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別冊Ｊｕｒｉｓｔ 国際法判例百選［第２版］
４７巻２号
発行 平成２３年９月２５日
編集人 信国幸彦
発行人 江草貞治
ＩＳＢＮ９７８−４−６４１−１１５０４−０
ＩＳＳＮ１３４２−５０４８
目次
国際法判例百選［第２版］の刊行にあたって
小寺彰・森川幸一・西村弓
初版はしがき
山本草ニ・古川照美・松井芳郎
? 国際法の法源
１ 国際慣習法の成立要件──北海大陸棚事件
薬師寺公夫
２ 国際法慣習法の認定方法──逮捕状事件
水島朋則
３ 法の一般原則──プレア・ビヘア寺院事件
岩間徹
４ 一方的行為の国際法上の効力──漁業事件
森田章夫
５ 衡平──ブルキナ・ファソ＝マリ国境紛争事件
齋藤民徒
? 国際法と国内法との関係
６ 国際法上の義務の優越─国内法の援用の禁止
──アラバマ号事件 和仁健太郎
７ 国内裁判所における国際司法裁判所判決の地位
──メデイン事件 小林友彦
８ 条約の自動執行性──フォスター事件
西平等
９ 条約の自動執行性
──ヘーグ陸戦条約３条損害賠償請求事件
洪恵子
? 国家
１０ 国家の「独立」の意味＝オーストリア関税同盟事件
櫻井利江
１１ 国家の成立と消滅
──Ａｒｂｉｔｒａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ，
ＥＣ Ｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ ｏｎ Ｙｕｇｏｓｌａｖｉａ，
Ｏｐｉｎｉｏｎ Ｎｏ．８ 五十嵐正博
１２ 一方的独立宣言の合法性──コソボ独立宣言事件
山田哲也
１３ 非植民地化と自決権──西サハラ事件
桐山孝信
１４ 自決権の主体
──Ａｒｂｉｔｒａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ，ＥＣ
Ｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ ｏｎ Ｙｕｇｏｓｌａｖｉａ，
Ｏｐｉｎｉｏｎ Ｎｏ．２
苑原俊明
１５ 未承認国家の地位──ベルヌ条約事件
濱本正太郎
１６ 政府承認の事実主義──ティノコ利権契約事件
臼杵英一
１７ 政府承認廃止と新政府の代表性
──ソマリア対ＷｏｏｄｈｏｕｓｅＤｒａｋｅ＆Ｃａｒｅｙ事件
王志安
? 国家管轄権
１８ 主権の機能──ウインブルドン号事件
柴田明穂
１９ 国家管轄権の適用基準──ローチュス号事件
竹内真理
２０ 国内法の域外適用──ティンバレン事件
小寺彰
２１ 国家免除（１）─絶対免除
──スクーナー船エクスチェンジ号対マックファドン事件
臼杵知史
２２ 国家免除（２）─制限免除
──パキスタン貸金請求事件
平覚
２３ 外国特権免除の根拠──大使館員課税事件
佐古田彰
２４ 元国家元首の免責特権──ピノチェト事件
稲角光恵
? 領域
２５ 領域主権の機能──パルマス島事件
柳原正治
２６ 先占──クリッパートン島事件
深町朋子
２７ 取得時効──エル・チャミザル事件
池島大策
２８ 領域支配の実効性
──リギタン島・シパダン島主権事件
奥脇直也
２９ 主権者としての（ａ ｔｉｒｅ ｄｅ ｓｏｕｖｅｒａｉｎ）
行為──ペドラ・ブランカ事件
許淑絹
３０ 国境線決定（ウテイ・ポシデティス・ユリス原則）
──ベナン＝ニジェール国境紛争事件
高田映
? 海洋
３１ 軍艦の無害通航──コルフ海峡事件
