おそらく、この種のトピックは仏教関係のコミュにはほとんど見受けられないことから、あえて立ててみました。果たして前世なるものがあるのかどうなのか洋の東西を問わず、大いなる疑問の１つであると認識しています。
立場上、前世はあるという認識ではなく、そのような前世からの現世への転生があるとすればいかなる意味があるのか。
また、前世を感得した日本の僧侶も何名かはいたこと、またＢ・ワイス（米・精神科医）の前世療法、あるいは、２３００例もの事例を研究した（米、イアン・スティーブンソン）、それらの例を事実と合致するか追試研究した論文なども見受けられます。
ちなみに、過去世がわかるという人２人から、見てもらったところ、私の前世は「生臭坊主」だったとのことｗ ちなみにそのお二方とも面識はなく、一切謝礼すら受け取りませんでした。
瞑想とかとことんやってたときに、自分で感じたのは、松前藩の藩士をやっていたということくらいですね。ひょっとしたら、人間以外の生を受けていたかもしれませんが。
禅の公案にも百丈野狐というものがあります。
『修行に修行を重ね大悟徹底した人は因果律(いんがりつ)の制約を受けるでしょうか、受けないでしょうか？』と。私は、即座に、『不落因果――因果の制約を受けない』と答えました。その答えのゆえに五百生（五百回の生まれ変わり）もの長い間、野狐の身に堕とされました。』
コミュの皆様、前世というものどのようにがんがえておられますか？
（注）前世の行いが悪かったからこうなｔっているととかいう霊感商法まがいの書き込みだけはご遠慮願います。それと、前世は仏説に非ずってのもご遠慮願います。（対話が成立しないため）
こんな前世だったら、面白かったのにな〜とかのご意見でも書き込んでいただければ幸いです。
立場上、前世はあるという認識ではなく、そのような前世からの現世への転生があるとすればいかなる意味があるのか。
また、前世を感得した日本の僧侶も何名かはいたこと、またＢ・ワイス（米・精神科医）の前世療法、あるいは、２３００例もの事例を研究した（米、イアン・スティーブンソン）、それらの例を事実と合致するか追試研究した論文なども見受けられます。
ちなみに、過去世がわかるという人２人から、見てもらったところ、私の前世は「生臭坊主」だったとのことｗ ちなみにそのお二方とも面識はなく、一切謝礼すら受け取りませんでした。
瞑想とかとことんやってたときに、自分で感じたのは、松前藩の藩士をやっていたということくらいですね。ひょっとしたら、人間以外の生を受けていたかもしれませんが。
禅の公案にも百丈野狐というものがあります。
『修行に修行を重ね大悟徹底した人は因果律(いんがりつ)の制約を受けるでしょうか、受けないでしょうか？』と。私は、即座に、『不落因果――因果の制約を受けない』と答えました。その答えのゆえに五百生（五百回の生まれ変わり）もの長い間、野狐の身に堕とされました。』
コミュの皆様、前世というものどのようにがんがえておられますか？
（注）前世の行いが悪かったからこうなｔっているととかいう霊感商法まがいの書き込みだけはご遠慮願います。それと、前世は仏説に非ずってのもご遠慮願います。（対話が成立しないため）
こんな前世だったら、面白かったのにな〜とかのご意見でも書き込んでいただければ幸いです。
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コメント(272)
>>[235]
前世については判りませんが、ミュージシャンよりはやはり文学者か学者のイメージですね。
私の娘は音楽をやっていますが、これは女房の方の血が色濃く出ていて、女房は声楽をやっていて、その祖父はプロの歌手(ハワイアンなどを歌っていたようです)そしてその父親は一応名の通った日本画家です。
私の祖先で芸術で名をなした人は聞いた事がありません。
新渡戸稲造がそうですが、ちょっと固いイメージがありますね。
若い頃は確かにちょっと可愛くて快活だったのですが、何かがあって少し人嫌いになったような節がありました。
私の知らない部分が、彼にとってはとても大きな物だったのかも知れません。
前世については判りませんが、ミュージシャンよりはやはり文学者か学者のイメージですね。
