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モノトーンミューずアムコミュのSeventh Heaven:第一回

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シナリオタイトル:「色の失われた都で」
開催日:2013/5/4
舞台:商いの街(元:色欲の都)
参加者:ベルベット、シンティア、ペトラ、アルフォード

コメント(6)

【概要1:古都調査隊の発足】
 職工の国の天才技師スヴェン・ミュラーは、七つの古都の伝説に疑いを持っていた。
剥奪の街出身の彼は、その経験から、古都がどのように滅び、そして「滅びの中で、
古都の人々は何を考え、どのように抗ったのか」を集積・分析することで、
異形・歪み・綻びへの対抗手段を模索する参考になると考えた。最初の調査対象に選ばれたのが
元・色欲の古都『商いの国』であり、そこでの調査は彼なりの結論を得たのだが、
彼自身のフットワークと探索活動スキルは決して高くない。
そこで、調査員として旅立つことになったのが、以下の3名である。(決まった順番)
 自分と妹を救ってくれたスヴェンを恩人と慕い、後ろ暗い理由で逃亡中の少女
…高機能車椅子と鏡の中の其達を操る、家出娘ペトラ。
 旅の途中で知り合ったペトラと商いの国で再会し、彼女の勧誘、もといスヴェンの依頼を
快く承諾した、紡ぐ者の剣の使い手シンティア。
 協力を請われた裁縫師組合が「信頼に足る報告を送って寄越す数少ない本部所属の実力者」
として白羽の矢を立てた、裁縫師ベルベット。
 また、スヴェンは七つの古都を管轄している(と主張する)聖教会にも調査許可の申請を
行っていた。教会側も、その歴史の真実には興味を示しており、(いざという時の情報の
精査・取捨選択が行うことも視野に入れ)監督者として、危険地帯への随行が可能な
僧侶にして剣士アルフォードを推薦してきた。しかし、彼は、遭遇した伽藍との戦闘の中で
自身が紡ぎ手であることを隠してはいなかったが、異端審問官として「紡ぎ手死すべし」を
声高に宣言している。彼の内心はどうあれ、体面上、あるいは、保身のために、
いつ紡ぎ手を狩るかもしれない…そう恐怖を抱いたシンティアとペトラは、ベルベットの
合流すら待てず逃げるように次なる調査ポイント『霹靂の街』へと向かった。
【概要2:クオリアを名乗るからくり】
 調査隊の旅立ちの前日、商いの国に現れた伽藍
…それは「クオリア」と名乗るからくりだった。その行動は、街角に立ち
「この国は富み栄え、それゆえに清貧の心を忘れて淀んでいる。
かつて滅んだ古都を思い出すのだ、同じ末路を辿りたくなければ、私についてきなさい」
といった内容の演説を繰り返すことだった。無理な洗脳も支配もなく、ただひたすら熱心に、
その想いを訴え続ける…それが彼の歪んだ行動理念だった。
 また、クオリアの名は、高慢の古都が滅ぶ前に現れた老人…最初の異形とされる
“曇白のクオリア”を想起させるものであり、識者にとっては、奇妙な関係性あるいは
皮肉を想像しないわけにいかない。
 それが理由になったわけではないが、騒乱の元にもなりかねない彼の行動は、聖教会や
裁縫箱の目につき…歪み・綻びをまき散らす演説が看過されるわけもなく、
居合わせたベルベット、アルフォードとの交戦に至る。
(実際は、演説に共感した聴衆2名を(逸脱能力で)連れ去ったことが決定打であった)
 異形化し全力で抵抗した伽藍クオリアは、紡ぎ手2人を撃退することに成功する。
しかし、からくりとして人間を殺害できない安全機構を持っていたために、血まみれの
2人をその場に残し、異形化した体を引きずって次なる演説場所を探して街の中を彷徨する。
 異形化した伽藍が無造作に歩き回ったとあっては、赤銅の鈴も捨て置けない。
赤銅の鈴構成員達がクオリアを取り巻き、それを聴衆と認めた彼もそこで演説を続ける。
その場に遭遇したシンティアとペトラ、ぼろぼろの体を引きずって再び挑むベルベットと
アルフォード。激戦の末、ついにはクオリアを名乗る伽藍は滅び、そして消えた。
【マスターシーンで語られた物語:この世界の滅びから救われる為に】
いつとは解らない時間、どことは解らない場所で、誰かが声高に叫んでいる。
「この世界は滅びに瀕している。しかし、安心するがいい。我々は救われる。
既に箱船は完成に近づいている。皆の引き続きの協力を期待する。
まだ、人が足りない。もっと人は救われなければならない。
さぁ、まだまだ成すべき事は残されている。何をすべきかはもう理解している事だろう。」
声が途切れると、集まっていた人たち(?)がそれぞれの場所に散っていく。

