![縄文族ネットワーク [太陽の道]](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/10/98/1581098_84s.gif){kind=logo}
明日ですが。
東京でこんなシンポがあるようです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
大重潤一郎監督作品『久高オデッセイ』（2005年製作）は、１２年に１度行なわれる
神女の継承式イザイホーなど、古き祭祀文化を伝えてきた沖縄県久高島が、現代社会
の大きな変動の中でその伝統を喪失しつつも、いかにして霊性の深みからの再生の糸
口をつかむかをメインテーマとした記録映画です。
映画上映を受けて、シンポジウム「伝統文化・先住民文化の危機と現代人の霊性」で
は、Oren Lyonsさんたちが、伝統文化や先住民文化が立ち至っている切実な課題の再
認識と解決の方向性を討議します 。
日時：３月２６日（土） １７：３０−２２：００
テーマ：映画とシンポジウム「沖縄の祭の死と再生」
会場：高輪プリンスホテル・クラウンの間およびプリンスの間
主催：第１９回国際宗教学宗教史会議世界大会（IAHR日本大会実行委員会）
参加費：映画＋シンポジウム通しで、１５００円。
（１） 大重潤一郎監督作品・映画「久高オデッセイ」（１７：３０−１９：１０）
（２）シンポジウム「伝統文化・先住民文化の危機と現代人の霊性」（２０：３０−
２２：００）
パネリスト 大重潤一郎（映画監督）
宮内勝典（作家、『ぼくは始祖鳥になりたい』集英社など多数）
鎌田東二（京都造形芸術大学教授）
ジェイコブ・オルポナ（カリフォルニア大学ディヴィス校）
オーレン・リアンズ（北米先住民ホデノショニ長老・国連環境計画先住民委員）
司会 阿部珠理（立教大学教授、『アメリカ先住民の精神世界』など多数）
※ 映画は英語字幕つき、シンポジウムは日英同時通訳つきです。
詳しいことは ＩＡＨＲ東京大会のホームページのイブニング・セッション欄をご覧
下さい。
http://
大重潤一郎監督のプロフィール。
１９４６年、鹿児島県生まれ。岩波映画の助監督となり、ドキュメンタリーを学ぶ。
１９７０年に岩波の仲間達と自主制作で劇映画「黒神」を完成、ホールを借りて全国
で自主上映する。この上映の拠点のひとつであった神戸に転居し、地方自治体の反公
害映画やテレビドキュメンタリーなどを制作。７６年から東京で制作会社経営に専念
する。
９０年代に神戸に戻るが、９５年、阪神淡路大震災に遭遇、その惨状を身をもって体
験する。そこで得た経験から、自然に対する畏敬の念が益々深まり、映画作りへの意
欲を燃やす。沖縄の自然をテーマとした「光りの島」を皮切りに、自然の中における
人間の位置を、常に自然の側から問いかける作品を作り続けている。
２００３年ベルリン国際映画祭に正式招待。
２００２年NPO法人沖縄映像文化研究所を設立、理事長に就任（URL:
http://
２００４年、沖縄県より「美(ちゅ)ら島大使」の任命を受ける。
２００５年３月、神の島と呼ばれる久高島(沖縄県知念村)を舞台にした映画「久高オ
デッセイ」第一部を完成。
NPO法人東京自由大学副理事長でもある。
監督作品：「黒神」（1970年、劇映画 モノクロ35mm)、「小川プロ訪問記」(1981
年、大島渚・小川紳介出演)、「光りの島」(1995年、上条恒彦出演)、「風の島」
(1995年、元沖縄県立芸術大学学長・陶芸家・大嶺實清出演)、「縄文」(2000年、梅
原猛監修)、「原郷ニライカナイへ」(200１年、比嘉康雄出演)、「ビッグマウンテン
への道」(2001年、山尾三省朗読)
また、大重潤一郎監督は、「ビッグマウンテンへの道」 (2001年)を製作し、このド
キュメンタリーは近いうちにDVD化される予定です。
「ビッグマウンテンへの道−アメリカインディアンの聖地訪問の記録」 (2001年作
品／上映時間45分)
製作・監督・撮影・編集 大重潤一郎
音楽・録音 岡野弘幹
ナレーション 山尾三省（詩人、故人、『アニミズムという希望』野草社、など多
数）
参考までに、この映画について、NPO法人沖縄映像文化研究所のホームページから説
明を以下に引用しておきます。 永い過酷な歴史を強いられてきたネイティブアメリ
カンの中でも、アリゾナにある聖地ビッグマウンテンを守るナバホ族のおばあさんた
ちは「最後のインディアン」と言われています。
今でも英語を使わず、電気水道ガスもない昔ながらの暮らしの中で、日々大地に祈る