私の娘は音楽をやっていますが、これは女房の方の血が色濃く出ていて、女房は声楽をやっていて、その祖父はプロの歌手(ハワイアンなどを歌っていたようです)そしてその父親は一応名の通った日本画家です。
私の祖先で芸術で名をなした人は聞いた事がありません。
新渡戸稲造がそうですが、ちょっと固いイメージがありますね。
若い頃は確かにちょっと可愛くて快活だったのですが、何かがあって少し人嫌いになったような節がありました。
私の知らない部分が、彼にとってはとても大きな物だったのかも知れません。
仏教において輪廻転生が考えられているのは、
そういうことを考えると面白い、楽しいという享楽的理由からではなく、
あらゆる生き物と自分とのつながりを時間軸の中で実感しようとする特異な理性の働き方（逸脱、想像と言えるかもしれない）が生じたものではないでしょうか。
また、そこにおいて実はそうした自己の変容こそが大事なのではなく、
やがて仏教は何よりもそうした時間軸における変容・転生の過程で、
今現在のこの世におけるあらゆる人、あらゆる生き物が、
過去世のどの時点かで、自分をいつくしんで下さった母であったかもしれないのだ、
と考える対人関係的視点が豊かに強調されるようになりましたね。
そういうことを考えると面白い、楽しいという享楽的理由からではなく、
あらゆる生き物と自分とのつながりを時間軸の中で実感しようとする特異な理性の働き方（逸脱、想像と言えるかもしれない）が生じたものではないでしょうか。
また、そこにおいて実はそうした自己の変容こそが大事なのではなく、
やがて仏教は何よりもそうした時間軸における変容・転生の過程で、
今現在のこの世におけるあらゆる人、あらゆる生き物が、
過去世のどの時点かで、自分をいつくしんで下さった母であったかもしれないのだ、
と考える対人関係的視点が豊かに強調されるようになりましたね。
>>[245]
＞心に帰りさえすればたちどころにすべてが解決するように思います。
それは、汚れのない本来の心に帰るという意味でしょうか？
それは果たして赤ん坊の時の心でしょうか？
それとも赤ん坊の心さえ前世から植え付けられた汚れの種子を持っているのだとしたら、原始時代の心に帰ることでしょうか？
あるいは、さかのぼってもさかのぼっても、心の前にはまた汚れた心が見つかるばかりで、いくら時間軸をさかのぼっても清浄な心など見つかるわけがないのだから、
清浄な心、あるいは仏性とは私たちに空想されてあるだけの理念、想像物でしかないのでしょうか？
それとも、たとえ理念・想像物であるとしても、あたかもそれ（清浄な心、仏性）が実在するかのように信じる（実体であるかのように信じる）ところに仏教という宗教は成り立っているのでしょうか？
「いや、仏教はそうじゃないんだ、そういうものじゃないんだ」
という見解もありますね。
＞心に帰りさえすればたちどころにすべてが解決するように思います。
それは、汚れのない本来の心に帰るという意味でしょうか？
それは果たして赤ん坊の時の心でしょうか？
それとも赤ん坊の心さえ前世から植え付けられた汚れの種子を持っているのだとしたら、原始時代の心に帰ることでしょうか？
あるいは、さかのぼってもさかのぼっても、心の前にはまた汚れた心が見つかるばかりで、いくら時間軸をさかのぼっても清浄な心など見つかるわけがないのだから、
清浄な心、あるいは仏性とは私たちに空想されてあるだけの理念、想像物でしかないのでしょうか？
それとも、たとえ理念・想像物であるとしても、あたかもそれ（清浄な心、仏性）が実在するかのように信じる（実体であるかのように信じる）ところに仏教という宗教は成り立っているのでしょうか？
「いや、仏教はそうじゃないんだ、そういうものじゃないんだ」
という見解もありますね。
前世はあるか無いかという問題や、
人間には本当に自由意志などあるのか無いのかという問題などは、
物事をとことん突き詰めて考えようとする人間の理性が洋の東西に関わらず突き当たることになる問題であり、
しかもこれらの問題は、それにイエスと答えようがノーと答えようが、両方とも誠実な論証を理性はなしうるということで、
カントによってこれらは理性のアンチノミー（自己矛盾）と呼ばれましたね。
