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ARに棲む魔コミュの漆黒について

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漆黒のボクセル

 スマートフォンアプリで育成したキャラクターをAR空間内で戦わせる育成対戦ゲーム。配信された当初はタイアップ商品のQRでvocがパワーアップするキャンペーンなどを行っており、認知度は高かったが現在配信元の活動休止に伴ってアプリの更新はされていない。プレイヤーたちはゲーム内の掲示板やチャットでコミュニケーションが取れるため、更新終了後も情報交換は盛んのようだ。

voc
 スマートフォンアプリ「漆黒のボクセル」内でプレイヤーが操作するキャラクターのこと。魔王遭遇前の上限レベルはlv50だが、再生後はさらに上昇することが出来るようだ。ボクセル(voxel)の中の私(hoc)を縮めた造語。

魔王との遭遇
 プレイヤーたちは「漆黒のボクセル」のプレイヤー。ある日、誰もいない場所で対戦を申し込まれる。スマートフォンもプレイヤーも見当たらない閑散とした場所で半信半疑のまま対戦に巻き込まれるプレイヤーたち。その対戦相手こそが巷で噂の「魔王」だった。

魔王戦での敗北
 魔王戦に敗北したプレイヤーは、育てていたvocを失ってしまう。本来なら戦闘に敗北するだけでそのようなことは起こらないのだが、vocのデータを失ったプレイヤーたちはキャラクターデータを再生する特別なQRコードがあると噂で知り、そのQRコードを読み込むことでvocを再生するが、再生されたvocは微弱ながら現実の空間に作用する力を持つようになる。

謎のQRコード
魔王にロストされたvocを再生するQRコードは、プリントアウトされたものではない。偶発的に3つの四角いシンボルが配置された風景を漆黒のボクセル内のQR読み取り機能で読み取るとQRコードとして認識される。認識される景色はどこでも良いというわけでは無いらしく、ある人が読み取りに成功した場所でも、他の端末では読めないなど謎が多い。QRの出現場所は漆黒内の掲示板などに書き込まれることがある。

再生されたvoc達の能力
現実世界に影響を及ぼすようになったvoc達はレベルアップとともにその力を強力にしていく。能力は系統に分かれている為、何でも出来るわけではない。

vocの構成要素は
名前、ビジュアル、バッテリー残量、能力の系統、vocスキル、経験値、行動ポイント、対戦ポイントとなります。

バッテリー残量
vocが動作するためにはスマートフォンのバッテリーを消費します。通常ならば3時間ほどvocを連続起動できます。

vocの能力の系統
魔王遭遇前後を問わず漆黒で扱われる能力の系統。
・早育タイプ
早く育ち、強力な力を発揮するまで時間がかからない。わかりやすい能力が多い。

 炎熱系
 氷結系
 打撃系
 雷撃系
 風圧系
 
・遅育タイプ
成長が遅く、強力な力を発揮するのに時間がかかるが、他の能力で代替がきかないため、強力プレイなどの際に他のプレイヤーに依存されがち。付加系能力は全てここに分類される。

 薬毒系
 時空系
 爆弾系
 磁力系
 狙撃系
 砲術系

・特殊タイプ
成長はレベルアップの度にランダムで発生し各系統ごとの何のスキルが得られるか(もしくは得られないか)分からない。何のための能力かも分からない場合もある。vocを作る際に特別なQR(再生のQRとは違う)を読み込ませることで開放される。一つのQRからは一つのvocしか作れないため、系統によっては非常にレアリティーが高い。QRは異業種とのコラボ商品企画で世に出されているため、各系統に社名を併記する。

 精密系(マツダイラ精機)
 治癒系(薬のベホマ)
 食糧系(びっくりモンキー)
 変身系(ファッションセンターしまうま)
 重力系(オオマツ重機)
 移動系(海外旅行のXAX)
 音波系(ビューレコ)
 祈祷系(成仏新宗錦糸町派)
 幻惑系(カメラのサクマ)

vocスキルは能力の系統ごとに存在します。

行動ポイントはvocスキルを使うために必要なポイントで、ゲーム内で持っているアイテムを消費するか、夜12時を過ぎることで回復します。上限は全てのvocで共通して5です。

経験値 lv50を超えたvocは通常のゲームでスキルを使用しても経験値が入りません。実世界でスキルを使う必要があり、その都度経験値が1ずつ入っていきます。また、ゲームマスターによって用意されたシナリオを終えたときにも経験値は得られます。基本的にプレイヤーたちは夜12時になる前に行動ポイントを使い切って翌日を迎えるため、就寝前には行動ポイントは残っていない事になります。