伝統的な生活を営んでいます。そのおばあさんたちのもとにも強制移住の荒波は容赦
なく襲っています。2000年、世界中の若者たちがおばあさんたちにエールを送るめに
ビッグマウンテンを目指しました。日本からも、600マイルを行進して数十名の若者
が参加しました。当作品はその行進を記録したものです。
東京でこんなシンポがあるようです。
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大重潤一郎監督作品『久高オデッセイ』（2005年製作）は、１２年に１度行なわれる
神女の継承式イザイホーなど、古き祭祀文化を伝えてきた沖縄県久高島が、現代社会
の大きな変動の中でその伝統を喪失しつつも、いかにして霊性の深みからの再生の糸
口をつかむかをメインテーマとした記録映画です。
映画上映を受けて、シンポジウム「伝統文化・先住民文化の危機と現代人の霊性」で
は、Oren Lyonsさんたちが、伝統文化や先住民文化が立ち至っている切実な課題の再
認識と解決の方向性を討議します 。
日時：３月２６日（土） １７：３０−２２：００
テーマ：映画とシンポジウム「沖縄の祭の死と再生」
会場：高輪プリンスホテル・クラウンの間およびプリンスの間
主催：第１９回国際宗教学宗教史会議世界大会（IAHR日本大会実行委員会）
参加費：映画＋シンポジウム通しで、１５００円。
（１） 大重潤一郎監督作品・映画「久高オデッセイ」（１７：３０−１９：１０）
（２）シンポジウム「伝統文化・先住民文化の危機と現代人の霊性」（２０：３０−
２２：００）
パネリスト 大重潤一郎（映画監督）
宮内勝典（作家、『ぼくは始祖鳥になりたい』集英社など多数）
鎌田東二（京都造形芸術大学教授）
ジェイコブ・オルポナ（カリフォルニア大学ディヴィス校）
オーレン・リアンズ（北米先住民ホデノショニ長老・国連環境計画先住民委員）
司会 阿部珠理（立教大学教授、『アメリカ先住民の精神世界』など多数）
※ 映画は英語字幕つき、シンポジウムは日英同時通訳つきです。
詳しいことは ＩＡＨＲ東京大会のホームページのイブニング・セッション欄をご覧
下さい。
http://
大重潤一郎監督のプロフィール。
１９４６年、鹿児島県生まれ。岩波映画の助監督となり、ドキュメンタリーを学ぶ。
１９７０年に岩波の仲間達と自主制作で劇映画「黒神」を完成、ホールを借りて全国
で自主上映する。この上映の拠点のひとつであった神戸に転居し、地方自治体の反公
害映画やテレビドキュメンタリーなどを制作。７６年から東京で制作会社経営に専念
する。
９０年代に神戸に戻るが、９５年、阪神淡路大震災に遭遇、その惨状を身をもって体
験する。そこで得た経験から、自然に対する畏敬の念が益々深まり、映画作りへの意
欲を燃やす。沖縄の自然をテーマとした「光りの島」を皮切りに、自然の中における
人間の位置を、常に自然の側から問いかける作品を作り続けている。
２００３年ベルリン国際映画祭に正式招待。
２００２年NPO法人沖縄映像文化研究所を設立、理事長に就任（URL:
http://
２００４年、沖縄県より「美(ちゅ)ら島大使」の任命を受ける。
２００５年３月、神の島と呼ばれる久高島(沖縄県知念村)を舞台にした映画「久高オ
デッセイ」第一部を完成。
NPO法人東京自由大学副理事長でもある。
監督作品：「黒神」（1970年、劇映画 モノクロ35mm)、「小川プロ訪問記」(1981
年、大島渚・小川紳介出演)、「光りの島」(1995年、上条恒彦出演)、「風の島」
(1995年、元沖縄県立芸術大学学長・陶芸家・大嶺實清出演)、「縄文」(2000年、梅
原猛監修)、「原郷ニライカナイへ」(200１年、比嘉康雄出演)、「ビッグマウンテン
への道」(2001年、山尾三省朗読)
また、大重潤一郎監督は、「ビッグマウンテンへの道」 (2001年)を製作し、このド
キュメンタリーは近いうちにDVD化される予定です。
「ビッグマウンテンへの道−アメリカインディアンの聖地訪問の記録」 (2001年作
品／上映時間45分)
製作・監督・撮影・編集 大重潤一郎
音楽・録音 岡野弘幹
ナレーション 山尾三省（詩人、故人、『アニミズムという希望』野草社、など多
数）
参考までに、この映画について、NPO法人沖縄映像文化研究所のホームページから説
明を以下に引用しておきます。 永い過酷な歴史を強いられてきたネイティブアメリ
カンの中でも、アリゾナにある聖地ビッグマウンテンを守るナバホ族のおばあさんた
ちは「最後のインディアン」と言われています。
今でも英語を使わず、電気水道ガスもない昔ながらの暮らしの中で、日々大地に祈る
