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寺子屋小山台〜第7期コミュの第五回 異文化コミュニケーション

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講師は三菱商事の是永和夫氏です。

是永氏は社団法人日韓経済協会専務理事も兼任されております。

テーマは「異文化コミュニケーション」。

 是永氏は、長年南アフリカに勤務されており、今は日韓経済協会と世界を股にかける活躍をされており、その豊富なご経験を基に異文化コミュニケーションについてのヒントをいただければと考えております。

以下個人的感想〜〜〜

 アフリカにおけるアルミ材料(ニッケル、クロム、、)の採掘と地域の開発を同時に進行し、いまは日韓共同で資源開発や共同事業を展開されている是永先生。外国で活動する上で大切なのは「その国を愛すること、その国でお仕事をさせていただく姿勢」だとか。これは人として基本的な姿勢だと思います。言葉や文化、歴史が違っても「まず仲良くする」ことが大切。日韓で高校生の交流事業もされていて、いろいろな歴史的対立があってもフェイストゥーフェイスの交流ができれば、時間がかかるけど本当の交流を育てることができるとおっしゃっていました。アフリカ開発については、ヨーロッパの植民地支配、そして中国の開発援助は現地のことを考えていないもので、あらためて日本式開発、現地のインフラ整備(人的インフラも含め)はニーズにあっているのでは、と。グループワークでは「アフリカ現地のためになっているのか?」や「なぜ韓国と?」などするどい質問もありました。

 先生は南アのラグビーのワールドカップも観戦されていたとか。日本の対中国、韓国、北朝鮮の問題を考えるとき、マンデラさんの改革がひとつの目安になるのではないか、とおもいました。つまり「既存の憲法、人種問題、宗教問題」を不屈の精神でクリアした。もちろん現状ではまだまだ問題が山積みらしいですが、一歩一歩目標にむかって進むことが重要ではないでしょうか。日本はアジアでどう進んでいくのか。

ここからはもっと個人的な意見です。。

 北朝鮮のミサイル(衛星?)発射もあり、朝鮮半島問題の話にもなりました。「韓国は北をどうおもっているのか」など。講義から帰宅し、テレビをつけると韓国の不況のニュースがやっていました。早期退職をせまられ50代が職探しでたいへんな思いをしているとか。もちろん大卒の若手も仕事がないようです。これは日本でも電機メーカーのリストラを見れば危機感を共有できるのは明らか。
北は基本的に農業の国。社会の理想は「資本主義→社会主義→共産主義」はマルクスだったっけ(汗。日本は年金や生活保護の政策などで一部社会主義的な部分がすでにあるとか。それはもちろん現状で自然の流れだと思います。日本、韓国、だけではなく世界的な格差を是正するためには資本主義、行きすぎた自由主義から再分配の考え方が人間的な考えでは、と思います。朝鮮半島の場合、北と南が統一された場合、韓国の離職者は北の農業の開発で受け皿に、北は南の技術、インフラ整備で生活向上と、うまくまとまるのではないか、と。あくまで政治的、軍事的要因を考えないはなしですが。
こんなある意味「夢」を実際一歩進ませたのがマンデラさんだったのではないでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=SWLm16Kip-w

コメント(1)

ひろたろうさんのレポートです!

先日は寺子屋小山台第5回講座「日韓協働によるグローバル展開−アフリカにフォーカスした資源開発と国際貢献」でした。講師に三菱商事顧問で日韓経済協会、日韓産業技術協力財団専務理事の是永和夫さんをお迎えし、現場での経験や交流を踏まえたご講義をいただきました。
 是永氏はアフリカ駐在の経験が長く、三菱商事アフリカ代表を務めるなど、三菱商事の中でも「アフリカのおじさん」と呼ばれるそうです。商社というと山崎豊子の小説に見られるように、政治も絡んだ権謀術数のイメージもありますが、社会への貢献やコンプライアンスが求められる中、現地社会とのWinーWinの関係を大前提に資源開発を進めているということです。現地の政府高官からいつ袖の下を求められるかヒヤヒヤしたこともあるとのエピソードも伺いましたが、相応のご苦労をされたのではないかとご推察します。
 現地社会への貢献では、地雷は動くのだというお話が印象的でし
た。大雨が降った後などは、昨日安全であった場所ももう安全とは言えないとのことでした。もちろん、HIVの問題にも気を使ったとのことです。HIVであることがわかると会社クビになるのではないかと恐れ、治療ができないようです。
 さて、ご講義のあとは質疑応答となりましたが、なぜ日韓協働なのか等々の話になりました。先生のご見解では、日韓は非常に多くの価値観を共有でき、日本の1億人と韓国の5千万人が協力すれば、2億人分にも匹敵するシナジー効果を引き出してゆくことができるということでした。積極的な国際貢献を行うという点でも、両国民は共通の価値観を共有できます。日韓には竹島(獨島)問題等々喉に掛かった骨もありますが、互いに相手を認めていくことで、互いに変わっていくことができるだろうとのお話と思います。日韓経済協会では日韓高校生交流キャンプなど草の根運動を実行しており、これからもそうした交流を続けて行くことが何より大切とのことでした。

是永先生の印象的なエピソードとして、商社マンとしてアフリカに駐在するわけですから豪奢なお宅にメイドさんを雇うわけですが、初めのうちはモノがよくなくなったそうです。しかし自分が不在の時に子供たちにどのように接してくれているかは子供の目を見ればわかるとのことで、子供たちを可愛がってくれているなら、少しぐらいのことには目をつぶろうと思ったそうです。するとそれ以来モノがなくなることはなくなり、洗濯を依頼したズボンに小銭が入っていても、きちんと出して渡してくれるようになったとのお話を伺いました。

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