どうしても人間の理性は、理性本来のとことん物事を考えるという性質によって、これらのアンチノミーに突き当たる。
ブッダも弟子のひとりから、「ちゃんとした答えを出してくれないなら私は修行をやめる」と迫られる。
このようなアンチノミーに対応するに、この弟子には無記で応えたブッダは、
本当に理性的な指導者であったと深く感銘せずにいられません。
人間には本当に自由意志などあるのか無いのかという問題などは、
物事をとことん突き詰めて考えようとする人間の理性が洋の東西に関わらず突き当たることになる問題であり、
しかもこれらの問題は、それにイエスと答えようがノーと答えようが、両方とも誠実な論証を理性はなしうるということで、
カントによってこれらは理性のアンチノミー（自己矛盾）と呼ばれましたね。
どうしても人間の理性は、理性本来のとことん物事を考えるという性質によって、これらのアンチノミーに突き当たる。
ブッダも弟子のひとりから、「ちゃんとした答えを出してくれないなら私は修行をやめる」と迫られる。
このようなアンチノミーに対応するに、この弟子には無記で応えたブッダは、
本当に理性的な指導者であったと深く感銘せずにいられません。
＞禅の公案にも百丈野狐というものがあります。
『修行に修行を重ね大悟徹底した人は因果律(いんがりつ)の制約を受けるでしょうか、受けないでしょうか？』と。私は、即座に、『不落因果――因果の制約を受けない』と答えました。その答えのゆえに五百生（五百回の生まれ変わり）もの長い間、野狐の身に堕とされました。』
「修行して大悟したなら、もう因果に苦しめられなくて済むんだろうなあ」
なんてゆう期待、欲望が透けて見えれば、まだまだ輪廻に翻弄されざるをえない。
この野狐が百丈和尚に、かつて自分が百丈和尚だった時に雲水に問われたのと同じ質問をしたところ、和尚から
「不昧因果（因果をごまかさない）」
という答えを聞いて救われる。
因果に落ちようが、落ちなかろうが、そんなことに落胆したり歓喜したり一切しない。
因果は因果として厳然としてある。
あるならそれに、地獄だろうと、天上だろうと、一喜一憂しない。
今、自分が生きている世界で腰を落ち着けて生ききり、行いには結果がある厳然たる因果を正面から受けとめること！
『修行に修行を重ね大悟徹底した人は因果律(いんがりつ)の制約を受けるでしょうか、受けないでしょうか？』と。私は、即座に、『不落因果――因果の制約を受けない』と答えました。その答えのゆえに五百生（五百回の生まれ変わり）もの長い間、野狐の身に堕とされました。』
「修行して大悟したなら、もう因果に苦しめられなくて済むんだろうなあ」
なんてゆう期待、欲望が透けて見えれば、まだまだ輪廻に翻弄されざるをえない。
この野狐が百丈和尚に、かつて自分が百丈和尚だった時に雲水に問われたのと同じ質問をしたところ、和尚から
「不昧因果（因果をごまかさない）」
という答えを聞いて救われる。
因果に落ちようが、落ちなかろうが、そんなことに落胆したり歓喜したり一切しない。
因果は因果として厳然としてある。
あるならそれに、地獄だろうと、天上だろうと、一喜一憂しない。
今、自分が生きている世界で腰を落ち着けて生ききり、行いには結果がある厳然たる因果を正面から受けとめること！
ロジャース派の分析が終わった後、ユング派の教育分析を受けるため六年間夢の記録をしておりました。記録を続けるたびに、夢はどんどん明晰化され、少し横になっただけで明晰夢を頻繁に見るようになりました。
松前藩藩士だとかいろいろありますね。未だにわからないのは、古代中国の戦旗と思われる黒地の旗に黄金と赤で彩られた二匹が対峙している旗が印象に残っています。また、どの時代かわからなかったけど、禅に参じており３０発ほど警策で叩かれた夢も印象的でした。
ユング研究所から戻った教授に、しっかり分析していただいたことを感謝しています。できればチューリッヒに渡って、Ｍ・ルイーゼ・Ｆ・フランツ女史から分析を受けたかった思いもありました。
しかし、十数年後、夢に見た禅僧が実在しており、その師匠に参じることができたのは幸いでした。