コメント(31)

vocの能力の発現型

放出型 射撃型 接触型 誘導型 座標指定型 範囲指定型 設置型 特殊型
vocのスキルはvocのレベルが上がるたびに、スキルレベルも上昇する。

1st 遠隔着火 (座標指定型)スキルレベルと等しい距離(m)の範囲でプレイヤーの目に見える場所にある可燃物に着火する。

2nd 誘導火球 (誘導型)スキルレベルと等しい時間(分)の範囲でプレイヤーがターゲットとして宣言した目標を追尾する火球を放つ。火球の速度はおよそ時速4km弱
vocのスキルはvocのレベルが上がるたびに、スキルレベルも上昇する。

炎熱系

1st 遠隔着火 (座標指定型)スキルレベルと等しい距離(m)の範囲でプレイヤーの目に見える場所にある可燃物に着火する。

2nd 誘導火球 (誘導型)スキルレベルと等しい時間(分)の範囲でプレイヤーがターゲットとして宣言した目標を追尾する火球を放つ。火球の速度は時速4km弱。歩く人間に追いつけない。
氷結系

1st 範囲冷却 (範囲指定)
1ターンに1℃指定された範囲の温度を下げる、指定範囲は直径10cm×スキルレベルで指定する段階では目に見えている範囲である必要がある。下げられる温度の限界は周囲の温度−スキルレベル℃。持続時間は1時間。範囲冷却で一度下げられた温度は周囲の温度が上昇してもそれに伴って上がることはない。また、充分な水分がなければ、範囲が氷漬けになることもない。

2nd 接触氷結 (接触)
触れた対象を氷漬けにする。氷漬の大きさはスキルレベルcmの直径の球。接触氷結で作られた氷は普通に融解するが、プレイヤーの接触氷結の能力は10分間持続するため、スキルレベル1でも何か小さなものを芯にすれば直径1cmの氷の粒を10分間作り続けることができる。ちなみにスキルレベルが10cmの場合、直径5cmのボールを氷結させると直径10cmの氷塊になる。
打撃系

1st 遠隔接触
vocは画面内の物体をつつくことが出来る。力はスキルレベル×1kg。

2nd 打力倍増(接触)
プレイヤーによる直接攻撃に打撃力を上乗せする。上乗せされる打撃力はスキルレベル分
電撃系

1st 空中放電(誘導)
プレイヤーは任意の体の末端から放電を発する。電圧は10万V、電流は0.1mA。放電を伸ばせる長さはスキルレベル×m。

2nd 動物電気(接触)
プレイヤーの肉体から直流電流を得る。プレイヤーは1時間につきライフを1失う。得られる電力はスキルレベル×10W。
風圧系

1st 乱気流(座標指定型)
中空に(当然)目には見えない乱気流を作り出す。乱気流は自然の風とは異なる軌道であるため、例えば紙飛行機を空中で旋回させたりすることが出来る。また乱気流の軌道は任意である。乱気流が起こせる場所は視界内で1辺2mの立方体。風の強さはスキルレベル×3m。但し、自然の風がスキルレベル×5mを上回る速度で吹いている限り、上限は自然風の風速となる。

2nd 威風(範囲指定)
その気象地域で任意の方角から一定の風が吹く。風速はスキルレベル×3m。
薬毒系

1st 殺菌(接触)
接触した対象を殺菌する。スキルレベル×10cm立方が対象。

1st 抗体(接触)
接触した対象(毒性があるものに限る)に対抗する抗体を作る。抗体は片手に持った容器の中に液状でおよそ50ml現われ、全量を飲むことで効果を発揮する。抗体は1時間で効力を失うが、その間に毒を排出できれば、当然、それ以降、毒の作用は受けなくなる。

2nd 毒生成(接触)
接触した対象を毒化する。対象は10分間毒化しする。対象はスキルレベル×10cm立方以内の範囲とする。毒生成を行った場合、片手に持った容器の中に液状でおよそ50mlの解毒薬が現われ一滴でも経口摂取すれば効果を発揮する。片手に容器を持っていない場合、毒生成スキルは使用できない。毒生成で造られた毒は生体内に入っても10分で効力を失う。

