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聖書研究入門編・中級編・上級編コミュの悪霊の働き ?

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1.キリストとサタン
聖書に記録されている人間歴史の中でサタンや悪天使についての記述がありますが、そのうちで最も顕著なのは、キリストが地上におられた時でした。罪を犯して滅びる運命におちいった人間を救うためにキリストが地上に来られた時、サタンは人間を誘惑してその心を支配し、キリストと対抗しました。

 キリストがバプテスマを受けられた後、荒野で、キリストを誘惑しました。
神に信頼せず、独立して行動なさるようにキリストに働きかけました。
★マタイ4:9
<「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」>

キリストは神の言葉に堅く立ち、
★同4:10
<サタンよ、退け。「主なるあなたの神を拝し、ただ神のみに仕えよ」と書いてある>

と反論されました。キリストは神への服従と信仰によってサタンに勝利されました。

2.悪霊にとりつかれた人々の記録

新約聖書の中には悪霊につかれた人々のことが何回も述べられています。これは、単に普通の原因で起こる病気ではなく、そこに悪霊が実際に存在し、働いていることをキリストは認めておられました。

★マルコ5:3-5
<3 この人は墓場をすみかとしており、もはやだれも、鎖でさえも彼をつなぎとめて置けなかった。
4 彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせを砕くので、だれも彼を押えつけることができなかったからである。
5 そして、夜昼たえまなく墓場や山で叫びつづけて、石で自分のからだを傷つけていた。>

ガリラヤの西岸、ゲラサ人の地で、悪霊につかれた人が癒された記録がありますが、ここには悪霊の数と力とその凶暴さがわかります。

『悪霊につかれたこの人は、もがき苦しみ、怒り狂い、自分を傷つけ、人を傷つけていた。血みどろの体と錯乱した精神は、サタンの喜ぶ姿であった。彼にとりついていた悪霊の1人は、「レギオンといいます。大勢なのですから」と言ったが(マルコ5:9)、ローマの軍隊で、レギオンというのは3000から5000の人員で構成されていた。サタンの軍勢も隊を組んで行動し、これらの悪霊が属していたのは、レギオンぐらいの大きさのものであった。ここに人間を滅ぼそうとして働いている悪の勢力の大きさをみることができる。』(EGホワイト「「各時代の大争闘)下255ページ)

キリストはこの人を憐れんで、悪霊にこの人から出て行くようにお命じになりました。悪霊が出て行くと、この人は落ち着きを取り戻し、知性ももどり、静かにキリストの前に座りました。そして神の栄光をたたえ、彼の体験をこの地方に伝えました。
その山の中腹に、豚の大群が飼ってありました。悪魔はその豚に入らせてくださいとキリストに願いました。それをキリストは許されました。

★マルコ5:13-17
<13 イエスがお許しになったので、けがれた霊どもは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れは二千匹ばかりであったが、がけから海へなだれを打って駆け下り、海の中でおぼれ死んでしまった。
14 豚を飼う者たちが逃げ出して、町や村にふれまわったので、人々は何事が起ったのかと見にきた。
15 そして、イエスのところにきて、悪霊につかれた人が着物を着て、正気になってすわっており、それがレギオンを宿していた者であるのを見て、恐れた。
16 また、それを見た人たちは、悪霊につかれた人の身に起った事と豚のこととを、彼らに話して聞かせた。
17 そこで、人々はイエスに、この地方から出て行っていただきたいと、頼みはじめた。>

ここには、悪霊のかけひきがあったのです。
キリストのご命令で、この人から出たが、2000匹の豚を滅ぼすことによって、その損害のために、人々の心がキリストから離れることを望んだのです。
つまり豚の飼い主は2000匹もの豚が一度に死んだわけですから相当な損害でした。そうすると彼らの心はキリストから離れます。それが悪霊たちの目的でした。

ほかにもいろいろ記録されています。

 EGホワイトの霊感は次のように書いています。
 『スロ・フェニキヤの女の娘は、悪霊につかれて非常に苦しんでいたが、イエスはみ言葉によって悪霊を追い出された(マルコ7:26-30)。
「悪霊につかれた盲人で口のきけない人」(マタイ12:22)。
たびたび「火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとする口のきけない霊につかれた子供」(マルコ9:17-27)。
安息日にカペナウムの会堂の静けさを破った「汚れた悪霊につかれた人」(ルカ:4:33-36)。
これらの人はみな、憐れみ深い救い主に癒された。ほとんどすべての場合、キリストは、一個の知性を持った実在としての悪霊に語りかけて、とりついている人から出て、今後苦しめないようにと命じられたのである。カペナウムで礼拝していた人々は、彼の偉大な力を見て、「驚いて互いに語り合っていった。「いったい、これは、なんという言葉だろう。権威と力とをもって汚れた霊に命じられると、彼らは出て行くのだ」。」(ルカ4:36)。
 普通、悪霊につかれた者は非常に苦しむものとされているが、その例外もあった。超自然の力を得るために、サタンの影響力を歓迎するものがある。このような人々には、悪霊との戦いはもちろんない。この種の人々に、占いの霊につかれた者たち、すなわち、魔術師シモンや魔術師エルマ、またピリピでパウロとシラスのあとを追ってきた娘などがある』(各時代の大争闘下巻256-257ページ)

 聖書を読んでいても、サタンや悪天使の実在を信じない人もいますが、そのような’人はサタンに対して警戒しないので、その巧妙な策略に陥って魂を滅ぼされてしまう危険性があります。ペテロ第一には次のようなススメがあります。

★ペテロ第一5:8-10
<8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。
9 この悪魔にむかい、信仰にかたく立って、抵抗しなさい。あなたがたのよく知っているとおり、全世界にいるあなたがたの兄弟たちも、同じような苦しみの数々に会っているのである。
10 あなたがたをキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう。>




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