松前藩藩士だとかいろいろありますね。未だにわからないのは、古代中国の戦旗と思われる黒地の旗に黄金と赤で彩られた二匹が対峙している旗が印象に残っています。また、どの時代かわからなかったけど、禅に参じており３０発ほど警策で叩かれた夢も印象的でした。
ユング研究所から戻った教授に、しっかり分析していただいたことを感謝しています。できればチューリッヒに渡って、Ｍ・ルイーゼ・Ｆ・フランツ女史から分析を受けたかった思いもありました。
しかし、十数年後、夢に見た禅僧が実在しており、その師匠に参じることができたのは幸いでした。
>>[254]
ご存知でしょうが、百丈野狐には続きがあります。
野狐の供養も終わって、夜になって百丈和尚が弟子達にこの話しました。弟子の黄檗が、「野狐に堕ちた住職が、もしその言葉をまちがえなければどんな結末になったんでしょうか? 」と質問しました。
百丈が「もっと近くへ来い、教えてやろう」というと、黄檗は前に出て、いきなり和尚の横っ面を平手で張り倒した。百丈和尚は手を叩いて笑い、「胡の人は髭が赤いが、赤い髭の胡人が居る。（ここにももう一人達磨がおったわい」といいました。つまり黄檗を褒めたわけです。
不落因果が間違いか、それとも不昧因果が間違いか。
あるいは、両方とも正しいのか、両方とも間違っているのか。
編纂した無門和尚の頌には、不落も不昧もさいころの裏表のようなもの。
不昧が千回の間違いとすれば、不落は万回のまちがい とあります。
弟子の黄檗をが百丈和尚を張り倒したあたりに大きなヒントがあるようですよ。
何でもかんでも叩けばよいわけではありませんが、私なら質問などせず自分の単に戻って坐ります。
ご存知でしょうが、百丈野狐には続きがあります。
野狐の供養も終わって、夜になって百丈和尚が弟子達にこの話しました。弟子の黄檗が、「野狐に堕ちた住職が、もしその言葉をまちがえなければどんな結末になったんでしょうか? 」と質問しました。
百丈が「もっと近くへ来い、教えてやろう」というと、黄檗は前に出て、いきなり和尚の横っ面を平手で張り倒した。百丈和尚は手を叩いて笑い、「胡の人は髭が赤いが、赤い髭の胡人が居る。（ここにももう一人達磨がおったわい」といいました。つまり黄檗を褒めたわけです。
不落因果が間違いか、それとも不昧因果が間違いか。
あるいは、両方とも正しいのか、両方とも間違っているのか。
編纂した無門和尚の頌には、不落も不昧もさいころの裏表のようなもの。
不昧が千回の間違いとすれば、不落は万回のまちがい とあります。
弟子の黄檗をが百丈和尚を張り倒したあたりに大きなヒントがあるようですよ。
何でもかんでも叩けばよいわけではありませんが、私なら質問などせず自分の単に戻って坐ります。
>>[261]
中国の禅門の師家と弟子のやり取りを見ていると、師家にも弟子にも互いが立っている真実を明らかにするためなら言語もひっぱたくのも棒で打つのも何の変わりもないという意識がかいま見れて本当に驚くのですが、
それ以上に驚くべきは師家の側で弟子から手厳しく言葉を投げられたり、ひっぱたかれたり、棒で打たれたりしても、決してそれ自体を「何て非礼な！」とか「面子をつぶされた！」という類いの怒りにしてしまわない所です。
ものすごい平等感さえそこに感じます。
こういう師家と弟子のおそろしいほどの平等性は、ちょっと日本人の中には見られない類いのものではないでしょうか。
その点、ひらさんはどう思われますか？
中国の禅門の師家と弟子のやり取りを見ていると、師家にも弟子にも互いが立っている真実を明らかにするためなら言語もひっぱたくのも棒で打つのも何の変わりもないという意識がかいま見れて本当に驚くのですが、
それ以上に驚くべきは師家の側で弟子から手厳しく言葉を投げられたり、ひっぱたかれたり、棒で打たれたりしても、決してそれ自体を「何て非礼な！」とか「面子をつぶされた！」という類いの怒りにしてしまわない所です。
ものすごい平等感さえそこに感じます。
こういう師家と弟子のおそろしいほどの平等性は、ちょっと日本人の中には見られない類いのものではないでしょうか。
その点、ひらさんはどう思われますか？
>>[260]
以前のへんてこなコミュではお騒がせ＆お世話になりました。
ロジャース、ユング派の教育分析・・やはりすごい専門家さんだったんですね（溜息）・・
