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放射線治療かたろうコミュコミュの10MVエックス線照射後

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治療経験浅い技師の質問です。

当院の治療担当の長老技師は
『10MV以上のエネルギーのエックス線を照射した直後は、しばらく経ってから治療室に入らないとだめだぁ〜』
…と言っています。

理由は被ばくするからだと。

これってどういうことでしょうか?
本人に聞けばいいのですが、あまり好きではないので(爆)

私なりの考えでは
光核反応による中性子線の被ばくのこと?
中性子-核反応によるγ線の被ばくのこと?
放射化物からの放射線の被ばくのこと?

どれも時間的な観点からナンセンスに思うのですが。


どなたか教えてください!

コメント(14)

中性子線が出るんだと思いますよ

緑のフィルムバッヂで測定出来ます
もし事実なら装置として問題では?


その方も装置もだけどそんな重要なことの真偽を確かめずにほったらかしにした周りも問題ありですが…


ぜひ確かめて教えて下さいね!
皆さん、ありがとうございます。

これは、機器の異常で言われたのではなく、聞いた相手の主観によるものと思います。

一応上司で、正論ぶつけても面倒なので、
期をみて測定確認してみたいと思います。


その時は、また報告させていただきます。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003454861

http://porta.ndl.go.jp/service/servlet/Result_Detail?meta_item_no=I003184630&meta_repository_no=R000000024

放射線腫瘍学専門医(獣医)です。

私は18MVのX線照射後すぐ治療室に入りますが、照射後数分間は、金属とくにwedgeなどは直接手でさわらないようにしています。

理由は、10MVくらいを超えると中性子線が発生するようになり、これが金属にあたってくっつき、金属が一時的にガンマ線を出すようになるからです。
被ばくする放射線の種類はγ線。中性子は照射中にしかでないので、照射後の中性子被ばくはまず無いと言っていい。この中性子がターゲットを放射化して放射化されたターゲットからγ線が出ることによる。ここ2年以内に技術学会で論文になっているので探して読んでみるといいと思います。
放射線関係の元研究者
10MeV以上だと、おそらく光核反応が可能性としてあります。10MeV以上のγ線が空気中の酸素、窒素あるいは、機器を構成する物質元素がに当たって中性子を出した後にそれらの元素が「放射化」といって一時的に放射能をもつようになります。ただ、この核反応を起こす確率が非常に小さいので、無視されているのだと思います。どなたかのコメントにありましたが、光核反応で出た中性子がさらにまわりの物質に当たり、核反応をします。が、核反応のさらに核反応になりますので、確率の掛け算になるので、さらに小さいと考えられます。具体的にどのくらいの放射能を生成するかについては、計算シュミレーションで行います。
コリメータヘッドで放射化が起き、ガンマ線が出ることがあります。
昔、公証エネルギーが18MVである三菱のリニアックを使用していた時に先輩に言われた一言があります。

照射後にサーベイメーターを治療室に持ち込んで測ってごらん

照射口にサーベイメーターを向けると確かに数値が上がりました。
数分後には周りと変わらないくらいに減少することも確認しました。

放射化はコリメータ内に使用してる材質で異なります。実際に測定して確認してはいかがでしょうか?
みなさん、多くの書き込みありがとうございます。
ほぼ、私の推測通りの回答が得られたように感じます。

たぶん、放射化物による放射線の被曝を言っているものと私は考えています。

確かに昨今、廃棄するリニアックの放射化物をどうするかで問題となっているのですが、それは半減期の長いものを言っているのであって、治療照射後少し待ってから治療室内に入る、という行為は意味のないことと私は考えています。

ただ、超短半減期の核種が放射化により生成されるとすれば・・・

私の知る限りでは、放射化が懸念される場所として、ターゲット・フラットニングフィルタ・Jawなんかだと思うのですが、とりわけ問題になるのはターゲットかと。

通常のターゲットでの放射化物として(18MeVで)
長半減期のもので
51Cr 27.70d
54Mn 312.1d
57Co 271.8d
60Co 5.271y
これは、長すぎるので、いつのタイミングで治療室に入るかどうかは問題外

短半減期のものとして
24Na 15h
28Al 2.2 min
56Mn 2.6 h
57Ni 36 h
53Fe 8.5 min
59Fe 45 d
58Co 71 d
62Cu 9.7 min
64Cu 12.7 h
82Br 35.3 h
122Sb 2.7 d
187W 24 h

この中で考えられるものは
28Al 2.2 min
53Fe 8.5 min
62Cu 9.7 min
くらいだけど・・・

wwwwさんも書いているように、線量の減少がみられるということは28Al??
でもその生成量ってどのくらいなのでしょう?

どちらにしても、放射化生成物のうち、超短半減期の核種に注意しろということなのか?
で、それはどのくらいの半減期か?。


もう少し、お付き合いを
よろしくお願いいたします。



短半減期なものは、大概、原子核の陽子が中性子より多い場合、βプラス崩壊に多くみられます。光核反応はγが入って、中性子が出ていく反応が支配的なので、生成した放射化物(すなわち娘核)はβプラス崩壊が多い。63Cu(gammer,n)62Cuなんかは有名ではないでしょうか?
これらの核反応は、ミリバーンオーダー10^(-27)cm^2ですので、1cm厚の銅(密度8.4x10^22 cm^(-3))でγ線が途中でエネルギーを変えないと仮定すればですが、
17MeV光子一個について、62Cuが約10^(-6)個できます。電子線のエネルギーと電流わかりますか?これがわかればオーダーは当たれます。

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