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神奈川【市民と野党と労組】連帯コミュの小池さんがフェイスブックで紹介したあるブログの評論

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『前代未聞の面目躍如』
amba.to
kyottides的 喜怒哀楽-Ameba kyottidesさんのブログです。


公党の幹部と言えば、その肩書きで威圧感というか重量感を漂わせようとするものだが、今度の選挙で前代未聞だったのは、共産党の副委員長だろう。
 「おい、小池っ」「また、小池かよ」と、ニコニコ動画でミソクソな扱いの投稿を受けながら「生放送!とことん共産党」のメインを務めていた小池晃・副委員長である。簡単に言えば、とことん「いじられキャラ」をやっていた。
 でも、この小池さん、どうして共産党の幹部なのかと言えば、経歴は立派なもので、国立大学の医学部出身で、学生時代には医学連再建を果たしたり全学連の幹部も経験しているし、共産党の理論研究組織(今、あの不破哲三さんが所長の党中央委員会付属・社会科学研究所)のメンバーでもある。

 昔、共産党と言えば、「宮本顕治・来たる」とか「不破哲三・来県」など、党幹部が地元の演説会に来るというだけで大事件で、歴史に名を残すほどの人じゃないか、と、野次馬を含めて、ものすごい集客力のある人たちだった。晩年、共産党副委員長を務めた沖縄の瀬長亀次郎さんだったら、どんなに弾圧されてもアメリカ帝国主義に屈服しなかった戦後沖縄の英雄そのものだった。街頭演説でも「瀬長さん」というだけで、人だかりが膨れ上がるほどだった。
 共産党の副委員長と言えば、それくらいの存在感があった。

 ところが、あのニコ動で、小池さんは、まあ、言いたい放題にいじられて、なおかつ、画面を流れる投稿の数々にケナゲに応じていたのだから、すっかり様変わりした。で、共産党幹部のイメージのその変わりようが、とても楽しく、嬉しくもあった。
 これが、共産党らしさじゃないだろうか、と。

 19世紀のヨーロッパで労働者協会とか共産党など共産主義者が本格的に組織され始めた頃、男女対等な気風とか文化を創りあげ、旧来のモラルを徹底的に批判し、未来的な人間関係を産みだした。それが、今では当たり前のような男女同権の社会につながった。それでも、いまだに、女性差別は温存され続けているからこそ、「共産党って女が強いわよ。男に媚びないでビビらせるほど強い」(と、ニコ動に出演した人たち=候補者たちも言ってました)。
 そんな伝統を振り返ってみると、世間の旧来の常識とか慣習とか、固定化されたイメージを打ち破ってきたのが共産主義者であり、男性も女性も社会参加して当たり前の世の中を作ってきたと思う。

 共産主義者は頑固で融通の効かない連中、というのは、まったくの思い違いで、男女の人間関係をはじめとして、社会の変革につながる数々の先駆けとなってきた、というのが真実である。

 ニコ動の「生放送!とことん共産党」で頼りなげな風情だった小池さんというのは、呼び捨てにされるほど親近感をあふれさせ、はじける女子力のはざまで、その辺のおじさんっぽい軽さに違和感がなかった。たぶん、他のどの政党にも出来ない芸当だっただろう。

 前代未聞の副委員長の姿に、共産党らしさの面目躍如、という思いがした。

生放送!とことん共産党 ⇒ http://www.jcp.or.jp/web_tokusyu/2013/03/post-10.html

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