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意味がわかると怖い話。コミュの吊橋効果(自作)

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俺です。
m(__)m
いつも長文な作品、深くお詫び申し上げます。
まぁ、やめるつもりもありませんが……(笑)

今回は、恋愛感情にまつわるお話です。


★★★★★★★★★★★★★★★


あずさ『……じゃあ、山に行きたいな。』


キターーーーーーッ!!




あずさに恋をしたのは、俺が大学に入学し、テニスサークルに入ってからそんなに時間は掛からなかった。

あずさは町病院の院長の娘ということもあり、周りの男子からは高嶺の花のような目で見られていた。

サークル活動が終わってから、無謀にも遊びに誘ったりしたが、ガードが固いあずさはいつも俺の誘いを断った。

俺もそこで諦めることはなく、来る日も来る日もあずさにアタックをし続けた。

サークルでの疲れもあるから、たまには気分転換でどこか行かない?

と誘うと、あずさは少し考えてから、山に行きたい、と提案したのだった。


日曜に行く約束をし、あずさと別れた。
その日の夜は、興奮もあり、なかなか寝付けなかった。



―――日曜日―――



俺はあまりの緊張から、待ち合わせよりも2時間早く駅前の待ち合わせ場所へと到着してしまった。

それから2時間5分位経ってから、あずさが小走りでやってきた。


あずさ『ゴメンね、お弁当作ってたら、ちょっと遅れちゃった。』


その一言で、2時間待った俺の気持ちも一気に報われた。

あずさは、白のワンピースに麦わら帽子を被った、まさに夏といった服装だった。

俺『か、可愛いね。』

つい、俺の口からは本音が漏れていた。

あずさ『……ありがと。』

普段言われ慣れていないのか、あずさの顔は多少引きつった笑顔だった。

話を振ってみたが、簡単な会話で終わってしまい、気まずさからか、電車内では常に無言状態が続いた…。

電車に乗り、バスに乗り継ぎ、目的地の山へと到着した。



カッコー、カッコー…

ホー、ホケキョ…ケキョケキョケキョ………

ミーンミンミンミー……


山に到着するなり聞こえて来る、自然ならではの合唱。

緑の木々や避暑地ならではの爽やかな風が、汗ばんだ体に心地いい。

たぶん、あずさも同じことを考えているのだろう。


山を二人で登りだす。



途中、小川の流れる川のほとりで昼食を兼ねて、休憩を取ることにした。


俺『…う、うまい!』

大き目の石の上に腰を下ろし、あずさが作ってきてくれた弁当を頬張る。

あずさ『……そう、良かった…。』

俺『食べないの?』

あずさ『……うん、お腹すいてないから大丈夫。全部食べていいよ…。』


相当疲れたのか、あずさに笑顔は無かった。
もう少しゆっくり歩いた方が良かったかな、と一瞬後悔したが、俺の空腹感がその気持ちを相殺した。


休憩を終えた俺達は、更に山の麓へと歩いていくことにした。

山といっても、富士山のような大きな山ではなく、山菜を採ったり、紅葉狩りを楽しむような小さな山なので、もちろん登山道はある。

しばらくあずさと会話しながら緑の木々の山道を歩いていると、川を挟んだ一本の吊橋が見えてきた。


軽い動悸を感じながらも、会話に夢中で気付かなかったが、だいぶ上まで登っていたみたいだ。

下を流れる川がとても小さく見える。

高さからして、下の川まで50m位だろうか。


俺『ねぇ、あの吊橋、渡ってみようよ。』

あずさ『…いいけど、大丈夫かな。頑丈に造られてないけど。』

俺『大丈夫だって。』

俺はあずさを半ば強引に誘い、吊橋の方へと足を運んだ。


吊橋の前に到着した。
改めて見てみると、本当に簡素な造りの吊橋だ。

大小様々に雑な木の板が並べて打ち付けてあり、手摺りは一本のロープのみ。
保護用のモノは無く、一つ間違えれば川に落ちてしまいかねない。

逆に、このスリルがまたいい。

俺『俺が先に行くから、後からついて来て。ゆっくりでいいから。』

あずさ『……うん。』

あずさが呟く。


ドクンドクンドクン…

吊橋を渡っていると、緊張のせいか、鼓動が高鳴ってきた。

苦しいぜ……。
これが吊橋効果ってやつか…。

途中、振り返りあずさの顔を見る。
あずさは凛とした表情をしながらも、じっと俺を見つめている。


ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン

鼓動が先程よりも速さを増す。

俺はあずさから目が離せ無くなっていた。

俺『あずさ…。』


ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンド


あずさが満面の笑みで俺に笑いかけてくれていた…

顔の小さいあずさの笑顔はとても小さく見え……








あずさ『…うざいんだよ、バーーカ』




水のはねる音が、山の合唱に新たな音響を加え、そして消えていった。


カッコー、カッコー…

コメント(16)

あずにゃは…ゲフンゲフン!

あずささんは、始めから語り手を殺すつもりで、お弁当に毒(もしくは鼓動を早めて目眩を起こさせる薬)を盛った…。

つり橋にくれば、きっと語り手は、渡るだろうと、予想して…。

さすがは、あずにゃ!完璧ですね!←(オイw

しつこい男は嫌われるってことですね←
(´ω`)

そのまま吊り橋から降下したのですか・・・
>>[001]

主人公の名前はあずさ!

私はあずにゃ!

む、無関係です(・・;)
>>[001]
(^^)
正解です。
そのコメントをまるまる解説にしてもオッケーなレベルですね(笑)
息抜きに作った話なんで簡単にしました。
>>[002]
(^^)
しつこい野郎は、評価を下げるというお話でした。
>>[003]
(^^)
そうです。正確には、鼓動が停止してから落ちました。
>>[004]
m(__)m
ありがとうございます。
忘れたい過去を掘り起こしてしまい、すみませんでした(笑)
>>[009]


ホント!しつこかったんだよ!思い出しちゃったじゃん( ̄д ̄)ww
効果→吊り橋の上だと告白の時のOK貰える確率が上がる
降下→落ちる

以上の二つを引っかけたわけですね( ̄∀ ̄)
>>[010]
あずさは、お弁当に何かをこんにゅうさせました。
秩序型ですか?
そうかもしれません
(笑)
>>[011]
あずにゃさんのことだったんですか?
わざと言ってみたのが、まさか本当のことだったとは、知りませんでした。
m(__)m
>>[012]
(^^)
良くお気づきになりましたね。
そうです。
『効果』と『降下』をかけたのも、一つの正解でした。
ありがとうございます。
>>[014]

え?なんのことですか?
いや〜怖い事件ですね(>_<)

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