山本良
３２ 排他的経済水域の法的性格──サイガ号事件（Ｎｏ．２）
青木隆
３３ 大陸棚の法的性格──オデコ・ニホン事件
古賀衛
３４ 海洋境界画定の法理──黒海境界画定事件
江藤淳一
３５ 追跡権──アイム・アローン号事件
吉井淳
３６ 係争海域での活動──ガイアナ対スリナム海洋境界画定事件
加々美康彦
３７ 船舶の地位──サイガ号事件（Ｎｏ．２）
深町公信
? 国際組織
３８ 国際組織の法人格──国連損害賠償事件
佐藤哲夫
３９ 委任統治と国連の監督権限──南西アフリカの国際的地位に関する事件
堀口健夫
４０ 国際組織の権限──武力紛争時の核兵器使用の合法性事件（ＷＨＯ諮問）
植木俊哉
４１ 国際組織加盟国の地位──国際すず理事会事件
黒神直純
４２ 平和維持活動の法的性質と展開──国連経費事件
位田隆一
? 個人
４３ 国籍──チュニス・モロッコ国籍法事件
藤澤巌
４４ 外国人の出入国と慣習国際法
──マクリーン事件 徳川信治
４５ 難民認定における「迫害」要件
──バングラデシュ人難民不認定取消事件
阿部浩己
４６ 犯罪人引渡しと死刑の存在
──ソーリング事件
北村泰三
４７ 相対的政治犯の概念──張振海事件
今井直
４８ 先住少数民族の権利──ニ風谷ダム事件
孫占坤
４９ 社会保障と平等権──塩見事件
申惠？
５０ 国際人権条約の国内への適用（１）─直接適用
──受刑者接見妨害国家賠償請求事件
村上正直
５１ 国際人権条約の国内への適用（２）─間接適用
──小樽入浴拒否事件
中井伊都子
５２ ジェノサイド罪の適用──アカイェス事件
佐藤宏美
５３ 国家の合意による個人への権利付与
──ダンチッヒ裁判所の管轄権事件
西海真樹
５４ 領事保護権の法的性格──ラグラン事件
小畑郁
? 条約
５５ 条約による自由地帯制度の設定とその効果
──上部サヴォアとジェクスの自由地帯事件
宮野洋一
５６ 留保と条約目的の両立性
──ジェノサイド条約の留保事件 鶴田順
５７ 人権条約に付された留保の無効
──ブリロ（ベリロス）事件 立松美也子
５８ 条約の解釈規則
──リビア＝チャド領土紛争事件 西元宏治
５９ 重大な違反による条約の終了
──ナミビア事件 中野徹也
６０ 事情変更の原則および強制による条約の無効
──漁業管轄権事件 坂元茂樹
? 国家責任
（１）一般原則
６１ 帰属（１）──在テヘラン米国大使館員人質事件
大森正仁
６２ 帰属（２）──ジェノサイド条約適用事件
青木節子
６３ 遭難──レインボー・ウォーリア号事件
湯山智之
６４ 緊急事態と対抗措置
──ガブチコヴォ・ナジュマロシュ計画事件
山田卓平
６５ 国家責任の解除
──ホルジュウ工場事件 兼原敦子
（２）外交的保護
６６ 外交的保護の性格──マヴロマティス・パレスタイン事件
萬歳寛之
６７ 外交的保護請求における国籍
──ノッテボーム事件 山崎公士
６８ 条約に基づく保護──シシリー電子工業会社（ＥＬＳＩ）事件
西村弓
６９ 国内的救済官了
──インターハンデル事件 加藤信行
７０ 会社の保護──バルセロナ・トラクション会社事件
川��恭治
?? 経済活動・環境保護
（１）経済活動
７１ 投資受入国の義務──サルカ［Ｓａｌｕｋａ］事件
福永有夏
７２ 最惠国待遇規定の意味
──マフェチニ［Ｍａｆｆｅｚｉｎｉ］事件
阿部克則
７３ 外国人財産の収用と損害賠償
──ＢＰ対リビア事件 坂巻静佳
７４ 外国人財産の間接収用──ヴィヴアンディ［Ｖｉｖｅｎｄｉ］事件
