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死ぬまで理系コミュの死ぬまで薬学

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ここは薬学の美に関するお部屋。
ほんとはね、薬学や医療については書いちゃいけないのだけれども。。

コメント(5)

ポカリスエット

スポーツや風邪をひいた際、水分補給として重宝されている『ポカリスエット』。スポーツドリンクの定番とも言える、ポカリスエットは、1980年から販売されています。開発における商品コンセプトは『飲む点滴』で、ひとの体液に含まれる『7種類のイオン』を含んでいます。そんなポカリスエットは、飲む点滴として、どのような効果があるのでしょうか?

ポカリスエットの販売元である大塚製薬は、名前のどおり製薬を扱っており、病院などで使用される点滴用の『リンゲル液』を手がけていたのがきっかけで、ポカリスエットの開発に成功しました。このリンゲル液は、医療現場で、長時間の手術の際、医師が疲労回復の『水分補給』に、服用していたことでも知られています。

そんなポカリスエットは『水分』はもちろん、『糖分』も含まれているので、二日酔いで多くの水分を必要としている体に重宝される1品なのです。体液の成分組成を考えてつくられた体液の性質に近いポカリスエットは、水分と共に失った、『ナトリウムイオンやカリウムイオン』などの『電解質』をほどよく含んでおり、短時間で、効率よく体に吸収されます。

ポカリスエットは1点、注意が必要です。それは『摂取カロリー』です。ポカリスエットのカロリーは、100 ml当たり27 kcalとなっています。風邪や二日酔い等、通常以上に水分補給が必要な場合を除いて、水の代用にするのは、『体重増加』を招きます。

水分補給と深いかかわりがある、二日酔い解消。2日酔いの日は、中国でも購入できる『ポカリスエットで水分補給』がお勧めです。

知ってますか? 薬とタバコの相互作用

薬の効果が、飲食物やアルコール等で影響を受けることは誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
一方、薬はタバコの喫煙によっても影響を受けることをご存知ですか?
これは主に、タバコの煙による「薬物代謝酵素の誘導」と呼ばれる働きによるものです。
煙に含まれる成分が体内に入ると、肝臓のある種の酵素を活発にさせます。
そのため、この酵素の働きによって分解される薬は、活発化された酵素によって本来の効果持続時間よりも早く分解され、無効化されてしまいます。
つまり、タバコを吸わない人よりも、効き目が弱くなってしまうのです。
このタバコと薬の相互作用については、1日20本以上吸う人に頻繁に起こる傾向があると言われています。
しかも、これらの働きは、受動喫煙でも影響が出る。というデータがあります。

逆に言いますと、今までずっとタバコを吸っていた人が急にタバコを止めると、この薬物代謝酵素の働きが減少することで薬の分解が抑えられます。
その結果、薬の効果が強くなりすぎてしまい、思わぬ副作用が出る可能性もあります。
お薬をお茶で飲んじゃダメですか?

以前は、一部の薬の成分(鉄剤)がお茶のタンニンと反応してしまい、吸収されづらくなると言われてましたが、今は特に影響がなく普通の緑茶やウーロン茶なら問題ありません。しかし、水なしで薬をそのまま飲むことは絶対にやめてください!(※トローチ、舌下錠、チュアブル錠など、水なしで飲めるものは除きます)。なぜ水と薬 を一緒に飲むかというと、「薬を水で溶かして吸収を促す」という意味があるからなのです。そのため、薬 によっては、水なしで飲むと溶けずにそのまま排泄されることがあります。

ちなみに以下は注意。

ジュース(柑橘系、特にグレープフルーツジュース)

ほとんどの薬は影響ありません。しかし、高血圧の薬や一部の薬(抗生物質)はジュースで分解されたり、吸収されにくくなったりします。胃腸薬 も果汁の酸で効果が弱くなることがあるので避けたほうがよいでしょう。


牛乳

一部の鎮痛剤など、胃に刺激がある薬を飲むときに胃を保護する役目を果たすことがありますが、避けたほうがいいでしょう。牛乳にはカルシウムなど薬と反応しやすい成分が多く、薬の成分が胃酸で中和され、影響を受けることもあります。


お酒類

アルコールで飲むことは絶対避けてください!薬の作用が弱くなったり、強くなるだけでなく、アルコールで薬 の成分が分解されたり、本来期待された効果以外の作用が表れることがあり、大変危険です。


抗生物質とは

 抗菌剤は細菌を殺したり増殖を抑えたりする作用を持つ薬ですが、抗菌剤の中に抗生物質と呼ばれる薬があります。その定義は「微生物によりつくられ、他の微生物の発育を阻害する化学物質」とされています。
例えば有名なペニシリンは青カビから発見され(微生物により生産され)、他の細菌の発育を阻害(細胞壁を作るのを阻止)する作用があります。
最近では合成技術が発達して、微生物由来ではなく、抗菌力をもった化合物を人工的に作れるようになったため、本来の抗生物質の定義からは外れてしまうので、これらを抗菌剤と呼ばれることがありますが、広義には人工的に作られた抗菌力のある化合物も抗生物質と呼ぶことがあります。
この抗生物質は人間と細菌の細胞の構造やメカニズムの違いに着目して選択的に細菌に作用する(選択毒性)ということが特徴で、人間には影響を与えずに細菌だけを攻撃できるため、選択毒性が高いものであれば、副作用は少なく、人にとっては理想的な薬であると言えます。

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