毒は毒を受けた人体に毎ターン1のダメージを与える。
毒を人間以外の生物に影響させたい場合、毒生成時対象の生物を指定しなければならない。その場合、その生物にのみ効果を発する。生物は分類学上の科ないしそれよりも狭い範囲で指定されている必要があるためヒト科を対象とした場合、ゴリラもチンパンジーも人間も全て被害にあう。
時空系

1st 体内時計
プレイヤーは正確な体内時計を持つことが出来る。この能力は「漆黒」起動中常に作用する。また、プレイヤーは正確な体内時計を別のプレイヤーにも12時間付与することが出来、その場合行動ポイントを消費する。この能力によって微妙にリズム感が良くなり、十分な睡眠時間が確保されている場合、寝過ごさなくなる。

2nd 遅延
プレイヤーは接触した対象の行動の速度を遅くすることが出来る。効果は行動にかかる時間がスキルレベル×10%多くなる。効果持続時間は10分間。
爆弾系

1st 効果爆弾生成
プレイヤーは接触した物体を光・音・いやな匂い(気絶するほどではない)のどれかを発する爆弾にする。その物体は破裂して弾け飛ぶが、破裂にはダメージはない。爆弾は破壊されるか起爆装置によって起爆する。

1st 起爆装置
プレイヤーは接触した物体を起爆装置にすることが出来る。起爆のキーはプレイヤーが任意で決められるが、プレイヤーにも判別できない事象は起爆のキーに出来ない。逆にプレイヤーが勘違いしていることはプレイヤーの勘違いのままに処理される。

2nd 物理エネルギー封入爆弾生成
プレイヤーは接触した物体を物理的なエネルギーを封入する容器にする。ただし、撒き散らされる物理エネルギーはその物体に直接打撃として詰め込む必要がある。打撃によって物体が壊れると、封入されたエネルギーは解放されるが、ぶっちゃけそのエネルギーは容器の破壊に使用されるので、容器が危険なものではない限り実害はそうない。打撃を封入できるのは1ターンの間のみ。爆弾は効果爆弾と同じ条件で起爆する。
磁力系

1st 反磁性バリア
プレイヤーは自分の体表を磁化し、体表の周囲の物体の反磁性を強力にする。それによってプレイヤーに向かってくる全ての物体はプレイヤーと反発するため、物理的なダメージを与えることが困難になる。全ての打撃はスキルレベル×(−1)の修正を受けるが、これには両面から締め上げる力などは含まれない。

1st 体表磁化
プレイヤーは体表の全面、または一部を磁化することが出来る。また体表周辺の磁力線を歪曲できるため砂鉄などの強磁性体をある程度操ることが可能になる。
狙撃系

1st 不可避の的
プレイヤーはvocを使ってスマートホン越しに対象をマーキングできる。マーキングされた対象に向かってプレイヤーが投擲した物体はどちら向きに投げようとも遮蔽物が新たに設置されない場合を除いて必ず的に命中する。

2nd 回転投法
プレイヤーが投擲した物体を進行方向に対して垂直に回転することで起動の安定と物理エネルギーの上昇を得る。投擲ダメージ+スキルレベルのボーナスを得る。
砲術系

1st 火砲入手
プレイヤーは任意の棒状の物体をキャノン砲にすることが出来る。砲は10分間使用できる。弾丸はキャノン方になった物体にちなんだもの1種類が発射され、それはある程度プレイヤーに判断が任される。マスターは「まったくちなんでいないもの」以外はこれを阻めない。

1st 蛇口入手
プレイヤーは任意の棒状の物体を噴出砲にすることが出来る。砲は10分間使用できる。噴出物は噴出砲になった物体にちなんだもの1種類が発射され、それはある程度プレイヤーに判断が任される。マスターは「まったくちなんでいないもの」以外はこれを阻めない。

2nd 自動砲台
プレイヤーは入手した砲を設置し、自動砲台として設定できる。自動砲台はプレイヤーの最初の指示に従う。プレイヤーが指示内容を変更する場合は、再度、砲台のところへ行かなければならない。

砲は性質を元の物体に依存しているため、氷で作れば時間経過で解け、とうもろこしで作れば主にコーンなどを発射する。但し、弾丸などを発射して内容物が失われることは無い為、10分間、無尽蔵に発射できる。射程はスキルレベル×3m。
特殊系では1stスキル以外のスキルを得る場合、レベルアップのたびに1D12を振る。その時、出た出目の約数がスキルの約数と重なった場合スキルを入手する。レベルアップも同じ手法で行われ、必ず毎回れねるがあがるわけではない。最初のダイスロールはvocレベル52で行われ、以降、毎レベルアップごとに行われる。約数は[n]のように表される。

