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聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの黙示録1:1-3

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★黙示録1:1-3

1 イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。
2 ヨハネは、神の言とイエス・キリストのあかしと、すなわち、自分が見たすべてのことをあかしした。
3 この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。


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1節からすこしずつ、検証していきたいと思います。

☆1:1 イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。

◆1節からは、黙示録が与えられた神の目的と、その経路が書かれています。

「イエス・キリストの黙示」と最初に書かれていますが、黙示録は、キリストからの私たちに対する手紙と言うことができます。

 『本書の冒頭においてこの偉大な我々と同じ情の人であり、最も愛すべき性格を持った筆者ヨハネは、我々の手を取って栄光の君イエス・キリストの御前に導いている。実に本書は終始一貫各時代の預言的ドラマにおける中心人物として生き生きとした光景のうちに活動される本書の啓示者イエス・キリストを紹介しているのである。』(黙示録講解1 預言の声に対する歴史の応答より)



でも、「ヨハネの黙示録」となっています。「キリストの黙示録」としたほうが自然のような気がします。なぜ「ヨハネの黙示録」なんでしょう。

『そもそも本書を題して「ヨハネ黙示録」と称するのは、その昔このように命題した者の大きな過ちであったと言っても過言ではない。なぜならば、これは本書の冒頭に記すところの霊感によって与えられた「キリストの黙示」という題目に反するからである。コンコルダンス・バージョンには「イエス・キリストの顔覆いを取る」という題目が記してある。元来、黙示録とはギリシャ原語ではApocalupsis(アポカリプシス)といい「開示」もしくは「啓示」の意味である。モーセは「隠れた事はわれわれの神、主に属するものである。しかし表わされたことは長くわれわれとわれわれの子孫に属し、われわれにこの律法のすべての言葉を行わせるのである」(申命記29:29)と言ったが、実にそのとおりで何人といえども、本書を不可解な秘密の書であると言いえないはずである。実に本書は真摯な研究者にとっては、生命を付与するところの真理を啓示するものである。』(黙示録講解「聖書の中心はキリスト」より)

http://d.hatena.ne.jp/behold/20111109/p2



「すぐに起こるべきことをその僕たちに示すために」

「すぐに起こるべきこと」とは何でしょうか。それは、未来の出来事です。しかも、神の僕たちにかかわる事です。

この黙示が与えられた経路は、神からキリスト、キリストから御使い、御使いからヨハネ、ヨハネから私たち読者へとつながっています。
その内容は寸分たがわず完璧に、ヨハネに伝えられました。


☆1:2 ヨハネは、神の言とイエス・キリストのあかしと、すなわち、自分が見たすべてのことをあかしした。

◆もし私たちに幻が与えられたなら、本当にびっくり仰天すると思います。そして、黙っていられないかもしれません。ヨハネも相当驚いたと思います。彼は幻によって、多くの未来をみることができました。彼は、驚きと畏怖の念をもって、神から与えられたメッセージを後世の僕たちに伝えたい、また、伝えなさいとキリストに命令されて、記録しました。



☆1:3この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。


◆さいわいな者とは、「朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たち」です。黙示録を朗読し、また聞いて、書かれている事柄を守るなら、さいわいが保障されています。

「時が近づいている」と書かれていますが、どんな時でしょうか。
それは、キリストの預言された「世の終わり」と、キリストの「再臨」です。オリブ山で弟子たちは、キリストに尋ねました。

「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」(マタイ24:3)

キリストはマタイ24章の続く節に多くの前兆があることをお話になりました。

西暦70年のイスラエルの崩壊では、キリストの預言の小さな成就を見ました。ヨハネはその時も生きていました。ほかの弟子たちは、すべて墓の中でしたが、キリストは彼にもうひとつの成就に備えて、この預言の書を記録させられました。

キリストが再臨されるときは、悪が滅ぼされるので、当然、悪人も滅ぼされます。
悪人とは、−−−ただ単に人殺しや盗みを働く一般的犯罪人を示すのではなく、心を悔い改めない、神の律法に従わない人々です。神は、どんな極悪人でも、砕かれた魂、くいくずおれる魂を喜ばれます。そのような人々は、モーセの時代に約束の地にはいれなかった人々と同様の運命しか待っていないのです。

そのような時に備えるために、ヨハネは記録しました。

■黙示録を学ぶことは、神の民の特権
 
『多くの者は、黙示録は、封じられている書であるという見解を抱いて、その奥義を学ぶために時間を割こうとしない。彼らは、救いの栄光に目を留めるべきであって、これに比べれば、パトモス島でヨハネに啓示された奥義はそれ程、考慮するに値しないと言う。しかし神はこの書をそのようにはごらんになっておられない。・・・黙示録は、過去、現在、未来の出来事を世界に開示している。それは深い畏敬の念をもって学ばなければならない。われわれの教えのために書かれた事柄を知る特権がわれわれに与えられているのである。』(RH1807年8月31日)

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