聖書研究入門編・中級編・上級編コミュのサルデス時代　２　あなたのわざを知っている

サルデス時代は、1798～1833の期間にあたり、この年代には、ヨーロッパから新大陸に自由を求めて、
多くの人が移民してきました。

テアテラ時代と違って、この時代は、アメリカがプロテスタント国家として始まった時代でした。しかし、サタンの影響は免れず、各派に分裂し、その基礎を築いていきます。

１．実は死んでいる・・・・サルデス教会の霊的状態

＜3：1 サルデスにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『神の七つの霊と七つの星とを持つかたが、次のように言われる。わたしはあなたのわざを知っている。すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる。＞

はじめは、信仰による義、キリストのみが仲保者であるという健全な原則に導かれてはいたものの、やがて、形式に流れるにいたり、彼らは、カトリックから逃げてきたにも関わらず、彼らの悪事に反対するのをやめてしまったのです。

２．「わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。」・・・神の求められる改革とは。

＜3：2 目をさましていて、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。
3 だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起して、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない。＞

これはどのような意味を持っているのでしょうか。
A.　神は完全な改革を望まれる。
B.　われわれの品性の上に徹底的変革を実現されることを意味する。
C.　教理に同意するだけでなく、生命をもたらさなくてはならない。
D.　サルデスの教会は、世俗の名誉や人気繁栄を欲し、熱心に聖書を学ぶ精神は衰えた。

このようなことを学びましたが、事実、プロテスタント教会において、人々の歓心を買うため、イースターやクリスマス礼拝と名うって、いかにもこれらの行事がキリスト教的であるかのように行われています。こられの源は、異教から来ています。英語では、PAGANと呼ばれ、Christian　と区別されています。
こういったものを信じて疑わず、教会へ行って礼拝に参加し、牧師に魂をあずければ、救われると思っているなら、3節に、あるように、「盗人のように来る」とキリストは言われています。

神のもとめておられるのは、私たちの品性、精神の改革、真のクリスチャンのあるべき姿を願っておられます。

　『神は、より多くの真理を輝きだされるであろう。新教諸教会は価格の道程にありながら、先駆者の主張を固守するにとどまり、それ以上の改革をしようとしなかった。ルター、カルビンはその当時大いに輝ける光であった。しかし彼らも聖書の真理を全部悟ったのではなかった。・・・・
　神は聖書のすべての真理を一度の開示されない。時代が進むに従って、漸次その範囲を広げていく。もし後代の教会がはじめての改革者がいだいた信仰をただ継承するだけにとどまって、それ以上に出ないなら、それは決して真理に忠実であるとはいえない。神は必ず、新たな真理を示し、我々がそれを信奉すると同時にそれに従順であることを望まれる。（新たな真理は以前の真理と矛盾しない。）』

アーメン！！