精密系

1st [1]対物レンズ
プレイヤーはスキルレベル×10倍の顕微鏡と同じ視力を得る。対象は密着している必要がある。このスキルを使用する際、行動ポイントは消費しない。

[2]マニピュレーター 
プレイヤーに見えている世界でvocを使っての作業が可能になる。可能な作業は移動、摘出、切断など。サンプリングがない限り摘出されたものは紛失する。

[3]サンプリング
プレイヤーに見えている世界でvocを使ってサンプルを入手する。入手したサンプルは適当な容器に回収される。逆に適当な容器に物体を入れておいて、その物体をどこかに納めることの可能。

[4]接眼レンズ
プレイヤーは対物レンズスキルにさらに接眼レンズスキルレベル×1倍の倍率を得る。このスキルを使用する場合、行動ポイントは消費しない。

[5]レーザーメス
プレイヤーは静止している物体を切断する。距離はスキルレベル×1m先の物体まで可能。但し、切断できる幅は1ターンに1cmが限度。

[6]内視鏡
プレイヤーは入り口さえあれば狭く入り組んだ内部を傷をつけずに覗くことができる。その際の倍率は顕微鏡スキルか超倍率スキルに依存する。

[7]透過視覚
プレイヤーは金属以外の物体を反透過した視界を得る。その視覚はX線写真に酷似しているが、検体に放射線の影響は出ない。透過できる距離はスキルレベル×1m、範囲は1m×1m。但しこのときも対物レンズスキルと接眼レンズスキルは有効であるので、それらを併用すれば拡大視覚も得ることができる。

{11}念謝
プレイヤーは見た情報をスマートホンの画像フォルダへ送ることが出来る。
治癒系

1st [1]積極治癒
プレイヤーは自身のライフをn消費して、自分以外の対象の生体のライフをスキルレベル×n×1回復する。回復は対象の最大ライフを上回ることはない。

[2]状態異常回復
プレイヤーは対象の生体の状態異常を回復する。ただし、これには先天性のものや欠損は含まれない。また疾患も含まれない。

[3]痛覚麻痺
プレイヤーは対象の生体の痛覚をスキルレベル×1日間麻痺させる。また、プレイヤーはこの効果を任意で解除できる。対象の生体はその間ライフの減少によるペナルティーを一切受けなくなる。

[5]自己治癒
プレイヤーは自身のライフをスキルレベル×1回復できる。

[7]処方
プレイヤーは対象の生体の血液を微量入手して、対象の状態を診断する。診断に成功した場合、片手に持った容器内に液状の特効薬をおよそ50ml生成し、対象の生体はそれを全量のみ干すことで回復する。但し、対象の生体が小動物の場合、少量でも良い。処方は以下の症状を改善しない。すなわち、寿命、悪性新生物、先天性のもの、欠損、窒息や酸素過多。

[11]蘇生
プレイヤーは対象の死亡状態の生体を蘇生しスキルレベル×1ライフを回復する。ただし、スキルは以下の死因のものを蘇生しない。すなわち、寿命、悪性新生物、遺伝子異常、ばらばらになるなどして重要臓器が見当たらない、死後、1時間以上が経過したもの。
食糧系

食糧系能力によってvocの行動ポイントが増強された場合でも、vocが通常一日に得られる経験値は5が上限。
また食糧系のvocは作った食糧を行動ポイントがリセットされるまでしか持ち越せない。

1st [1]食材調達
スマートホンで撮影した食材をAR空間内に取り込むことが出来る。 取り込まれた食品はAR空間内からロストする。

[2]無銭飲食
スマートホンのカメラのフレーム内に収まっている食品をvocは食べることができる。食べた食品の熱量が1Mcalを超えていた場合、vocは1Mcalにつき行動ポイントを1回復する。食べられた食品はAR空間内からロストする。

[3]調理
食材調達で入手した食品を組み合わせて調理する。調理された食品は材料となった食品の熱量の総和の熱量をもち、それを摂取した場合、vocは1Mcalにつき行動ポイントを1回復する。

[5]給仕
vocは対象の1体のvocに行動ポイントを1消費させて、そのvocに食事を与える。食事は「調理」されたものか「食材調達」されたものでなくてはならない。プレイヤーは給仕した対象のvocの情報を包み隠さず知ることができる。

