聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの黙示録2：6～7　その1

★黙示録2：.6-7

6 しかし、こういうことはある。あなたはニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、わたしもそれを憎んでいる。
7 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。

■注解

★黙示録2：6－ニコライ宗
＜6 しかし、こういうことはある。あなたはニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、わたしもそれを憎んでいる。＞

ニコライ宗とはどんな教えでしょうか。ペルガモへのメッセージの中にもニコライ宗という言葉が出てきます。キリストは、愛の方ですが、そのお方が、「憎んでいる」と言われています。これは本当に大変なことではないでしょうか。ニコライ宗とは、

＊反道徳的宗教
＊肉欲をほしいままにしても魂を傷つけることはない。
＊姦淫、偶像礼拝も問題ない。

これは、神の教えから逸脱した教えを奉じている宗教でした。

　『キリストの福音は神の律法を無効にした、われわれは信じることによって、み言葉を行う必要はないという教理が現在広く教えられている。しかしこれは、キリストがあれほどまでに激しく非難なさったニコライ宗の教えである。』（Signs of the Times1912年1月2日）

時代は変っても、その霊的堕落の本質は変ってないということのようです。

燭台がなくなれば、その教会にはキリストがおられなくなり、暗闇の中に閉ざされてしまいます。燭台は他の者に委ねられるのです。

★黙示録2:7―命の木の葉
＜7 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう。＞

「耳のある者」と言う言葉は黙示録に8回出てきます。
わたしたちはどうでしょうか。キリストのこのみ言葉はどんな意味があるのでしょうか。

「勝利を得る者」は、天国の命の木の実を食べることができますが、具体的にはどんな意味でしょうか。

★参考聖句―黙示録22：2
＜2 都の大通りの中央を流れている。川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。＞

次回は、「命の木の実」について研究します。

アーメン！！

　