私の恩師は河合先生が教授時代に助教授として名古屋から引き抜いてきた元精神科医のＹ先生です。（恩師は生きているので一応プライバシー保護）
私は高校くらいから兄の影響で読み始めた河合先生の本に惹かれて、心の世界へやってきました。
河合先生の優れた知性感性と暖かいお人柄、それに見かけから想像できない「軽い」お話ぶり「はぁはぁ、ふんふん、ほうほう、そうですか」・・
若い頃の体験と思考を経て中年になってから大学に入り、今は院に籍を置いて退任後のＹ先生を囲む研究会の代表をしています。
でも本当は河合先生を慕う思いが強いです。（→Ｙ先生がすねる原因となる）
亡くなった時は「自分の父親を亡くしてもこんなに辛いだろうか」と思うほど辛かった。
あの阿呆が書いたものを目にして頭に血が、一気に多量に流れ込んだので・・
あいつと前々からの知り合いなんですか。
そうなら・・・・・・・・・・・かわいそうーーーーー
以前のへんてこなコミュではお騒がせ＆お世話になりました。
ロジャース、ユング派の教育分析・・やはりすごい専門家さんだったんですね（溜息）・・
私の恩師は河合先生が教授時代に助教授として名古屋から引き抜いてきた元精神科医のＹ先生です。（恩師は生きているので一応プライバシー保護）
私は高校くらいから兄の影響で読み始めた河合先生の本に惹かれて、心の世界へやってきました。
河合先生の優れた知性感性と暖かいお人柄、それに見かけから想像できない「軽い」お話ぶり「はぁはぁ、ふんふん、ほうほう、そうですか」・・
若い頃の体験と思考を経て中年になってから大学に入り、今は院に籍を置いて退任後のＹ先生を囲む研究会の代表をしています。
でも本当は河合先生を慕う思いが強いです。（→Ｙ先生がすねる原因となる）
亡くなった時は「自分の父親を亡くしてもこんなに辛いだろうか」と思うほど辛かった。
あの阿呆が書いたものを目にして頭に血が、一気に多量に流れ込んだので・・
あいつと前々からの知り合いなんですか。
そうなら・・・・・・・・・・・かわいそうーーーーー
｢前世、現世、来世と生き物はさまざまな生き物に生まれ変わり輪廻している｣という古代インドの、おそらくは素朴な直感が仏教に引き継がれ、北や南に伝播していったのでしょうが、こうしたことは証明しようがない。
｢いや、深い瞑想の中で証明しうる｣とか、｢いや、最新の科学によって証明されつつある｣とかいうことも言われますが、それらはこの輪廻転生を肯定するのと同じぐらい否定する余地も並んで許しうるほどのもので本当の証明ではない。
むしろ証明に躍起になるようなことでは全然ないと僕は思います。
輪廻転生ということを受け入れるか否かは、それを受け入れることが自分の倫理観にとても役立つという限りで個人的に保ち持てばいいことで、
｢瞑想により証明される｣とか｢最新の科学で証明される｣とかの言説ですべての人が受け入れるように強いる必要など全然ないと僕は思います。
証明されえないということは、ありうるかもしれないしありえないかもしれない、という両方の可能性があるということです。
証明されないから輪廻転生はない、と言い切るのも間違いなら、すでに証明されてるんだと言い切るのも強弁だろうと思います。
｢いや、深い瞑想の中で証明しうる｣とか、｢いや、最新の科学によって証明されつつある｣とかいうことも言われますが、それらはこの輪廻転生を肯定するのと同じぐらい否定する余地も並んで許しうるほどのもので本当の証明ではない。
むしろ証明に躍起になるようなことでは全然ないと僕は思います。
輪廻転生ということを受け入れるか否かは、それを受け入れることが自分の倫理観にとても役立つという限りで個人的に保ち持てばいいことで、
｢瞑想により証明される｣とか｢最新の科学で証明される｣とかの言説ですべての人が受け入れるように強いる必要など全然ないと僕は思います。
証明されえないということは、ありうるかもしれないしありえないかもしれない、という両方の可能性があるということです。
証明されないから輪廻転生はない、と言い切るのも間違いなら、すでに証明されてるんだと言い切るのも強弁だろうと思います。
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