仏教亭コミュの希望と絶望

ギリシャ神話によると、浦島太郎の「玉手箱」みたいに「開けてはならぬ」という箱を案の定開けたパンドラは、箱の中に閉じ込められていた悪しきものを人間世界に撒き散らしてしまいました。
しかし慌てて閉めたおかげで「希望」だけは箱の中に残りました、という。

これは本当に人間の役に立ったのだろうか。
一説によると「希望」にすがったがために人間は滅びるともいう。確かに「希望」は人間から選択の自由を奪うだろう。
現実社会が大いに乱れたときに「希望」を説く為政者は熱狂的な支持者たちに「地獄」を見せる。
「希望」は案外神々が一番人間に解き放ちたくなかった最悪のものなのだと考えると、「パンドラの箱」の一番奥底にあったことがにわかに現実味を帯びてくる。

希望の対極の絶望はどうだろう。

王宮生活という贅沢にも絶望し苦行にも絶望したから、お釈迦様は「法＝中道を悟った」のではないか、と考えると、絶望かかえって人間の知恵を開かせてくれ継続する意思を（時には破壊的な方向へも行くが）与えてくれるのかもしれない。
多分親鸞上人も、徹底的に自分の「凡夫」性に絶望したから、新たな宗旨を見出したのではなかろうか。
仏教はもとより、よろずの宗教といわれるものには一番の基盤に何らかの「絶望」がありはしないか。

では、人間は「希望」と「絶望」とどのように付き合っていくべきか。

コメント(180)

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[144] mixiユーザー 02月17日 19:47

>>[143]って、なんかおもろいなぁー(≧∇≦)

[145] mixiユーザー 02月17日 19:48

>>[143]とこ、お天気はどうお？

[147] mixiユーザー 02月17日 21:38

>>[146]
･:*:･(￣∀￣ )｡･:*:･いいなぁ～

[148] mixiユーザー 02月17日 21:59

>>[141]
http://www.totoro.or.jp/intro/
東京都のはずれから所沢周辺なんですが、狭山丘陵の辺りをそう称している訳ですね。
狭山湖のそばで、空論子は瞑想をしていたようです。実家から歩いて一時間位だと思います。

[150] mixiユーザー 02月17日 22:50

>>[149]
所沢は東京都と隣接しています。所謂ベッドタウンですね。
里山というのは最近良く聞く言葉ですが、自然のままというのではなく、人間が手を入れているけれど自然の生態系があるというような感じですかね。だとするとイメージは近いですね。
昔は雑木林、などと呼んでいましたが、それこそ雑木林の中に家がある、というような地域でした。

[151] mixiユーザー 02月18日 13:49

>>[150] まだユネスコ村が有った時にテリー・ライリーて人が夜中から夜明けまで即興演奏をやるってんで聴きに行きました。当時僕は千葉県の船橋市に住んでましたけど。珍しく木々に囲まれた一軒家が有って、でもスグにその高さを越えるマンションの影になっちゃいましたが。
http://www.youtube.com/watch?v=apxuRKWmEJs

[152] mixiユーザー 02月18日 17:06

>>[151]
ユネスコ村は懐かしいですね。時の移ろいを感じます。
あの当時、あの周辺は雑木林ばかりだったですね。
トトロのバスが走っていても不思議ではなかったと思います。

[154] mixiユーザー 02月19日 09:38

>>[153]
そういえば私も16号、17号を通った経験は何度もあります。自分で運転できないのでいつも人にお任せですが。
関越や圏央道ができてかなり便利にはなりましたが、そのお陰で失った物もありますね。

[155] mixiユーザー 02月19日 10:29

(◎o◎)え！16号・・・・小田和正さんの曲に「16号を下って」というのがあるんですが、そこを下ると海があるのかなー♪

♪歌詞
「いつでも僕等は海へ向った
16号を下って南へ
心ときめくもの眼に映るもの
すべてのことが僕等のために
この道を行けば夕陽が落ちる頃
僕等のあの海へ着けるはず」

