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意味がわかると怖い話。コミュの都市伝説ー魔女狩りー(中編・自作)

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こんばんは
ゆーとです(*´ω`*)

大変長らくお待たせしました
魔女狩り中編

後編も明日には載せられると思います!

では、ごゆるりと
お楽しみ下さい(*´∀`)

《前編》
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=73461185&comm_id=6037562

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞






「わ、私……聞いちゃったの
あの日神奈ちゃんが突き飛ばした子を指差して
言った言葉を!………」

突如、冴島の口から告げられた

思いもよらぬ発言に心臓の鼓動が高鳴り始める

「そ……それで天海はなんて?」


聞いてはいけない……
俺の中の何かがそう告げている

「そ……それがね………」


冴島の次の言葉を待つ間も
俺の中の何かが必死に抵抗している


「神奈ちゃん……あの時
《あと2日 で死ぬ》って言ったの……
わ、私その時は気にも止めてなかったんだけど」


………冴島が言葉を紡いでいく
しかし、俺の耳にはそれ以降の言葉は
入ってこなかった………

男子学生と天海の騒動が起きたのは三日前
そして、今日の先生の話によると
男子学生が息を引き取ったのは昨日の夜……
もし時計の針が零時を回っていなかったら
騒動から2日後、命を落としたことになる


「ねぇ………単なる思い違いだよね…
ほら、神奈ちゃんってさ
なんか雰囲気怖いじゃん?だから……」

必死に冴島が間を作るまいと言葉を
投げ掛け続ける……
恐らく、『大丈夫。そんなのあるわけないじゃん』
と笑顔で返すのが正解だったのだろう
冴島もその言葉を期待して俺に相談を持ちかけて
くれたのだとわかっていた

けれども、なぜか
冴島の求める答えを出す事は出来なかった……







ー翌日ー

足取り重いまま教室に入った俺の目に
飛び込んで来たのは黒板に赤いチョークで
でかでかと書かれていた

《この人殺し》

という文字だった


俺は言葉を失った
そして、黒板の前には文字を見据える
天海の姿が………

「な、なんだよ!これ!!」

別に天海を庇うつもりはなかった
ただ、今回のこれはやりすぎだ

「お前知らないのかよ!
この間死んだうちの生徒、そいつが殺したんだぜ」

高校生組の大将的なやつの発言を火種とし
神奈に向けた様々な罵声が飛び交う

よくみると他の学年もいるようだ

俺はそのなかにいた冴島を見つけた
向こうも俺に気づいたらしく
すぐさま首を横に振った

はなっから冴島を疑ってはいなかった
そんな事をするようなやつじゃないと
知っているからだ

……となると、あの騒動の中
冴島以外の誰かが天海の発言を聞き
今回の騒動を起こしたという事になる


考えを巡らせていた俺は
気づかなかった……

気づいた時にはもう
天海の指先はガキ大将的な生徒を示していた

自然と辺りは静まりかえる………

そして今度は俺の耳にも
はっきり聞こえた………

《明日死ぬ》


そしてその言葉通り
翌日ガキ大将的な生徒はトラックと衝突し
命をおとした


立て続けに起きた二件の死亡事件
二件に共通しているのは
天海の宣言日に命をおとしてるって事だけだった


いつしか天海は《魔女》と呼ばれるようになり
《人を呪い殺せる》とか
とうとう死者まで出すようになった
原因不明の病の原因は
《天海を島に入れ地主神を怒らせた為》
などと突拍子もない噂が飛び交うようになった