中川淳司
７５ ガット内国民待遇の意味──酒税事件
柳赫秀
７６ ＷＴＯと地域協定──トルコ繊維事件
清水章雄
７７ ＷＴＯ協定と環境保護──エビ・カメ事件
高島忠義
（２）環境保護
７８ 事前通報・協議──ラヌー湖事件
西村智朗
７９ 環境影響評価──パルプミル事件
岡松暁子
８０ 領域使用の管理責任──トレイル溶鉱所事件
石橋可奈美
８１ 持続可能な開発──鉄のライン事件
高村ゆかり
?? 国際紛争処理方式
８２ 事実審査──レッド・クルセーダー号事件
長谷川正国
８３ 仲裁裁判と仲介──ビーグル海峡事件
児矢野マリ
８４ 調停と国際司法裁判の対比
──ヤン・マイエン海洋境界画定事件
富岡仁
８５ 国連事務総長の裁定──レインボー・ウォーリア号事件
松隈潤
８６ ＷＴＯによる紛争処理方式
──ＥＣ牛肉措置に対する対抗措置 間宮勇
８７ 紛争処理における安保理とＩＣＪの役割
──ニカラグア事件（管轄権・受理可能性）
内ヶ崎善英
８８ 投資紛争解決国際センターにおける紛争処理方式
──サリーニ［Ｓａｌｉｎｉ］事件
伊藤一頼
８９ 復仇の要件──ナウリラ事件 山下恭弘
９０ 対抗措置──米仏航空業務協定事件 岩月直樹
?? 国際裁判手続
９１ 先決的抗弁の分類
──ニカラグア事件（管轄権・受理可能性）
玉田大
９２ 自己判断留保──ノルウェー公債事件
佐藤義明
９３ 選択条項受諾宣言の解釈
──スペイン＝カナダ漁業管轄権事件
森川幸一
９４ 選択条項受諾宣言と時間的留保
──新ユーゴ＝ＮＡＴＯ諸国事件 吉田脩
９５ 応訴管轄──刑事司法共助事件
南諭子
９６ 第三国の利益──東ティモール事件
河野真理子
９７ 原告適格
──南西アフリカ事件 戸田五郎
９８ 事件性の要件（ムートネスの法理）
──北部カメルーン事件 李禎之
９９ 請求事項の同定──核実験事件
中谷和弘
１００ 第三国の訴訟参加
──エルサルバドル＝ホンジュラス領土・島・海洋境界事件
阿部達也
１０１ 既判力──ジェノサイド条約適用事件
大河内美香
１０２ 仮保全措置──ベルギー＝セネガル事件
酒井啓亘
１０３ 速やかな釈放手続──冨丸事件
田中則夫
１０４ 勧告的意見の性格
──核兵器使用・威嚇の合法性事件（国連総会諮問）
永田高英
１０５ 国際組織の権限に対するＩＣＪの司法的コントロール
──ロッカピー事件 山形英郎
?? 平和と安全の維持
１０６ 武力不行使原則と集団的自衛権
──ニカラグア事件（本案） 浅田正彦
１０７ 船舶への攻撃と個別的自衛権
──オイル・ブラットフォーム事件
森肇志
１０８ 国連安保理の制裁決議の国内実施と人権
──カディ事件 岩沢雄司
?? 武力紛争法
１０９ 国際人道法と国際人権法の関係、占領地域における法
──パレスチナ壁事件 寺谷広司
１１０ 「対テロ戦争」へのジュネーヴ諸条約の適用
──ハムダン事件 熊谷卓
１１１ 重大な戦争犯罪──タジッチ事件（本案）
岡田泉
１１２ 占領国の略奪禁止
──コンゴ領域における武力行動事件（対ウガンダ）
樋口一彦
１１３ 核兵器使用・威嚇の合法性の判断
──核兵器使用・威嚇の合法性事件（国連総会諮問）
真山全
１１４ 原爆投下の違法性──原爆判決
岩本誠吾
１１５ 平和条約と個人の請求権
──中国人慰安婦損害賠償請求事件（第二事訴訟）
古谷修一
１１６ 中立義務違反
──アメラーダ・ヘス海運会社事件
新井京
凡例
判例年月日索引
事件名索引
〈参考〉初版目次
別冊Ｊｕｒｉｓｔ 国際法判例百選［第２版］
