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聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの(中級) 聖所と大祭司イエス―1幕屋

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(写真はWikipedia様よりお借りしています。)
聖所に関する事柄は、主にヘブライ人への手紙の中に書かれています。また、旧約聖書には、聖所に関わる事柄が数多く記録されています。新約聖書では、地上の聖所と、天の本物の聖所に関する事柄と関連づけられて象徴的に重要なメッセージを伝えています。

神のご計画と 聖所の関係とは何でしょうか。
イエスと 聖所の関係は何でしょうか。また十字架と 聖所とどのような関係があるのでしょうか。
すべては「救い」を意味します。

■幕屋(聖所と至聖所)の目的

さて、神はイスラエルの民をエジプトから導き出されて、彼らの間に住み、彼らを教育するために、幕屋を作るように命じられました。すべては「救い」のためだったのです。神の子羊の犠牲を象徴した、さまざまな罪を贖う儀式が執り行われました。

★出エジプト25:8
<8また、彼らにわたしのために聖所を造らせなさい。わたしが彼らのうちに住むためである。
9すべてあなたに示す幕屋の型および、そのもろもろの器の型に従って、これを造らなければならない。>

★ヘブル9:1-5
<1 さて、初めの契約にも、礼拝についてのさまざまな規定と、地上の聖所とがあった。
2すなわち、まず幕屋が設けられ、その前の場所には燭台と机と供えのパンとが置かれていた。これが、聖所と呼ばれた。
3また第二の幕の後に、別の場所があり、それは至聖所と呼ばれた。
4そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したアロンのつえと、契約の石板とが入れてあり、
5箱の上には栄光に輝くケルビムがあって、贖罪所をおおっていた。これらのことについては、今ここで、いちいち述べることができない。>

贖罪所というのは、契約の箱のふたの部分で、左右には黄金の天使の彫り物で飾られていて、その翼が双方から中央にかけてお辞儀をするように向き合ってその真ん中あたりにいつも神のご臨在がありました。シカイナ、あるいはシェキーナとも呼ばれています。

■幕屋の構造

EG・ホワイトは、次のように述べています。
『イスラエル人は、荒野の旅をしていたので、幕屋は、移動できるように組み立てられていた。しかしそれにしても、それは非常に壮麗な建造物であった。
 その壁は、金で覆った板で造られ、銀の座にはめられていた。屋根は、数枚の幕からなり、外側は皮で、一番内側は、ケルビムの姿を美しく織り出した亜麻布であった。燔祭の檀は外庭にあったが、幕屋ものものは、聖所、至聖所と呼ばれる二つの部屋からなり、壮麗な幕で隔てられていた。また、同様の幕が第一の部屋の入り口にも掛けられていた。
 聖所には、南側に燭台があって、その七つのともし火が、昼も夜も聖所を照らしていた。北側には供えのパンの机があった。そして聖所と至聖所を隔てる幕の前に、金の香檀があって、そこから香の煙がイスラエルの祈りとともに、毎日神の前に上っていった。
 至聖所には、尊い木で造られ、金で覆われた箱があって、その中に、神によって刻まれた十戒の二枚の石の板が入れてあった。この神聖な箱の上にあって、そのふたの役目を果たしているのが、贖罪所であった。これは実に巧みに仕上げられた立派なもので、その両端にケルビムが置かれ、全部純金で造られていた。この部屋において、神の臨在が、ケルビムの間の栄光の雲の中にあらわされたのであった。』(各時代の大争闘下p.124)

『供えのパン・・・の机に、祭司は安息日ごとに乳香を振りかけた12個のパンを二段に重ねて置いた。取り付けたパンは聖なるものとみなされ、祭司がこれを食べた。南側には7本に分かれて七つのあかりをともした燭台があった。その枝には精巧に加工したゆりに似た花の装飾が施され、全体は一塊の金塊によって造られていた。幕屋には窓がなかったために、あかりは一度に全部消されることはなく、昼夜の別なく、光を放っていた。至聖所と神の面前から聖所を隔てているとばりのすぐ前には、金の香檀がおかれていた。祭司は、この祭壇で朝夕香をたき、その角には罪祭の血をつけなければならなかった。そして、この祭壇には大いなる贖罪の日に血が注がれた。この祭壇の火は、神ご自身によって点じられ、大切に保存されていた。清い香りは日夜聖所の二つの部屋とその回り、そして幕屋の遠くまで芳しい香りを放った。

 内部のとばりの奥は至聖所であったが、これが贖罪と仲保との象徴的儀式が行われる中心であり、また、天と地を結ぶ輪であった。この部屋には、外も打ちも金で覆われたアカシヤ材の箱があって、その上の周囲に金の飾り縁があった。それは、神ご自身が記された十戒の石の板を収めるために造られたものであった。十戒は神とイスラエルの間に立てられた契約の基盤であったことから、これは神の契約の箱と呼ばれた。
 この聖なる箱のふたは、贖罪所と呼ばれた。これは1つの金塊から造られ、その両端には金のケルビムが立っていた。これらの天使の一方の翼は高く伸ばされ、、もう一方の翼は崇敬と謙遜をあらわして自分のからだを覆っていた。』
(人類のあけぼの上407〜410ぺージ)

幕屋は神が人間のあいだに住まわれる、宿られることを示していました。
また、将来実現されるキリストの受肉を予表するものでもありました。

2へ続く。



※とばり・・・聖所と至聖所を区切るカーテン。

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