と言っても所詮は一部の島民がいってるに
過ぎず騒ぎ立てする者もごく僅かだった

しかし、一つの決定的な資料が
全てを変えた

それはどこで誰が持ってきたのかは
定かじゃないがかなり昔の新聞だった

そしてその新聞紙の見出しに
書かれてた恐るべき内容が
全てを変えたのだった

《現代に魔女現る!》
《彼女は人を呪い殺せる!》

そしてその魔女と呼ばれている女性の名前は
《天海咲夜》
天海神奈の母親だった……


俺は全てを明らかにする為に
天海の家を訪れた

道中、島民達が慌ただしかったのが
やけに気になったが……
俺は意を決してチャイムを鳴らした

ピンポーン

恐ろしいぐらい静けさに満ちた家に
チャイムの音が鳴り響く


しかし、何回チャイムを鳴らしても
依然として辺りは静けさを保ったままだった

俺は恐る恐るドアノブに手を近づけ回す……

すると、扉は音もなく開いた……

心の中では入ってはいけないと思いつつも
何かに導かれるように俺は天海の家へと足を踏み入れた


殺伐とした長い廊下
生活感の感じられないいくつもの部屋を横目に
俺は奥へと進んだ

天海の家に来たのは勿論初めてだったのだが
何かに吸い寄せられるようにとある部屋の前で
足を止めていた

そして……ゆっくりとドアノブを回す

「あれ………神奈…もう帰ってきたの?」

「うおっつ」

突然の声に我ながら情けない声が出る

「神奈じゃない………誰?」

すると、ベッドに横たわっていた声の主が
上半身を起こしその姿が現れる


俺はその顔に見覚えがあった
………そうだ………
新聞に載っていた天海咲夜………
神奈のお母さんだ

「あ!えっとすいません…
勝手に入ってしまって」

「神奈のお友達………?」

「え!えっと………」

「あ!分かった
君、神奈をかばってくれた子でしょ?」

心臓がどきりと跳び跳ねる

「あのこ………凄く嬉しそうに話してたからな………
あのこのあんな顔見たのどれくらいぶりだろう………」

「あ!あの!」

「知ってるよ………あのこが
変な噂流されてるのは………
でも、それは私のせいでもあるんだよね………」

「え………」

「あなたはなぜここに来たの?」



「………………
正直よく分かんないです………
でもここに来たら何か分かる気がして………」


「そう………………」

「教えてくれませんか?
あなたたちは一体何者なんですか?」


「全てを話すわ………
その変わり神奈を助けて………」

















そして俺は500年前から続く魔女についての
全てをを知った

天海咲夜は俺に全てを話し終えると
安心したように眠りについた

多分もう目覚める事はないだろう

そして俺は天海の家を飛び出し
走り出した








「………………殺せ」
「魔女を殺せ………」
「………天海………神奈を殺せ」


そしてこのときの俺は知らなかった
裏で動き出す惨劇へのカウントダウンが
始まっていたことに………………



******next*last*episode*******







コメント(21)

>>[1]
いえいえ全然上からじゃないですよ(o^−^o)

後編はお母さんの秘密も明らかに!?Σ(´□`;)笑

はい!
後編頑張ります!
>>[2]

ありがとうございます!

後編でぐちゃぐちゃにならないか
心配ですが頑張りますので
よろしくお願いしますね!(*´ω`*)
>>[3]
僕自身も、もう少し神奈のこと
書きたかったんですが………………
長くなってしまうので泣く泣くカットしました←笑

後編もよろしくお願いします!(*´ω`*)
>>[4]

ありがとうございます!

後編でお母さんと神奈の秘密が明らかに!笑

後編もよろしくお願いします!(*´ω`*)
いやーん、面白いですよぅ!!←

早く続きが読みたいくらいです!!
(゚∀゚*)←おい
早く読みたいです


かなの母親は死んだんですか?
>>[9]
ありがとうございます!

今日中には書き上げます!(*´ω`*)
>>[10]
お待ち頂き光栄です(*´ω`*)

皆さま御声援を糧に頑張ります笑
>>[11]
ありがとうございます!(*´ω`*)

続きご期待に添えるように
頑張ります笑
>>[12]

神奈の母親の秘密についても
後編で明かされます!(*´ω`*)

後編頑張って書き上げます!(*´ω`*)
私情で、大変申し訳ないのですが
本文に今日後編載せられると書いてあるのですが
ちょっと、のせられそうにありませんm(__)m
大した作品じゃないのに変に伸ばしてしまい
申し訳ありませんm(__)m

結構な方に楽しみにして頂いてるのに
本当に申し訳ないですm(__)m

明日、必ず載せます!

本当に申し訳ありませんm(__)m
>>[018]
頑張って下さい!
楽しみに待ってますウッシッシ
>>[19]
ありがとうございます!

何とか後編今日中に載せられそうです!

皆様の期待を裏切ってないか
心配ですが………!Σ( ̄□ ̄;)笑

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