[156] mixiユーザー 02月19日 11:26

>>[155]
その歌は知りませんでした。
16号は狭山も通っているのですが、首都圏をぐるっと回っていて、横浜から三浦半島まで延びているようです。
何か不思議な国道ですね。

[157] mixiユーザー 02月19日 12:12

>>[156]

(≧∇≦)わ～、教えて戴いて有難うございます♪
横浜出身の小田さんのレアな道なんでしょうねー、きっと♪
なんかウレシイです～

[158] mixiユーザー 02月19日 12:26

>>[155]
私も、この歌大好きです

学生時代を思い出すな～

[159] mixiユーザー 02月19日 12:49

>>[158]
1990年リリース「Far East Cafe」に収録されてたよね♪まったりしたイイ曲ね～。

このアルバムではあと「good times & bad times」て曲がずーっと好きです

(^O^)

[160] mixiユーザー 02月19日 12:57

>>[159]
あー

私も私も

あの曲も、染みますよね～

[161] mixiユーザー 02月19日 15:43

>>[160]

しみるよね～～～♪

[162] mixiユーザー 05月02日 22:54

やっぱり「希望」より「絶望」が好きだ。
絶望には、何かわけのわからないけど無限に開いた未来の展望がありエネルギーが充ち満ちている。
希望は、どうにも先細りで、逃げてゆく蜃気楼の趣がある、つまり、まぼろし＝夢幻であり、儚い。

希望は、形のない漠然としている気分のうちは無害だが、何らかの具象性が出てくると人間にとっての猛毒であり「蟻地獄」だ。

[163] mixiユーザー 05月02日 23:09

確かに、何かにいたく絶望した所から人間て、開き直ってまっさらな心になって再出発するってことありますね。

でも希望ってゆうのも、心のあたたかい光としてぼくは好きです。

小田さんはぼくの中高の先輩です。

[164] mixiユーザー 05月08日 09:32

私は希望が好きですね。
ほんの少しでも先に希望があれば生きられる、と実感した事は何度もあります。そしてそれは自分で作るものなのです。
絶望というのは本来、生死に関わる事のように思います。でもそうでない絶望ならそれは先に何かある訳で、ちょっと違う気がします。

[165] mixiユーザー 05月08日 12:46

今、絶望しています。

しかし、絶望は良いものです。

なんとかなるはずだという希望があるから、そこに時間とエネルギーを注ぎ込むのですが、どうにもならないと諦めて絶望してしまえば、もう何もする必要がありません。

しかし、希望も良いものです。

なんとかしようとして、なんとかなった時の喜びは大きいです。

[166] mixiユーザー 05月08日 20:24

人間絶望している間は大丈夫なんだと思う。
本当に｢アカン｣時は、絶望もなくなって、すぅーと、行くんだ、きっと。

[167] mixiユーザー 06月27日 22:05

そういえば亭主が初めてもった仏教本「仏教の思想（角川）全１２巻」のうち法然親鸞の日本浄土教について書かれた第１１巻の巻題は「絶望と歓喜」であった。

妙好人にももれなくある。日蓮にもある。西行にも。

お釈迦様も説話によると「城の４つの門で４つの人間の苦を見て」出家されたとあるから、きっと最初に絶望または根源的不安があったんだ。

「最初に言葉（ロゴス）があった」とする、神の世界創造が「光と闇」の分断という一神教とは違う。でも聖書によると、「光あれ！」の前にはカオスがあったようなんだが。

[168] mixiユーザー 07月01日 19:23

「絶望する」と「諦める」は、似ているようでちょっと違う気がする。

「諦める」から「受け入れる」にしたいなぁ。
と思いつつ、なかなかこれが難しい。

などと、ふと考えました。

[169] mixiユーザー 07月01日 20:38

>>[168]

受けいれるも諦めるも無理があるとわかりましたから、好きにすることにしました