[7]炊き出し
vocは対象の複数のvocに行動ポイントを1消費させて、そのvocに食事を与える。食事は「調理」されたものか「食材調達」されたものでなくてはならない。プレイヤーは炊き出しした対象のvocを所有するプレイヤーのスマートホンのメールアドレスを任意で知ることができる。

[11]オートレストラン
プレイヤーはAR空間内にvocが利用できる食料の無人販売所を設置できる。無人販売所が利用された瞬間、プレイヤーは利用したvocの名前と所有者の名前を知ることができる。無人販売所に設置できる食品は一種類。販売所という名前とは裏腹に対価は必要ない。プレイヤーは無人販売所を設置するとき、利用できるvocの条件を詳細に決めることができる。
変身系

1st [1]ブレスレット変形
プレイヤーはvocを変形させてAR空間内で装着できるブレスレットとして利用できる。プレイヤーがこのブレスレッドをAR空間内で装着した場合、プレイヤーはvocに攻撃を加えることができるようになる。また、プレイヤーは「ブレスレット変形」したvocを現実空間に具現化することができる。この折、必要ならばスマートホンをブレスレットに内蔵できる。

[2]スナップショット
プレイヤーはさまざまな人間の服装をスマートホンで撮影して保存する。

[3]ドレスアップ
プレイヤーはスナップショットした服装に2ターン使って着替えることが出来る。ドレスアップは解除しない限り1時間持続する。

[5]変身ヒーロー/ヒロイン (テクニカル)
プレイヤーはブレスレットの力で変身ヒーロー/ヒロインになる。変身は3分間で解除される。変身中は肉体を使った行動にスキルレベル分の修正を加算する。

[7]変身ヒーロー/ヒロイン (パワフル)
プレイヤーはブレスレットの力で変身ヒーロー/ヒロインになる。変身は3分間で解除される。変身中は物理攻撃力と防御力にスキルレベル分の修正を加算する。

[11]変身ヒーロー/ヒロイン(ビーム)
プレイヤーはブレスレットの力で変身ヒーロー/ヒロインになる。変身は3分間で解除される。変身解除直前にプレイヤーは必中のビームを放つ。ビームのダメージで敵が倒れるかどうか等はマスターの判断にゆだねられる。

変身ヒーロー/ヒロインとついたスキルは全て複合して扱われる。
重力系

1st [1]自己浮遊
プレイヤーは自身の肉体と衣類などの身の回りの物体に影響する重力を遮断して浮遊が可能になる。高く浮遊すると着地する際には落下となるので注意が必要。浮遊しているプレイヤーは他の重力スキルの全てを自分に同時に使うことが出来、これは判定の必要な応用ではない。

[2]スタンプ
プレイヤーはvocを用いてAR空間内でオブジェクトにスタンプを押すことが出来る。スタンプが押せる最大数はスキルレベルと等しい。スタンプを押されたオブジェクトには、プレイヤーに影響している重力スキルが同時に影響する。

[3]軟着陸
プレイヤーは視界にはいる物体の落下速度を自然落下速度から速度ゼロの間で任意にコントロールできる。同時にコントロールできる数はスキルレベルと同じ。ただし、その上限にスタンプされているオブジェクトは含まれない。

[5]力場
プレイヤーはスマートフォンのカメラに写りこむ任意の1点を中心にした直径スキルレベル×10mの範囲をプレイヤーがコントロールできる力場として設定できる。力場は特に条件がなければ3分間維持される。

[7]無重量
力場として設定された空間で重力を遮断する。力場スキルを使っていない場合、範囲は直径1mの球状。無重力空間はスキルレベル×10分間持続し、その際、力場が存在すれば、力場も存続する。

[11]重量倍化
力場として設定された空間で重力を倍化する。力場スキルを使っていない場合、範囲は直径1mの球状。空間内に存在する物体は自然加速度×2のスキルレベル乗の加速を受ける。また重量はオブジェクトの質量×2のスキルレベル乗の倍率で測定される。
移動系

1st [1]置換移動
プレイヤーが接触した物体とプレイヤーは瞬時に位置が置換される。このとき、物体はその場所に固定されているものであってはならない。

[2]vocによる置換移動
AR空間内でvocが触れた物体とプレイヤーは位置が置換される。このとき物体はその場所に固定されているものであってはならない。

[3]空気置換
プレイヤーとvocが指定した範囲の空気は位置が置換される。

[5]vocによるスマートホン運搬
vocはスマートホンやブルートゥースのカメラを運搬することが出来る。これによってプレイヤーからは見えない死角にプレイヤーが移動できる場所を探索したりすることが可能になる。

