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西岡の図書館(原子力関係)コミュの桜井淳『原子力発電は安全ですか?』

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桜井「軽水炉の根源的な危険性はどこにあるかというと、経済性を上げるために非常にコンパクトにしすぎたことが一つ。さらには炉心の出力密度を高くしたために、結局、崩壊熱も多くなったことです。そのため運転中にしろ、停止中にしろ、この発熱と冷却のバランスがちょっとでも狂うと、燃料が一気に破損したり、溶融したり、もっと進めばメルトダウンになってしまう可能性が高いということですね。そういうことで、軽水炉のことを綱渡り技術とかですね、いろいろそういうふうな揶揄するような言い方をするわけです。はっきり言って、軽水炉の場合、すべての安全系が正常に機能して適切な処置をしないと、実は最も早い場合は数十分、遅くとも二、三時間でメルトダウンになるくらいのきわどい技術なんです。」

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)52ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E6%A1%9C%E4%BA%95-%E6%B7%B3/dp/4846011224/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342253961&sr=8-1


桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]

 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

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桜井「加圧水型にしても、沸騰水型にしても、軽水炉の最大の特徴は使い慣れた水を使っていることです。濃縮ウランを使うことによって、非常にコンパクトで高性能、いわゆる商業炉としての経済性を徹底的に追究するようなかたちに仕上げることができたんですね。しかし、性能がいい半面、運転中であろうが、停止中であろうが、発熱と冷却のバランスが崩れると、いっきに炉心溶融に結びつく。だから、高い信頼性を持つ安全系を備え人間が注意深く運転管理し続けなければならないわけです。しかもなおかつ、事故時にはすべての安全系が正常に働けばうまく収束できるけれども、そうでなかったら大事故に陥るという・・・」

−−高いリスクがあるということでしたね。

桜井「そういうことです。(後略)」

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)126〜127ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E6%A1%9C%E4%BA%95-%E6%B7%B3/dp/4846011224/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342253961&sr=8-1


桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]

 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

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桜井「あの地震の後、福島県議会で講演したことがありました。私が軽水炉に対して重大な疑義を投げかけるような発言をしたんです。そのとき会場から自民党のいちばん右側に位置するような方が『それは問題発言ですよ。東大の先生はそういうことを言っていませんでした』と反論されたんですね。『臨界事故が起こったあとは、その東大の先生はそういうことを言っていないでしょう』と言ったら黙りました。(後略)」

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)145ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E6%A1%9C%E4%BA%95-%E6%B7%B3/dp/4846011224/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342253961&sr=8-1



桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]

 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

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桜井「私は、これまで話してきたような意味で、原研とか、東大の研究者というのは、はっきり言って、もう今後は大きなことは言えないなと思います。彼らは、ある意味では日本の原子力技術の土台を築いてきた人間であって、今日の原子力発電所の管理や安全文化、あるいは安全審査、安全制度など、すべてに渡って非常に大きな影響力と決定権を持ってきたわけです。なのにこういう大きな事故が起こったわけです。
 あの地震の後、福島県議会で講演したことがありました。私が軽水炉に対して重大な疑義を投げかけるような発言をしたんです。そのとき会場から自民党のいちばん右側に位置するような方が『それは問題発言ですよ。東大の先生はそういうことを言っていませんでした』と反論されたんですね。『臨界事故が起こったあとは、その東大の先生はそういうことを言っていないでしょう』と言ったら黙りました。(後略)」

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)144〜145ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E6%A1%9C%E4%BA%95-%E6%B7%B3/dp/4846011224/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342253961&sr=8-1


桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]

 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

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桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]


 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

コメント(2)

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桜井「軽水炉の根源的な危険性はどこにあるかというと、経済性を上げるために非常にコンパクトにしすぎたことが一つ。さらには炉心の出力密度を高くしたために、結局、崩壊熱も多くなったことです。そのため運転中にしろ、停止中にしろ、この発熱と冷却のバランスがちょっとでも狂うと、燃料が一気に破損したり、溶融したり、もっと進めばメルトダウンになってしまう可能性が高いということですね。そういうことで、軽水炉のことを綱渡り技術とかですね、いろいろそういうふうな揶揄するような言い方をするわけです。はっきり言って、軽水炉の場合、すべての安全系が正常に機能して適切な処置をしないと、実は最も早い場合は数十分、遅くとも二、三時間でメルトダウンになるくらいのきわどい技術なんです。」

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)52ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E6%A1%9C%E4%BA%95-%E6%B7%B3/dp/4846011224/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342253961&sr=8-1


桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]

 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

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桜井「私は、これまで話してきたような意味で、原研とか、東大の研究者というのは、はっきり言って、もう今後は大きなことは言えないなと思います。彼らは、ある意味では日本の原子力技術の土台を築いてきた人間であって、今日の原子力発電所の管理や安全文化、あるいは安全審査、安全制度など、すべてに渡って非常に大きな影響力と決定権を持ってきたわけです。なのにこういう大きな事故が起こったわけです。
 あの地震の後、福島県議会で講演したことがありました。私が軽水炉に対して重大な疑義を投げかけるような発言をしたんです。そのとき会場から自民党のいちばん右側に位置するような方が『それは問題発言ですよ。東大の先生はそういうことを言っていませんでした』と反論されたんですね。『臨界事故が起こったあとは、その東大の先生はそういうことを言っていないでしょう』と言ったら黙りました。(後略)」

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)144〜145ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AF%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E4%BA%BA%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E6%A1%9C%E4%BA%95-%E6%B7%B3/dp/4846011224/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1342253961&sr=8-1


桜井淳[SAKURAI Kiyoshi]

 1946年群馬生まれ。1971年東京理科大学大学院理学研究科修了。2006年東京大学大学院文化研究科広域科学専攻研究生修了(科学技術社会論で博士論文作成中)。2009年4月から東京大学大学院人文社会系研究科で「ユダヤ思想」や「宗教学」の研究中。2009年9月から茨城新聞社客員論説委員兼務中。物理学者(理学博士)・社会学者(博士論文作成中)・技術評論家(元日本原子力研究開発機構研究員(1976年7月〜84年6月。原子炉物理学および核燃料サイクル施設安全解析)。元原子力安全解析所副主任解析員(1984年7月〜88年3月。原子力発電所の安全解析)。元日本原子力産業会議非常勤嘱託(1988年7月〜89年6月。日本の技術力調査))。著書[桜井淳著作集]など単独著書26冊(単独著書・共著・編著・監修・翻訳など48冊)。現在、自然科学と人文科学の分野を中心とした評論活動に専念。

(桜井淳『原子力発電は安全ですか?』(論創社・2012年)に書かれた著者略歴)

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