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ゆったり会計学コミュの監査論

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監査基準は監査実務の中に慣習として発達したものの中の一般に公正妥当と認められるところを帰納要約したものであって、職業的監査人は、財務諸表の監査を行うに当り、法令で強制されなくとも、常にこれを遵守しなければならないものを言う。
財務諸表監査の目的は、経営者の作成した財務諸表が、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、企業の財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況をずべての重要な点において適正に表示しているかどうかについて、監査人は自ら入手した監査証拠に基づいて判断した結果を意見として表明することにある。
財務諸表の表示が適正である旨の監査人の意見は、財務諸表には、全体として重要な虚偽の表示がないということについて、合理的な保証を得たとの監査人の判断を含んでいる。
精神的独立性とは職業的専門家として判断を危うくする影響を受けることなく、結論を表明する精神状態を保持することを言う。
外観的独立性とは精神的独立性が堅持されていないと第三者が判断するような状況にないことをいう。
正当な注意とは職業的専門家が通常行う注意、または社会から当然に期待される注意のことを言う。(善良なる注意)
秘密保持制度とは、業務上知り得た事項を正当な理由なく他に漏らし、または窃用してはならないこと。
【内部統制】とは、企業目的を達成しうる合理的な保証を得るために、業務に取り込まれ、組織内すべての者が遂行するプロセスを言う。


【内部統制の評価】とは、内部統制が有効に整備され、また継続的に有効に運用されていることを確かめ、もって統制リスクの評価を目的とした監査手続である。


【内部統制の理解】とは、質問、閲覧、観察等により内部統制のデザインを評価し、それが実際に業務に適用されているか検討し、理解すること。


【運用評価手続き】とは、質問、閲覧、監察、再実施等により、内部統制の理解通りに運用されているかどうかを裏付け、確認すること。


※内部統制が存在しない、または有効に運用されていない可能性が高い場合には、内部統制に依拠して実証手続きを軽減することはできず、かえって監査を非効率的なものとすることになる。
そこで、このような場合には、監査人は内部統制に依拠することなく、実証手続きのみにより十分かつ適切な監査証拠を入手することになる。


【実証手続き】とは、勘定や取引の監査要点ごとに重要な虚偽の表示が含まれていないことを確かめ、もって監査要点を直接的に立証することを目的とする監査手続である。


【内部統制の目的】
業務の有効性と効率性
財務報告の信頼性
事業活動にかかわる法令等の遵守
資産の保全


【内部統制の固有の限界】
判断の誤り、不注意、複数の担当者の共謀によって有効に機能しなくなる場合がある
当初想定していなかった組織外内の環境の変化や、非定型的な取引等には、必ずしも対応しない場合がある
内部統制の整備や運用には、費用と便益の比較衡量が求められる
経営者が不当な目的のために、内部統制を無視ないし無効ならしめることがある。

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