[7]シェイクハンド
プレイヤーはプレイヤーを起点として手をつないで連なっている対象でスキルレベルと同じ人数までのPCやNPCをPCと同じく移動の対象とすることが出来る。

[11]空間検索移動
プレイヤーはweb上とプレイヤーがスマートホンで閲覧できるあらゆる実在する映像を根拠に、その場所の空気とプレイヤーを置換して移動することが出来る。ただし、あまりにも映像と様変わりした光景には移動できないため、ドラマなどのセットが背景になっている場合、その位置からセットがあらかた撤去されていた場合など、もうそこには移動できない。また映像にはプレイヤーが入りこむだけの空間が写り込んでいなければならないため、机の上を接写した画像などで机の上には移動できない。
音波系

1st [1]拡声
プレイヤーは自分の持つスマートホンの音量をスマートホンのスペックを超えて大きく出来る。最大音量はスキルレベル×10dBとする。また、音はAR空間上にスピーカを設置し、そこを発生源とする。

分類 騒音の大きさ
(dB) 目安
非常にやかましい 120 飛行機のエンジンの直近
非常にやかましい 110 ロックコンサート 自動車の警笛(前方2m) リベット打ち 杭打ち
非常にやかましい 100 電車通行時のガード下
非常にやかましい 90 ピアノ、ステレオ 騒々しい工場内 大声の独唱 怒鳴る声
やかましい 80 地下鉄電車内 バス車内 交通量の多い道路 電話が聞こえないレベル
やかましい 70 騒々しい街頭 電話のベル音 騒々しい事務所内
やかましい 60 静かな街頭 静かな乗用車内 普通の会話の音声 
静か 50 静かな事務所
静か 40 図書館 市内の深夜 昼間の静かな住宅地
非常に静か 30 深夜の郊外 夜の静かな住宅地
非常に静か 20 置き時計の秒針音(前方1m) 木々の葉の触れ合う音

[2]音の通り道
プレイヤーは見えている範囲で空気的に遮断されていない位置の音を音の進み方を変えることによって減衰させずに聴くことが出来る。但し、細い鍵穴などを通して音を聞く場合、誰かがノブを触るなどしてその鍵穴の中で騒音がすると、その音の方が大きく聞こえて意味がない場合がある。対象までの距離はスキルレベル×10mとする。また音の通り道は逆向きにも使えるため、誰かの耳に小さな音を届けることも出来る。

[3]ヴォコード
スマートホンでサンプリングできた声であればどんな声でも声帯模写が可能。声帯模写だと看過するには聞いた対象は抵抗判定を行うが、その際にはスキルレベルが基準となる。

[5]直進衝撃波
直進衝撃波と拡散衝撃波のスキルレベルの合計点分のダメージを持つ衝撃波で前方に攻撃を行う。衝撃波のダメージは接触時はスキルレベルと同じ、またプレイヤーのいる場所から1m離れるたびに1ずつ減少し、ダメージ0になるポイントで効果を失う。

[7]拡散衝撃波
スキルレベル分のダメージを持つ衝撃波で任意の方向に攻撃を行う。その場合前方30度及び後方30度のように発生方向を複数の角度に分けても良い。衝撃波のダメージは接触時はスキルレベルと同じ、またプレイヤーのいる場所から1m離れるたびに1ずつ減少し、ダメージ0になるポイントで効果を失う。例外的に拡散衝撃波スキルを持っているプレイヤーは直進衝撃波スキルを持っていなくとも拡散衝撃波スキルで擬似的に直進衝撃波を放つことが出来る。

[11]固有振動数
プレイヤーは特定のオブジェクトのみを狙って直進衝撃波で攻撃が可能になる。スキルレベルの数だけ、異なる条件を同時に介在させられる。
祈祷系

1st [1]吉兆
プレイヤーは技術を伴わない運のみで行われる自身の選択に介入し、スキルレベル分だけ有利な判定で狙った結果を得るべく判定が出来る。

[2]吉兆の付与
プレイヤーは対象PCに接触することで技術を伴わない運のみで行われる他者の選択に介入し、スキルレベル分だけ有利な判定で狙った結果を得るべく判定をさせられる。この能力は接触された対象には気づかれず、また判定時にライフを消費させない。