４７巻２号
発行 平成２３年９月２５日
編集人 信国幸彦
発行人 江草貞治
ＩＳＢＮ９７８−４−６４１−１１５０４−０
ＩＳＳＮ１３４２−５０４８
目次
国際法判例百選［第２版］の刊行にあたって
小寺彰・森川幸一・西村弓
初版はしがき
山本草ニ・古川照美・松井芳郎
? 国際法の法源
１ 国際慣習法の成立要件──北海大陸棚事件
薬師寺公夫
２ 国際法慣習法の認定方法──逮捕状事件
水島朋則
３ 法の一般原則──プレア・ビヘア寺院事件
岩間徹
４ 一方的行為の国際法上の効力──漁業事件
森田章夫
５ 衡平──ブルキナ・ファソ＝マリ国境紛争事件
齋藤民徒
? 国際法と国内法との関係
６ 国際法上の義務の優越─国内法の援用の禁止
──アラバマ号事件 和仁健太郎
７ 国内裁判所における国際司法裁判所判決の地位
──メデイン事件 小林友彦
８ 条約の自動執行性──フォスター事件
西平等
９ 条約の自動執行性
──ヘーグ陸戦条約３条損害賠償請求事件
洪恵子
? 国家
１０ 国家の「独立」の意味＝オーストリア関税同盟事件
櫻井利江
１１ 国家の成立と消滅
──Ａｒｂｉｔｒａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ，
ＥＣ Ｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ ｏｎ Ｙｕｇｏｓｌａｖｉａ，
Ｏｐｉｎｉｏｎ Ｎｏ．８ 五十嵐正博
１２ 一方的独立宣言の合法性──コソボ独立宣言事件
山田哲也
１３ 非植民地化と自決権──西サハラ事件
桐山孝信
１４ 自決権の主体
──Ａｒｂｉｔｒａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ，ＥＣ
Ｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ ｏｎ Ｙｕｇｏｓｌａｖｉａ，
Ｏｐｉｎｉｏｎ Ｎｏ．２
苑原俊明
１５ 未承認国家の地位──ベルヌ条約事件
濱本正太郎
１６ 政府承認の事実主義──ティノコ利権契約事件
臼杵英一
１７ 政府承認廃止と新政府の代表性
──ソマリア対ＷｏｏｄｈｏｕｓｅＤｒａｋｅ＆Ｃａｒｅｙ事件
王志安
? 国家管轄権
１８ 主権の機能──ウインブルドン号事件
柴田明穂
１９ 国家管轄権の適用基準──ローチュス号事件
竹内真理
２０ 国内法の域外適用──ティンバレン事件
小寺彰
２１ 国家免除（１）─絶対免除
──スクーナー船エクスチェンジ号対マックファドン事件
臼杵知史
２２ 国家免除（２）─制限免除
──パキスタン貸金請求事件
平覚
２３ 外国特権免除の根拠──大使館員課税事件
佐古田彰
２４ 元国家元首の免責特権──ピノチェト事件
稲角光恵
? 領域
２５ 領域主権の機能──パルマス島事件
柳原正治
２６ 先占──クリッパートン島事件
深町朋子
２７ 取得時効──エル・チャミザル事件
池島大策
２８ 領域支配の実効性
──リギタン島・シパダン島主権事件
奥脇直也
２９ 主権者としての（ａ ｔｉｒｅ ｄｅ ｓｏｕｖｅｒａｉｎ）
行為──ペドラ・ブランカ事件
許淑絹
３０ 国境線決定（ウテイ・ポシデティス・ユリス原則）
──ベナン＝ニジェール国境紛争事件
高田映
? 海洋
３１ 軍艦の無害通航──コルフ海峡事件
山本良
３２ 排他的経済水域の法的性格──サイガ号事件（Ｎｏ．２）
青木隆
３３ 大陸棚の法的性格──オデコ・ニホン事件
