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映画「うらぎりひめ」コミュの最終試写会から・山本典子さんのコメント

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先日の日曜日に映画「うらぎりひめ」の最終試写会が終わりました。僕がノルマンディ冬の舞踏合宿で不在のため、スタッフの皆さんにたいへんご苦労・ご迷惑をおかけしました。

さて古くからの友人、ノルマンディにまで写真を撮りにきてくださった山本典子さんから素晴らしいコメントをいただいたので以下転載させていただきます。
このコメントを読ませていただいて、言葉とは表現力の問題ではなく、先ず「想い」が深くないと綴る事が出来ないということがよくわかります。

典子さん。ありがとうございました。

***************

岩名様

「うらぎりひめ」拝見致しました。

命ある者は慎ましく、動けぬ者は声を上げよ…

生き物たる命は何億年の中の一瞬…

でも、かけがえのない命を全う出来ない時代は、終わっていない…

むしろ、規模は大きくなり、比例するように無関心になっていきます…

うらぎりひめのメッセージは、私の心に響きました。

蹄鉄の傷が、敗戦の日に呪縛から解き放たれ、命という光りに変わる歓喜!

自国の無責任さに命を奪われる虚しさ

彼女の内なる声と覚悟は、国に殺されて来たけれど、声を上げずは加担を意味すると…私たちひとりずつへの問いかけです。

思わず、魂が震え、涙しました…

まずは命を授かる性である女性たちが、どんな意識を持って、自分の生き方でこの時代を営むのか…

1人の弱さを認めて、光を探す…

身体に染み込んだ意識と経験の細胞の蓄積が、岩名さんを支えていらっしゃいます。

私たちは無責任に無意識に享受していた原発エネルギーの恐れを、現実の恐怖として2年前に怯え、怒り、悲しんだのに…
もう、彼方に置き去りにしています…

自民党になり、原発推進に舵を切り始めた今、私たちに出来る事は?

広島、長崎、ビキニ第5福竜丸、福島へと…

昨年、葉山の美術館でベンシャーン展を見ました。
第5福竜丸の事を描いた絵があり、被爆死亡者の船長の久保山さんの作品は福島美術館所蔵で、因縁を感じました。

ベンシャーンのこれらの絵にアーサービナードが詩を付けた「ここが家だ」は素晴らしいです。

去年の首相官邸前でのデモでバッタリお会いしましたが、この作品への、会話のエッセンス、肉体や自然の恵み、風や光の仕草という呼吸の映像はやはり舞踏かと…。

これが岩名さんの矜持なのです。

ありがとうございました。

山本典子(元舞踏写真撮影者)

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