[3]凶兆の付与
プレイヤーは対象PCに接触することで技術を伴わない運のみで行われる他者の選択に介入し、スキルレベル分だけ不利な判定で狙った結果を得るべく判定が出来る。この能力は接触された対象には気づかれず、また判定時にライフを消費させない。

[5]安全祈願
プレイヤーは範囲内のPCのために安全を祈願する。これによって範囲内のプレイヤーたちはその後起こる直近の受動選択肢に対して+1の有利修正を得る。効果は1回だが24時間で自然消滅する。一人のプレイヤーに同じスキルは2回使えない。

[7]必中祈願
プレイヤーは範囲内のPCのために必中を祈願する。これによって範囲内のプレイヤーたちはその後起こる直近の能動選択肢に対して+1の有利修正を得る。効果は1回だが24時間で自然消滅する。一人のプレイヤーに同じスキルは2回使えない。

[11]均衡と混沌
均衡と混沌スキルはあらゆる判定に用いることが可能である。プレイヤーは均衡と混沌スキルを用いるにあたり1D12を無為に6回振り、その目を記録する。その後、その次に実際に行われる判定について「均衡」もしくは「混沌」のどちらかを選択することが可能になる。
 
 「均衡」プレイヤーは次いで行われる判定について「予め記録された6回のダイスの目」と同じ目が出た場合、それを無視してふり直しを行う。これは「予め記録された6回のダイスの目」以外の目が出るまで続く。

 「混沌」プレイヤーは次いで行われる判定について「予め記録された6回のダイスの目」と異なる目が出た場合、それを無視してふり直しを行う。これは「予め記録された6回のダイスの目」の目が出るまで続く。

プレイヤーは任意でスキルレベル回数分「均衡」または「混沌」状態を継続できる。ただし、その間記録された「6回」は書き換わらない。また、クリティカルロール及びファンブルロールに均衡と混沌スキルの効力は及ばない。
幻惑系
幻惑系のほぼ全ての技能が光の拡散の中で効果を発揮します。幻惑系の技能は以下の状況で+修正を受けます。他者はスモークマシン以外の幻惑系技能に対して抵抗判定を行う必要があります。

光量「夕闇(+1)、夜の闇(+2)、新月の夜(+3)、薄明かり(+1〜+3の間でGMが決定)」

光の拡散「スモークマシン(+1)、雨、自然の濃霧、粉塵や砂塵、煙っている状態(+1〜+3でGMが決定)」

酩酊「アルコールなどの薬物に酔っている(+1〜+3でGMが決定)」

心理的要因「そこにあって(なくて)然るべき対象(+3)、恐怖(+2)、油断(+1)、懐疑的(+1〜+3でGMが決定)」

これら4つの要素は重複し、最大で+12の修正を幻惑系能力者に与えます。PCは幻惑系能力による攻撃に気づいた場合、目隠しをする、かなり近づいて対象を見るなどの方法で対抗が出来ます。この場合、目隠しをしたことにより視覚に関わる判定は全て-6の修正を受けます。

1st [1]スモークマシン
vocはAR空間内にスモークマシンを設置し、このスモークマシンが現実に霧を発生する。霧の範囲はマシンを中心に地面が平坦な場合スキルレベル×10mの直径。しかし、この霧は低いところに流れるためマシンより低い場所がある場合GMの判断で低い場所で充満する可能性がある。霧の中にいる人間は全ての視覚が関わる判定に-1の修正を受ける。スモークは開放された空間の場合強い風で流れて消えてしまう。スモークマシンはAR空間で他のvocに発見され破壊されない限り設置から1時間活動して消滅する。

[2]消失
プレイヤーはオブジェクトを他者から見えないように隠匿を試みることが可能です。一度、消失にだまされたプレイヤーは視界が改善されるか、隠匿された対象から攻撃を受けるなどの変化がない限り隠匿されたオブジェクトに気がつかなくなります。

