ゆったり会計学コミュの2014年短答式試験

公認会計士試験
2014年第一回短答式試験
受けてまいりました！

財務会計論以外
いつもと出題形式が変わり

企業法
18問
(6点10問 5点8問)

監査論
16問
(6点13問 7点2問 8点1問)

管理会計論
18問
(5点9問 6点8問 7点1問)

財務会計論
32問
8点18問 4点14問

でした！！

まず
自分を含め
公認会計士試験を受けた人達にお疲れッス！！！と言いたいです。
(リアルに言いたいです。笑)

今回は
8月～12月の本試験まで

勉強時間を記録をした集計表があるんですが…

とりあえず少し時間がかかりそうなので
それはまた今度カキしようと思います。

前回と比べ準備はなかなかできていましたが
自分の結果は…

主観的な判断も含め
難易度表現を

A　　…　基本的な問題

B　　…　知らないと解けない or あることに気がつく必要あり

C　　…　難問

とさせてもらいます。

では行きます

①企業法　…　55点

A　…　6問
B　…　7問
C　…　5問

予備校の予測平均点は
55点～ 68点
です。

こーーーれはっまず、、、かなり難しかったです！！！
予備校仲間の人達もヒーヒー
そして自分もヒーヒー言ってました(´皿`)↓

問題の肢一つは確実にわかるが、
後はぼんやりって感じの集合問題って感じで
C or Bに関しては
会社法施工規則の条文まで引っ張ってくる問題…

たぶんほとんどの人が知りません。

今までの過去問は何度か解いていますが
これは過去最大級、トップクラスのレベルだと思いました。。。

一問だけくりぬくと…

☆内閣総理大臣が、有価証券の発行者である会社の資本金の額が有価証券報告書を提出しなくても公益又は投資者保護に欠けることがないと認めた時は、当該会社は、有価証券報告書を提出する義務を免除される。

→　×　そのような規定はない

(´・ω・｀)ほ？

はい？ほい？？
え、いやいや、これ○でしょ？○だよね
いや○にしようよ、
だって内閣総理大臣だべ！
認めてるんだべっ！！
更には投資家の保護に欠けるところがないって……

「そのような規定はない」

………はい。。。

②監査論　…　74点

A　…　10問
B　…　 6問
C　…　 0問

予備校の予測平均点は
69点～ 75点
です。

法令基準集をよく読んでいたおかげでもあり
今回の監査論は難しいという印象はありませんでした。

ただ、Bランクの問題が最初にかたまって出題されたので
監査論から解き始めるという王道のスタイルの人達は

「か、かかかなり難しいかも…」

って醸し出された感はあると思います。笑

③管理会計論　…　84点

A　…　14問
B　…　 4問
C　…　 0問

予備校の平均点は74.3点
です。

企業法が難しかったせいか
かなり難しい、絶対解けない！
って感じの問題はなかったんじゃないかと今でも思います。

総合原価計算にて

「等級別原価計算での追加投入ありのケース」
(当期製造費用を等価係数で按分するケース TACでは第③法と言ってるようです)

が出題されました
途中投げやりになったんですが
何とか正答はできました。

総合原価計算はいつも一つは悩む問題が出題されていると思います。

経済的発注量と品質コストの混入問題など
やや難しい問題や
他分量が少しある問題もありましたが
おそらく平均点は70点はあるんだと思います。

最後に…
運命の分かれ道です…(自分の採点中のリアルな気持ち)

④財務会計論　…　116点

8点問題計算

A　…　 4問
B　…　 2問
C　…　 2問

8点問題理論

A　…　 5問
B　…　 5問
C　…　 0問

4点問題

A　…　 9問
B　…　 4問
C　…　 1問

予備校の平均点は？？？点
ですが。
主観的には132点～ 148点くらいだと思います。

計算問題で印象的だったのは (ちょっと長いです)

販売目的ソフトウェア
aとbの2つあって
当期の償却費の合計額の計算をするというものです

3年償却でなく
4年償却でするとの指示に

「前期からの製品マスターの製作費もあり」

それを

「当期の製品マスターの製作費と合せて販売を開始した」

とあり

更に見込販売数量 or 見込販売収益であるかの指示は

「収益との合理的な対応がより図られるものを選択することとする。」

とあり

「販売が進むにつれて販売価格が著しく下落する性格を有する」

と前文によく見ると書いてあることから

「見込販売収益」で償却をしていくとの判断が必要だった問題です。

落ち着いて解けばわかる問題だったかもしれませんが

判断が難しだろコレっ
って思いました。
(本試験中は見込販売収益と見込販売数量両方でやり、カンで見込販売収益を選びました。)

そして自分は答えはバシッとでました！ (1回目の集計では…)

…が不安だったので、確認のため、もう一度集計をすると

前期と当期の研究開発費の費用処理額の集計を間違え
二択になって焦ってしまい
結果間違えました。。。(＠_＠;)涙

大問では

企業結合での出題で簡単に

①A社、B社で共同新設分割での共同支配企業Y社を設立

②A社はY社を持分法60％ → 支配を獲得80％(B社が共同支配企業から撤退)

③A社は完全子会社S社を設立

④Y社はA社の設立した完全子会社S社を合併

という問題でした。

これは
2011年第1回短答式試験で
出題されていた問題とかなり似ていて

その過去問を解いたことのある人は
それほど悩むことなく解けるんじゃないかと思いました。
(自分がそうでした)

が、この大問は簡単とは言えないとも思いました。

理論の方は

Bランク問題は
2択になってしまい
それが細かい問題だった感じです。

☆四半期財務諸表では、迅速な対応を理由に、売上高の計上や棚卸資産の評価方法等の収益・費用の認識及び測定において、年度の財務諸表と異なった簡便的な会計処理を採用することが認められる。

→　×　収益認識は重要なので、売上高の計上は認められないため

☆連結財務諸表は企業実体の公準でいう「法的実体」に合致したものといえる。

→　×　「経済的な実態」が正しい

など…です。

理論は予備校生達や予備校でも
簡単だったと言っている人が多かった感じがありますので
7割はとれている人が多いんじゃないかと思います。

自分は5割でしたが…(猛省)

以上…

全部で合計しますと…

企業法55点

監査論74点

管理会計論84点

財務会計論116点

合計329点　平均点65.8点

ボーダーライン67点まで1問(6点)たらず…です！！！

あと1問正解すれば少しは安全ラインでしたが

財務会計論の点数集計をしている時に手が震えました。

そして

集計終わりにかなり悔しい気持ちになりました。

こんなに悔しい気持ちは人生初めてでした。

まだ合格発表は1ヵ月後なので
結果は分かりませんが
論文に向けての勉強は初めて行こうと思います。

そして今回の点数の反省点

それは

財務会計論の理論です…

自分は理論だけで
50％しかとれませんでした

まだあやふやなところが平均より下のレベルにいるのだと
実感しました。。。

また集計表などで反省点を探して見ようと思います。