古賀衛
３４ 海洋境界画定の法理──黒海境界画定事件
江藤淳一
３５ 追跡権──アイム・アローン号事件
吉井淳
３６ 係争海域での活動──ガイアナ対スリナム海洋境界画定事件
加々美康彦
３７ 船舶の地位──サイガ号事件（Ｎｏ．２）
深町公信
? 国際組織
３８ 国際組織の法人格──国連損害賠償事件
佐藤哲夫
３９ 委任統治と国連の監督権限──南西アフリカの国際的地位に関する事件
堀口健夫
４０ 国際組織の権限──武力紛争時の核兵器使用の合法性事件（ＷＨＯ諮問）
植木俊哉
４１ 国際組織加盟国の地位──国際すず理事会事件
黒神直純
４２ 平和維持活動の法的性質と展開──国連経費事件
位田隆一
? 個人
４３ 国籍──チュニス・モロッコ国籍法事件
藤澤巌
４４ 外国人の出入国と慣習国際法
──マクリーン事件 徳川信治
４５ 難民認定における「迫害」要件
──バングラデシュ人難民不認定取消事件
阿部浩己
４６ 犯罪人引渡しと死刑の存在
──ソーリング事件
北村泰三
４７ 相対的政治犯の概念──張振海事件
今井直
４８ 先住少数民族の権利──ニ風谷ダム事件
孫占坤
４９ 社会保障と平等権──塩見事件
申惠？
５０ 国際人権条約の国内への適用（１）─直接適用
──受刑者接見妨害国家賠償請求事件
村上正直
５１ 国際人権条約の国内への適用（２）─間接適用
──小樽入浴拒否事件
中井伊都子
５２ ジェノサイド罪の適用──アカイェス事件
佐藤宏美
５３ 国家の合意による個人への権利付与
──ダンチッヒ裁判所の管轄権事件
西海真樹
５４ 領事保護権の法的性格──ラグラン事件
小畑郁
? 条約
５５ 条約による自由地帯制度の設定とその効果
──上部サヴォアとジェクスの自由地帯事件
宮野洋一
５６ 留保と条約目的の両立性
──ジェノサイド条約の留保事件 鶴田順
５７ 人権条約に付された留保の無効
──ブリロ（ベリロス）事件 立松美也子
５８ 条約の解釈規則
──リビア＝チャド領土紛争事件 西元宏治
５９ 重大な違反による条約の終了
──ナミビア事件 中野徹也
６０ 事情変更の原則および強制による条約の無効
──漁業管轄権事件 坂元茂樹
? 国家責任
（１）一般原則
６１ 帰属（１）──在テヘラン米国大使館員人質事件
大森正仁
６２ 帰属（２）──ジェノサイド条約適用事件
青木節子
６３ 遭難──レインボー・ウォーリア号事件
湯山智之
６４ 緊急事態と対抗措置
──ガブチコヴォ・ナジュマロシュ計画事件
山田卓平
６５ 国家責任の解除
──ホルジュウ工場事件 兼原敦子
（２）外交的保護
６６ 外交的保護の性格──マヴロマティス・パレスタイン事件
萬歳寛之
６７ 外交的保護請求における国籍
──ノッテボーム事件 山崎公士
６８ 条約に基づく保護──シシリー電子工業会社（ＥＬＳＩ）事件
西村弓
６９ 国内的救済官了
──インターハンデル事件 加藤信行
７０ 会社の保護──バルセロナ・トラクション会社事件
川��恭治
?? 経済活動・環境保護
（１）経済活動
７１ 投資受入国の義務──サルカ［Ｓａｌｕｋａ］事件
福永有夏
７２ 最惠国待遇規定の意味
──マフェチニ［Ｍａｆｆｅｚｉｎｉ］事件
阿部克則
７３ 外国人財産の収用と損害賠償
──ＢＰ対リビア事件 坂巻静佳
７４ 外国人財産の間接収用──ヴィヴアンディ［Ｖｉｖｅｎｄｉ］事件
中川淳司
７５ ガット内国民待遇の意味──酒税事件
柳赫秀
７６ ＷＴＯと地域協定──トルコ繊維事件
清水章雄
７７ ＷＴＯ協定と環境保護──エビ・カメ事件