[3]屈折
プレイヤーは存在するオブジェクトの場所を任意の別の場所にあるかのように見せかけます。

[5]投影
プレイヤーはスマートホンで扱える映像を選択して投影することが出来ます。

[7]ARジャミング
vocはAR空間の中でも幻惑系技能を使えるようになります。

[11]黒い霧
スモークマシンの強化改造です。予め設置されているスモークマシンを改造して(+3)修正が得られるブラックミストマシンにグレードアップします。スキルレベル×3分間スモークマシンはグレードアップし、硬化時間が切れるとともにスモークマシンも消滅します。
補足

vocの能力が及ぶ範囲は特記ない限り能力発現時にスマートフォンのカメラが写していた範囲内とする。但し、能力の起点が写っていれば末端が写りこむ必要はありません。

特殊タイプの成長は必ずGMの立会いが必要です。ダイスが振れるのはvocのレベルアップ1回に対して1回のみです。ダイスの出目に対してどのスキルがレベルアップするかはスキルの前の[ ]の中にある数字で判断します。プレイヤーはまず出目の約数を求めます。そして、その約数に該当するスキルと[1]である1stスキルは全てレベルアップします。また、出目が1であった場合、プレイヤーは1stスキルを上昇させない代わりに任意のスキルをひとつ上昇させることを選択出来ます。ただし、いかなるスキルも1stスキルを上回ってレベルを上げることは出来ません。
イノベーション

プレイヤーたちは現実の世界の行動とそこに影響を与えるvocの能力を組み合わせて新たなテクニックを獲得することがあります。

いちかばちかだ!(能動・特殊)
プレイヤーは急に思いついた画期的手法をゲーム内でぶっつけ本番で試すことが可能です。そこでプレイヤーは「いちかばちかだ!」判定を行います。この判定で出目で「8」が出た場合、行動は成功します。「1」の場合も行動は失敗(しかもファンブル)しますが、変わりに着想を成功に導くヒントが得られます。ヒントはいちかばちかに賭けたプレイヤーの心の声(あるていど小声がいいでしょう)と、そこに入り込む「理性」という名のGMのアドバイスによるロールプレイで得られます。また、プレイヤーが何をしようとしたのか知っているプレイヤーもプレイヤーに声をかけることでそのロールプレイに限定的に参加することが可能です。プレイヤーの心の声は聞こえない立場を上手く使ってアドバイスしてください。プレイヤーは葛藤の末、心の中の葛藤による提案を受け入れるか決定します。受け入れない場合、ファンブルしたことによって得られたアドバンテージは消失します。

試行錯誤だ!
プレイヤーは「いちかばちかだ!」でファンブルし、改善方法を思いついた場合、改善の条件を満たしてまた別のターンに再チャレンジすることが出来ます。その際、成功率は跳ね上がり、「8」に加え、さらに「4」「5」「3」「9」の出目も成功となります。ここでも「1」を出した場合はファンブルとなって新しいヒントを得ます。

イノベーションだ!
上記の方法で行動を成功に導いた場合、GMはプレイヤーキャラクターに対して「イノベーションを起こした」として成長ポイントを1点与えます。

これがオレの新しいチカラだ!
プレイヤーは「いちかばちかだ!」または「試行錯誤だ!」で成功した行動について、プレイヤーの成長ポイントを使って新しいスキルを得るのと同じ手法でスキルとして確定することが可能です。こうして得られたプレイヤーの行動とvocの能力の組み合わせによるスキルをイノベーションスキルと呼びます。イノベーションスキルでは最初に成功した場面から鑑みてスキルの使用条件が設定される場合があります。それは例えば陸の上でサーフィンが出来ないような条件です。そうした条件がある場合、プレイヤーはキャラクターシートに詳細に書き込んでください。また、これはプレイヤーによって開発されたオリジナルのイノベーションスキルですので「オリジナル」と併記してください。

NPCのイノベーションスキル
GMはNPCを予め用意してくる際にイノベーションスキルにオリジナルを併記することは出来ません。NPCでオリジナルのスキルを持ちうるのは「オリジナルをプレイヤーキャラクターが持っていた場合にそのPCをNPCとして登場させた」場合と公式に設定されているNPCに限られます。

さらなるイノベーション
プレイヤーは予め取得しているイノベーションスキルとさらにプレイヤーまたはvocの行動を組み合わせて「いちかばちか!」の賭けに出ることが可能です。

情報共有
イノベーションスキルは条件が合えば別のキャラクターに教えることが出来ます。その場合は手法が確立されているので、スキル条件はまるっとそのまま他者に移ります。

オレがオリジナルだ!
同一のイノベーションスキルを同じターンに複数のプレイヤーが使用した場合、ファンブルまたは特に意趣がない限りは、出目に関わらずオリジナルのキャラクターの達成値はオリジナルではないキャラクターの達成値を1以上上回ります。コピーはオリジナルには勝てないのです。

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