そして、物語は加速していく。
【余談:スヴェンと調査隊】
天才ゆえのコミュニケーション障害を抱えるスヴェンの提唱した研究内容の意図に、
調査隊(四人とも!)は高い理解を示した。
#三人が高い出目、ペトラに至ってはクリティカル!!
これによって、スヴェン自身も調査隊に深い信頼を寄せており、ただの依頼主という関係を超え
今後調査隊から出てくる協力要請は、親身になって対応しようとするだろう。
・・・もちろん、性格が改善された訳ではないので、彼の言う事は難解であるが。。。
スヴェン自身は今回商いの街で各組織に協力依頼をしていたが、様々な幸運が重なり、
優秀な生徒達(調査隊)を得た。これに満足して、本拠地である職工の街に戻った。
しかし、彼自身の持つ多くの資料は「高慢の都」を調べていた「剥奪の街」に残されており、
また、何かのタイミングで職工の街から出てくるかもしれない。
【余談:スヴェンと各組織】
スヴェンは商いの街で今回の調査のスポンサー、及び協力者を自ら探していた。
#職工の街において、職工組合はスポンサーとなっていたが、それだけでは充分でなかった。
しかし、彼自身に交渉能力は無く、調査内容は各組織(赤銅の鈴、裁縫箱、聖教会)の興味を
そそりながらも、決定打に欠けていた。
しかし、ひょんな事から再会したペトラが赤銅の鈴に「貸し」を作った事から、
赤銅の鈴はワビを含めて資金提供を実施。その資金を裁縫箱と聖教会に寄付する事で、
裁縫箱及び聖教会は(思惑はあれど)スヴェンの調査に協力する事を約束している。

以下、裏方としての思惑:
職工組合は、今回の調査について積極的に協力している。
ただし別キャンペーンで職工の街自体大きなダメージを受けており、人材難かつ資金難。
コミュ障のスヴェンが一人で商いの街にやってきたのも、それが理由。
赤銅の鈴は、今回の調査目的について正確に理解しているわけでは無いが、
スヴェンとの関係を持っておく事は、「得」だと考えている。
なお、資金提供後、商いの街に現れた異形を彼らの調査隊が倒した事から、信頼は高まっている。
裁縫箱は調査目的について、ベルベットから報告を受けているためある程度把握しており、
今回の活動に人員を出す事は、非常に有益であると考えている。
なお、裁縫箱には問題児が多く、請求書や賠償金に苦慮しており、お金大事、とても。
聖教会は内部で一本化されていない。本調査に関しては、監視者が必要としながらも、
その調査結果をどのように扱うか、協会内部で二つの勢力が暗闘している。
次で触れるが、調査同行者が有能だが立場がグレーという事がそれを示している。
【余談:異端審問局の紡ぎ手、アルフォード】
「紡ぎ手死すべし」と唱える組織の中に、紡ぎ手が居るとはなんという皮肉であろうか。
彼の存在は異端審問局の中で許される者では、決して無い。
そして、彼が紡ぎ手であるという情報は、既にある程度には知られてしまっているし、
一方で、彼はまだ自らを「異端審問官」であると言って憚らない。
教会内部でも彼の事を訝しんでいる人間は少なくない。
今は情報がコントロールされており、情報がトップまで上がっていない。
しかし、その情報が明らかになれば、異端審問局は総力を上げて、彼を討とうとするであろう。
なぜなら・・・彼らのこれまでの信念・行為が無に帰するからだ。
彼の存在は教会の内部闘争に一石を投じる事は明確である。
その波紋はどこまで広がるのであろうか?

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