伝統的な生活を営んでいます。そのおばあさんたちのもとにも強制移住の荒波は容赦
なく襲っています。2000年、世界中の若者たちがおばあさんたちにエールを送るめに
ビッグマウンテンを目指しました。日本からも、600マイルを行進して数十名の若者
が参加しました。当作品はその行進を記録したものです。
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コメント(8)
情報提供だけですみません。
２６日行ってきました。（日記には簡単にアップしてます）
監督が、ココロをこめてお話されている様子に
ココロ動かされました。
本当に正直に言ってしまうと、映画が始まってから
ホームビデオのような絵に眠さが襲ってきたこともありました。
が。
そこまで、近い状態で取れるというのは、どれだけ
監督が久高の人たちと近い距離感で関わっているのか、
このドキュメンタリーをとることで、どれだけ監督が
久高島の祭事や魂の再生に関わっていらっしゃるのか、
そのことに、お話を聞きながら気付かされたのでした。
「もっと、もっと時間があれば、
もっと、もっとお話を聞きたかった！」
そう想いました。
シンポジウムでも、「伝統を守る」ということがどういうことか。
変わりゆく時代の中で、何を変え何を残していくのか。
こちらもそれぞれの自己紹介的なお話だけで時間が来てしまい、
もっと、もっと意見交換や想いを聞きたかったのが正直な所。
先日、セドナに行った帰り、ピマ族のリーダーが
「自分達が持ってきたものを他の人たちとシェアーしたい」
と言っていました。もちろん、そういう伝統の継承のあり方
もあるでしょう。
久高に話を戻すと、ドキュメンタリーの中で「イザイホー」
こそ復活（がいいかどうかは別として）されていないものの、
日常生活の中で祈りや儀式、祭事は継承し続けている。
そのSPIRITや姿勢、人のあり方が大切なのだと想ったのでした。そして、大地の再生（文字通り大地に栄養がいきわたる
ように手を加えていた）から始まり、時間の経過とともに
少しづつ久高が失いかけていたものを取り戻している家庭が
映画の中には静かに映し出されていました。
個人的には、去年久高に行った時案内してくれた人が
映像の中に出ていたり、シンポジウムに来ていた
オーレン・リアンズホデノショニ長老が、友人の古くからの
知り合いだったりと、つながりを感じていました。
機会があれば、ぜひ「いま」の久高をオデッセイから
感じてみてください。
２６日行ってきました。（日記には簡単にアップしてます）
監督が、ココロをこめてお話されている様子に
ココロ動かされました。
本当に正直に言ってしまうと、映画が始まってから
ホームビデオのような絵に眠さが襲ってきたこともありました。
が。
そこまで、近い状態で取れるというのは、どれだけ
監督が久高の人たちと近い距離感で関わっているのか、
このドキュメンタリーをとることで、どれだけ監督が
久高島の祭事や魂の再生に関わっていらっしゃるのか、
そのことに、お話を聞きながら気付かされたのでした。
「もっと、もっと時間があれば、
もっと、もっとお話を聞きたかった！」
そう想いました。
シンポジウムでも、「伝統を守る」ということがどういうことか。
変わりゆく時代の中で、何を変え何を残していくのか。
こちらもそれぞれの自己紹介的なお話だけで時間が来てしまい、
もっと、もっと意見交換や想いを聞きたかったのが正直な所。
先日、セドナに行った帰り、ピマ族のリーダーが
「自分達が持ってきたものを他の人たちとシェアーしたい」
と言っていました。もちろん、そういう伝統の継承のあり方
もあるでしょう。
久高に話を戻すと、ドキュメンタリーの中で「イザイホー」
こそ復活（がいいかどうかは別として）されていないものの、
日常生活の中で祈りや儀式、祭事は継承し続けている。
そのSPIRITや姿勢、人のあり方が大切なのだと想ったのでした。そして、大地の再生（文字通り大地に栄養がいきわたる
ように手を加えていた）から始まり、時間の経過とともに
少しづつ久高が失いかけていたものを取り戻している家庭が
映画の中には静かに映し出されていました。
個人的には、去年久高に行った時案内してくれた人が
映像の中に出ていたり、シンポジウムに来ていた
オーレン・リアンズホデノショニ長老が、友人の古くからの
知り合いだったりと、つながりを感じていました。
機会があれば、ぜひ「いま」の久高をオデッセイから
感じてみてください。
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