子さんでしたよね?」
「うむ。前女王が亡くなってから来た、アリサの姉じゃ。
恐らく急いでおるんじゃろう」
「え?急ぐって何を?」
「婚姻の儀じゃ」
「ええ!?」
「て事は、そのりーアって奴、白石で現王の座を狙ってるって事か」
「いや、それはない」
「何? どうしてそう言いきれるんだ?」
「恐らくはアリシアの為じゃ、兄を作ってやりたいんじゃろう」
「そのアリシアッて子は、それを望んでいるのか?」
「いや、本人も知らんはずじゃ、あの日以来、彼女は、記憶を失ってしまっておる。病のせいでな」
「医者は?この国に、医者はいねえのか?」
「医者の診断じゃ。だからアリシアが、完全に記憶が消されぬように、してやりたいんじゃろう」
「・・・・・」
深刻なアリシアの病を聞き、皆は黙ってしまった。

と、その時、扉をノックする音がした。
「んむ? 誰じゃ?」
「おじい様、リーアです」
「少し待っとれ。事が起きてはめんどうじゃ、お主たちは、ワシの書斎に身を
隠しなさい」
と、奥にある部屋に跡部達を隠した。

それから扉が開く。

すると、赤い髪に、黒いワンピースと白いリボンを付けた女性が入って来た。

「おじい様。ついに見つけましたわ、アリシアに相応しい方を」
「異界から連れて来た者か」
「ええ。これで、あの子も救われます」
「まだそのような事を」
「お忘れになりました? それが、わが龍族の宿命。あの子に大空を羽ばたいて欲しいのです」
「だが、今までも多くの者を犠牲にしてきた。今度もうまく行くとは限らぬ。
下手をすれば、またこの前のように」
「あれはその者に、よこしまな思いがあっただけの事。でも、今回のは、
とてもいい男でしてよ」
「奴の血を使うつもりか」
「もう、一刻の猶予もならない事は、おじい様が一番よく分かってらっしゃる
はずですわ」
「・・・・」
「その者は、既に着替えさせてありますわ。おじい様も後でいらしてくださいますわよね」
「・・・分かった。じゃが、決めるのは」
「分かっておりますわ。おじい様」
リーアは一礼すると、出て行った。

だが、事の次第を聞いていた跡部達に取っては大問題である事がわかった。

「おい爺さん。さっきの話じゃ、婚姻がどうとかって話じゃなかったのか?」
「まさか、白石さん」
「・・・スマヌ。これがわが龍族の掟なのじゃ」
「婚姻の儀ってのは、うそだったのか?」
「いや、うそではない。婚姻の儀を行うには、龍族と龍族の間でしか行えん。
だが、相応しい龍族が見つからぬ場合は・・・いや、この先は、
言う事は出来ぬ」
「そんな〜」
「とにかく、そのアリシアって奴に話ししねえと」
「ああ、待ちなさい。そのような服そうでは目立つだろう」
と、ウラドスは箪笥を開け、相応しい服を貸してくれた。
「これを身につけえておきなさい。それなら、周りの者に怪しまれぬじゃろう」
「助かるぜ」
と、皆はそれぞれの衣装に着替える。
それは、龍の刻印が入った、長いボレロだったが、それはベルトで調節し、
アリシアの部屋へ急ぐ。

一方その頃白石は、周りの女中たちに、着替えさせられていた。
龍の鱗で作られた肩パットに、龍の刻印が入った服に白いズボン、そして、
ショートブーツと、まるでどこかの騎士の様な服だった。
「ちゅうか、なんかどこぞのナイトって感じやけど、これがこの世界の
服なんか?」
「はい。それは、以前、あるお方がおめしになられた衣装です」
「ある方?」
「はい。アリシア様と一緒にいた方です。ですが、その方は、行方不明になってしまいましたの」
「それで俺を代わりにしようっちゅう訳か? いくらなんでもそらむりやろ?」
「あなたの様な優しい方なら、アリシア様も察してくださるはずですわ」
「アリシア様?」
「この国の、前女王の御子息です。」
「ちゅう事は、さっき俺を連れて来たあの姉ちゃんは」
「リーア様は、後から来られた、女王の御子息です」
「なんか話がややこしいな〜」
と、白石は頭をかいた。
「で、そのアリシアさんって、どこにいてんのや?」
「御案内いたします」
白石が案内されてついて行くと、そこには白い扉があった。

女中がノックすると、中から声が聞こえた。
「お客様をお通れしましたわ」
中から扉が開けられ、白石は中へ通された。
「そこには、白いショートヘヤーに、白いドレスと、ヴェールがとても
よく似合う、女の子がいた。
が、どう見ても、年代は自分達とほぼ変わらないくらいだろう。

扉が閉まると、アリシアは椅子に腰かけた。
「君が、アリシアさんか?」
「ええ・・・」
「なんか、ややこしい事になってるみたいやけど。髪がなごう見えたんは、
その服のせいやったんか」
「・・・あなた、本当に、あの人に似ているわ」
「え?・・・あ・・・」