高島忠義
（２）環境保護
７８ 事前通報・協議──ラヌー湖事件
西村智朗
７９ 環境影響評価──パルプミル事件
岡松暁子
８０ 領域使用の管理責任──トレイル溶鉱所事件
石橋可奈美
８１ 持続可能な開発──鉄のライン事件
高村ゆかり
?? 国際紛争処理方式
８２ 事実審査──レッド・クルセーダー号事件
長谷川正国
８３ 仲裁裁判と仲介──ビーグル海峡事件
児矢野マリ
８４ 調停と国際司法裁判の対比
──ヤン・マイエン海洋境界画定事件
富岡仁
８５ 国連事務総長の裁定──レインボー・ウォーリア号事件
松隈潤
８６ ＷＴＯによる紛争処理方式
──ＥＣ牛肉措置に対する対抗措置 間宮勇
８７ 紛争処理における安保理とＩＣＪの役割
──ニカラグア事件（管轄権・受理可能性）
内ヶ崎善英
８８ 投資紛争解決国際センターにおける紛争処理方式
──サリーニ［Ｓａｌｉｎｉ］事件
伊藤一頼
８９ 復仇の要件──ナウリラ事件 山下恭弘
９０ 対抗措置──米仏航空業務協定事件 岩月直樹
?? 国際裁判手続
９１ 先決的抗弁の分類
──ニカラグア事件（管轄権・受理可能性）
玉田大
９２ 自己判断留保──ノルウェー公債事件
佐藤義明
９３ 選択条項受諾宣言の解釈
──スペイン＝カナダ漁業管轄権事件
森川幸一
９４ 選択条項受諾宣言と時間的留保
──新ユーゴ＝ＮＡＴＯ諸国事件 吉田脩
９５ 応訴管轄──刑事司法共助事件
南諭子
９６ 第三国の利益──東ティモール事件
河野真理子
９７ 原告適格
──南西アフリカ事件 戸田五郎
９８ 事件性の要件（ムートネスの法理）
──北部カメルーン事件 李禎之
９９ 請求事項の同定──核実験事件
中谷和弘
１００ 第三国の訴訟参加
──エルサルバドル＝ホンジュラス領土・島・海洋境界事件
阿部達也
１０１ 既判力──ジェノサイド条約適用事件
大河内美香
１０２ 仮保全措置──ベルギー＝セネガル事件
酒井啓亘
１０３ 速やかな釈放手続──冨丸事件
田中則夫
１０４ 勧告的意見の性格
──核兵器使用・威嚇の合法性事件（国連総会諮問）
永田高英
１０５ 国際組織の権限に対するＩＣＪの司法的コントロール
──ロッカピー事件 山形英郎
?? 平和と安全の維持
１０６ 武力不行使原則と集団的自衛権
──ニカラグア事件（本案） 浅田正彦
１０７ 船舶への攻撃と個別的自衛権
──オイル・ブラットフォーム事件
森肇志
１０８ 国連安保理の制裁決議の国内実施と人権
──カディ事件 岩沢雄司
?? 武力紛争法
１０９ 国際人道法と国際人権法の関係、占領地域における法
──パレスチナ壁事件 寺谷広司
１１０ 「対テロ戦争」へのジュネーヴ諸条約の適用
──ハムダン事件 熊谷卓
１１１ 重大な戦争犯罪──タジッチ事件（本案）
岡田泉
１１２ 占領国の略奪禁止
──コンゴ領域における武力行動事件（対ウガンダ）
樋口一彦
１１３ 核兵器使用・威嚇の合法性の判断
──核兵器使用・威嚇の合法性事件（国連総会諮問）
真山全
１１４ 原爆投下の違法性──原爆判決
岩本誠吾
１１５ 平和条約と個人の請求権
──中国人慰安婦損害賠償請求事件（第二事訴訟）
古谷修一
１１６ 中立義務違反
──アメラーダ・ヘス海運会社事件
新井京
凡例
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事件名索引
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