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夢野台高校18回生コミュの当津先生のエッセー15

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わがままの正体

登校拒否児ではなく、不登校児と呼び改めることになったらしいが、
投稿を渋る自動や生徒が増えるばかりである。学校へ行かないことも
選択肢の一つであると大声でのたまう教育評論家の多いのに驚く昨今
である。その道の専門化が公の場で力を込めて語り続ける影響は大きい。

とかく、事大主義に支配されやすい国民性なれば気のもめることである。
一般的なアドバイスには取捨選択する構えが必要である。子育てに思い
悩む親たちは、我が子に不明のことはあっても愛する情けの目で見てお
れば良い。

学校の先生方も見識を高めるための評論を論議の中に持ち込むことはあ
っても登校拒否や不登校を是とする論議を前提にしてはならないと思う。
社会的にも未分化の幼少の時に不登校も是とすり込んでも良いのだろう
か。可逆的に判断のできない問題であり、相対的な価値観の確定もでき
ないことである。取り返しのつかないことになって困るのは子供である。

世の中には、気に入らぬことが多い。気に入らぬ奴とは口をきくな、気
に入らに食べ物は食べなくて良い、気に入らぬ仕事を辛抱することはな
いというわけにはまいらない。世の中で大切なものの一番はじぶんであ
るが、愛とか名誉とか使命感、義侠心、物欲などの柵がその順序を変え
ることはある。究極は自分を守るためと考えられないだろうか。

世の中一人では暮らせない。主張する個人と個人がが合い寄って組織を
作る。個人ではできないことを共生によって利益を分け合う。分け合う
ためのルール作りは相手の自分を認めることから始まる。
このわかりきったことを学ぶ場が、兄弟姉妹、近所の遊び仲間であり、
学校の友達である。子供が組織人としての訓練の少ない現今、学校とい
う組織も拒否すれば、どこでルールを身につけるのか。

組織の中の個は制約から逃れることはできない。制約を破るには強烈な
個となって、わが意にそう組織に変えるか、脱組織人として飛び出すか
である。いわゆる転職とか脱サラである。次々に生まれては消え、消え
ては芽生える派閥、流派も個の主張に過ぎない。脱組織人も組織人的生
き方の訓練がなければ一匹狼に終わる。

芸術の世界や宗教界ではとくに個性的であることを要求されるが、組織
力を無視する末路は泡沫である。緩やかなそしきである学校への不登校
を許す考えでは、組織に馴染めないわがままな性格を助長することにな
らないか。

学校で学ぶことは社会では通用しないと暴言を吐くご仁はコンプレック
スの裏返しと聞こえる。昭和の初め、登校拒否児であった私の言い分を
一切撥ね飛ばして、小学校の校門で仁王立ちになって睨んでいた父の愛
をひしひしと感じるのである。

当津 隆

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