白石は夢で出会った彼女の事を思い出した。

それは左手の薬指にはめら得た、指輪だった。

あれはたしかに夢で見た時の、あの指輪だった。
「その指輪・・・」
「ああ・・・わからない。でも、何故か、なつかしい感じがするの・・・
これを付けていると、なんだか、とってもいい気持ちになるの」
「大事な人からの、贈り物ちゅうわけか」
「贈り物・・・そうかもしれないわね・・・でも、その人はもう・・・」
「ああ、スマンスマン。いやな事思い出させてしもうたな」
その言葉に、アリシアは首を振る。
「いいの。だって、その人、私の中にいるんだもの。時々、白いドラゴンが
現れて、私は近づこうとするんだけど、みんな、あれは悪いドラゴンだって」
「いろいろあったみたいやな」
「ねえ、あなた、お名前は?」
「ああ、そう言えば、自己紹介まだやったな。俺は白石や。あんたの事は、
女中から気いとるから、よう分かったとる」
「そう。・・・ねえ、あなた、この世界の人じゃないの?」
「ま、まあな。いきなり連れて来られた時は焦ったわ」
「ごめんなさい。私のせいで、あなたまで巻き込んでしまって・・・」
「かまへんって、俺に出来る事があれば、なんぞ協力するさかい」

すると、再び、ドアがノックされた。
「はい」
扉が開くと、跡部達が入って来た。
「あれ? なんや、あんたらまで来たんかいな」
「来ちゃわりぃかよ」
「初めまして、アリシアさん」
「へえ、結構かわいい子じゃん」
「え? わ、私はそんな・・・」
「照れるな照れるな」
「そうそうホントにかわいいC〜」
「てか、年はいくつなんだ?」
「16ですけど」
「え!? 俺達より年上!」
「全然見えなかった」
「ま、鳳の身長とほぼ同じだからな。間違えて当然だろう」
「君、休んでなくていいのかい」
「って、こんだけ大勢来たら、眠れる者も寝られへんな」
「私の事は、私が分かっています。アリサお姉様と、リーアお姉様が、私が、
次期女王となる事を望んでいる事を」
「え?でもそれじゃあ、今の君のお母さんは・・・」
「本当のお母様ではありません」
そう言って、アリシアは、ある写真を見せた。

それは、ウラドスとウナルド。そして、見覚えのない女性が映っていたが、
大体の察しはつく。

この女性が、アリシアの本当のお母さんだという事が。
「これ、もしかして、君の」
白石の問いに、アリシアは頷いた。

それと同時に、アリシアの目に、涙が溢れてくる。
「ヒック。ヒック。ッゴメンナサイ。私は、二つも大事な物を、亡くしてしまったの」
「2つ?」
鳳が聞くと、
アリシアは語りだした。なぜこうなったかの経緯を。
「私、本当のお母様の顔を知らないの。お母様は、身体が良くなかったのに、
この国のためだからと、
私を生んだの。でも、それが災いして、お母様は・・・
そして、16年の月日が経ち、ある日、私にも同じ病がある事が分かって、
いつも来てくれたその人は、私の病を治す為に、旅に出てしまった。
そんな時、お父様は、新しいお母様とお姉さまを連れて来たの。だから、
私は、2つも大事な物を、亡くしてしまったの」
「せやけど、増えたやないか。大事なもんが」
「え?」
「君には、お姉さんも、お母さんもいてる。君は1人やない。それに、
今は俺らもおる。
そんな寂しい顔しとったら、天国のおかん・・・いや、お母さんに
申し訳ないやろ。天国のお母さんは、君の幸せを願ってるはずや」
「白石さん。私・・・」
と、いきなりアリシアが倒れこむ。
「アリシア!?」
丸井が額に触れると、すごい熱だ。
「すごい熱だ。なんとか、俺の浄化で」
ブン太はアリシアに力を使い、彼女の体を楽にしてやった。

だが、これで全て終わったわけではない。

彼女の病を完璧に治す事は、いくらブン太でも、不可能だ。
「こいつの病気、治す方法はねえのか?」
「わからん。俺なら、なんとかしてやれるって、ゆうてたみたいやけど」

と、その時、

「ウウウウウウウウウウウウ」

と凄まじい警報が鳴りだした。
「な、なんや?」
白石がテラスに出てみると、白いドラゴンがこちらに来るのが見えた。
「あれは、夢で見たのと同じや」
「夢? おい、そいつはどういうことだ?」
跡部が聞くと、白石は夢の内容を話した。
「正に正夢って事か」
「それと、そのドラゴンの左手の薬指に、丁度、この人がしとったのと同じ指輪があったんや」
「とにかく、調べてみます」
「俺も行くC〜」
と、鳳と慈郎は飛び立ち、その龍の左手の薬指を見てみると、
たしかに指輪があった。
「やっぱり。デザインもなにもかも一緒だ」
「でも、なんでこんな姿してんの?」
「多分、龍族って言ってたから、この姿になって、
元に戻れなくなったんでしょう」
「じゃあ、メイドや皆が隠してたがってたのてって」
「恐らく。リース、確認できますか?」
鳳がクロスに願うと、ドラゴンはいやがるかのように逃げだしてしまった。
「あ、待って」
「あ〜ちょっと鳳」
慈郎は慌てて後を追った。
「跡部さん。俺、このドラゴンを追跡してみます。もしかしたら、
何か分かるかもしれません」
「俺も、なんか放っておけない感じだC〜」
「・・・分かった。ただし、無茶はするなよ」
「了解です」
「わかった」

コメント(4)

アリシアも大変な少女時代だったんだねえ。でも病を治すために旅に出るって・・・治療の薬草かなんか探しに出かけたんですかね。
>>[1] そうです。その子の薬はそう簡単に手に入る者じゃなくて、色々と手間がかかるんです。
確かに人数が多ければ、良いのですが、人数が少なく彼女は一人でずっと耐えてきました。それで白石の優しさに触れたんです。後半もお楽しみに
>>[2] へえ、入手が難しい薬って夢がありますね。いまみたいにワクチンの研究所とかない中世の時代の薬みたいですし。不自由な時代のほうが夢があります。あ、特にレスいいですが・・
>>[3] でもやっぱろ感想貰ったら嬉しいですよ」。どんどん返信いてください。

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