神奈川【市民と野党と労組】連帯コミュの＜統一地方選＞県議選に１５３人出馬準備　あす告示 2019年3月28日東京新聞転載

　県議選と横浜、川崎、相模原の三政令市議選は二十九日、告示される。本紙の集計では県議選（定数一〇五）に百五十三人、横浜市議選（同八六）に百三十三人、川崎市議選（同六〇）に八十一人、相模原市議選（同四六）に六十四人が立候補する見通し。投開票は知事選、相模原市長選と同じ四月七日。（統一地方選取材班）
◆県議選
　立候補予定者は前回より二十人少ない。内訳は現職九十人、元職六人、新人五十七人。党派別では自民五十人、立憲民主二十九人、共産十六人、国民民主九人、公明八人、神奈川ネットと希望各三人、自由一人、無所属三十四人。
　人口減で南足柄と足柄上選挙区が合区（定数一）になり、選挙区数は一減って四十八に。また、川崎市川崎区と高津区の定数が各一増えて三に、横浜市港南区は一減の二になった。総定数は変わらない。
◆横浜市議選
　立候補予定者は前回から五人増。内訳は現職七十九人、元職七人、新人四十七人。党派別では自民三十五人、立民二十人、共産十七人、公明十六人、国民と維新各八人、社民と神奈川ネット各一人、諸派五人、無所属二十二人。
　定数は鶴見区が一増、南区が一減。鶴見区は定数七に十四人が立候補を予定。南区は同四に現職五人と新人一人が出馬の見通しで、少なくとも現職一人は落選する。神奈川区は定数と同じ五人しか立候補の意思を示しておらず、このままいけば記録が残る戦後、同市議選初の無投票になる。
◆川崎市議選
　立候補予定者は前回より六人少ない。内訳は現職四十八人、元職三人、新人三十人。党派別では自民二十人、共産十二人、公明十一人、立民九人、国民五人、維新、希望、神奈川ネット各一人、諸派三人、無所属十八人。
　宮前区は定数九に十四人が立候補する見込みの激戦区。現有勢力維持を狙う主要政党に希望やネット、諸派、無所属の新人が挑む構図になっている。
◆相模原市議選
　立候補予定者は前回比四人減。内訳は現職三十四人、元職二人、新人二十八人。党派別では自民十七人、公明八人、立民七人、共産五人、国民四人、希望と社民各一人、諸派四人、無所属十七人。
　現職十人、元職一人、新人十四人が出馬予定の中央区（定数一七）は激戦になりそう。南区（同一八）は二十三人が立候補の意向で、うち十七人が現職。