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ぼぶとシュウトのハァハァコミュコミュのバレンタインの思い出

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ツレの具志堅と部活に向かう道中、いよいよ明日に迫った悪魔のイベント


そう、人呼んで
【バレンタインデー】in ’94


お互いその話題でもちきりだった



具志堅『ところでシュウト、お前今までにあの【本命チョコ】なる物を貰った事あんの?』


オレ『いやいや、そんなん貰った事無いし。そんなお前こそど〜なんだよ?』


具志堅『・・・お前と同じだよ・・・』




オレと具志堅は剣道部に所属していた
そうそう、オレの中学時代は当時もの凄く世間がスポーツで騒いでいた


サッカーでいえばあの【Jリーグ】が開幕したばかりで、サッカー部なんて誰もが皆あのKING☆カズが踊る通称カズダンスをいかにウマく踊れるかの勝負をしていた。そこ頑張るとこじゃねぇし!って遠目でひとりツッコミしていたのを今でも覚えている。そして漫画の世界で言えばガチでスラムダンクの連載がスタートしたばっかりの時代。バスケット王になりたいと言う人口が爆発的に増え、その影響で町の靴屋のバッシュコーナーの棚が3倍にも広がる程の人気っぷりだった。



そんな時代にも関わらずオレと具志堅は剣道部
部員の内訳で言えばオレ等2年生が3名で1年生が2名。人数が少ないせいもあり、部室はおろか、練習場すら校内にも無かった環境。なので当時の部活は小学生の頃からお世話になっている隣町の剣道場まで毎日学校が終わると具志堅や他のメンバーと一緒に向かう毎日だった。距離にして12キロ。雨の日も風の日も、盆・正月を除けば毎日部活動に明け暮れていた。その甲斐もあって、中体連の大会があれば地区大会で必ず優勝旗を持って帰ってくる程ウチの剣道部は実力をもっていた。オレと具志堅は大会で【勝つ】喜びを知っていたので、剣道自体は嫌いではなかった





しかしながら・・・
剣道部には、破る事の出来ない【鉄のおきて】があった













丸坊主・・・














特に大会前日になると、具志堅とお互いの髪を刈り上げるレベルを越え、お互いの髪を剃り上げる程の熱の入れよう。具志堅は頭の形が良かったからまだしも、オレの後頭部はものごっつキツイ絶壁の頭。その後頭部、よく具志堅からは【自殺の名所】と言われて馬鹿にされていた事を思い出すと、今こうして書きながらも、具志堅に対しての殺意がフツフツと込み上げてくるのは言うまでもない



オレ『はぁ〜っ・・・この時期だけは剣道部辞めたくなるなぁ』


具志堅『オレ達もチョコ欲しいなぁ・・・』


オレ『お前はまだいいやん。オレなんかこんな頭だぜ?耳もデカいし、こないだなんてオレA子ちゃんの周りの女の子から【ネイル】って言われてたのを聞いてしまったんだぜ!?』


具志堅『ネイルwwwあのナメック星人の奴だろ?そこはせめてピッコロって言ってほしいよなぁwww』


オレ『ちくしょー馬鹿にしやがって!みてろよテメェ、オレが髪を伸ばしたらきっとジョっすぃ〜共からチョコがっつり貰う程のイケメンになるからな〜!!!』


具志堅『はいはいwシュウト、そろそろ現実に戻る時間だぜ?今日も練習厳しいぞ!?』


結局バレンタインの攻略も思いつかないままでオレと具志堅は剣道場の扉を開き、その日も21:00までミッチリ厳しい稽古を受けて、ボロボロになりながら家路に戻りその日は就寝した




***



・・・そして次の日
校内がバレンタインモードで一色になっていた。モテる男子は登校時に早速女子からチョコをゲットしていたなぁ・・・そんなオレは女子とはすっかり疎遠の仲。もはやバレンタインデーを作ったお菓子メーカーに対して憎しみしか生まれていなかった・・・



案の定誰からも声を掛けられる事無く、オレはいつもの教室のいつもの席に座った


カバンから教科書を取り出し、机の中に入れようとしたその時だった



( ん?・・・教科書が排卵日だなぁ ) *1


*1 【入らん】って意味ねw

















( ( ・・・・・・こ、これは!!? ) )











そう、そうなんです









まさかのチョコ!
チョコが入っていたのです!!!!







オレはもの凄くドキドキしていたのを今でも忘れない




あの自殺の名所と言われたオレの机に・・・






オレの机に・・・!!!!






その日の一時間目、とにかく授業に集中出来なかった。



オレの心の中では
( ( 早く次の授業にならないかなぁ♪ ) )



と強く思っていた





二時間目は音楽
音楽室に全員移動なので、そのチョコを確認する絶好のタイミングになる!!!



人生初のバレンタインチョコ



見たい・・・









見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい・・・












    キーンコーンカーンコーン・・・














・・・強く念じたお陰なのか
シュウト待望の休み時間が来た!!!


周りのクラスメイトはポツポツと音楽室に向かい出す
友達『おいシュウト、そろそろ音楽室に行こうぜ〜!?』





・・・オレはお腹が痛いから後から向かう!っと友達に伝え、友達も、そして残りのクラスメイトも全員が音楽室に移動するのを確認するまで、席を立たずにお腹の痛い悲劇のヒロインちっくな演出をお披露目してやったZE☆






そして誰もいない教室の中・・・
40名分ある席にはオレを除く全てのクラスメイトが音楽室へと向かった





誰も居ない教室でオレは早速チョコを確認する





綺麗なラッピングを丁寧に開封する・・・







開けたそこには!!!!!







チョコは勿論、なんと手紙まで入っていたのでありんす!!!!







とりあえずチョコを確認した
ハート型のチョコレートで少し表面にデコボコ感がある!





これは間違いない・・・
手作りチョコに間違いない!!!!!!!






そしてオレは、残る手紙に眼をやった
縦・横だいたい8cm四方の何とも可愛らしい便箋







早速便箋を開封
その中には、可愛らしい小さな手紙が3枚入っていたのです!!!!






まずは一枚目







【産まれてはじめて好きな人の為に作りました】










っくは━━━来たよ!!!!!


【生まれてはじめて】


頂きました!貴女の【生まれてはじめて】をwww





そして二枚目!!








【沢山失敗したけど、味はとっても美味しく出来たよ☆】





はぃいいっっっ!また頂戴しました!!!!


【とっても美味しく出来たよ☆】



今日は名言ばっかで参ったまいったwww







そして三枚目!!!

























【やすゆき君のお口に合うといいな!今度、感想聞かせてね!(^^)




                              ○○A子】

















オ レ ぢ ゃ ねぇぇぇぇえええええwwwwええ   ええwwええww
wえww   え    wwwww エエエエエエエエエエ  えwwえ   ええええwwwwええ        えええええええ  えええw
wwwええええ      wwwええ えwええ   えwwww    え      eeeeee   Eeeeeee    ええ        えええええええ  えええw
wwwええええ      wwwええ えwええ   えwwww    え      eeeeee   Eeええ        えええええええ  えええw
wwwええええ      wwwええ えwええ   えwwww    え      eeeeee   Eeeeeee      ええええええ  ぇぇぇえええぇえっぇえぇえwwwwぇぇぇぇww
wぇえぇぇええええ   EEEEEEE   ええ  ええええええeeeee      ええええええ  ぇぇぇえええぇえっぇえぇえwwwwぇええ        えええええええ  えええw
wwwええええ      wwwええ えwええ   えwwww    え      eeeeee   Eeeeeee      ええええええ  ぇぇぇえええぇえっぇえぇえwwwwぇぇぇぇww
wぇえぇぇええええ   EEEEEEE   ええ  ええええええぇぇぇww
wぇえぇぇええええ   EEEEEEE   ええ  ええええええ  ええええええ  ぇぇぇえええぇえっぇえぇえwwwwぇぇぇぇww
wぇえぇぇええええ   EEEEEEE   ええ  ええええええ  エエエエエエエエエエエ  えwwwえwwwっ ぅ うエエ  エ  エエっ  っっ っ!!!!!!











その日オレは初めて勝手に学校を抜け出した
そして三日ほど学校をズル休みしてしまった








あとがき





やすゆき君にいくはずだった間違いチョコ
それをそっと隣のクラスに忍び寄り、相方の具志堅の席に入れてオレは家に帰った。やすゆき君の席には入れるスペースが無かった程に教科書と共に貰ったであろうチョコが幾つか入っていた。それならば!という事で、オレと同じくバレンタインチョコを貰った事の無い親友・具志堅の席に入れてあげた







畜生!初恋の女の子だったのにノニノニノニのにのにぃぃいぃいいいぃいいぃいっっ!!!!








―後半へつづく

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1888468270&owner_id=46599406

コメント(3)

心の葛藤が伝わってきます(^-^)
ノニノニノニwww
>>[1]

当時は暴れる寸前まで気が狂いましたよwww
淡い思い出♫今年は貰えんのやろうか?(笑)
淡いいね☆

この「のにのにノニノニノニノニぃ」流行らないかな。

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