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酪農家を目指す!!コミュの発情・繁殖

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●AI
通常の人工受精。
受精方法は直径2?程度で10?程度のストローに精子が0,5??程度入って凍結されています。このストローを牛の体温と同じ39℃の湯に数十秒入れて解答し、カスーガンという注射筒に入れてから牛の子宮内に入れて精子を注入します。排卵が左右どちらがわかっていれば、そちら側の子宮核に注入することで受精率が高まるといわれています。

●OVS
牛の新しい繁殖管理技術の事。排卵同期化(CIDR)・定時受精法が繁殖効率を高める手段の一つ。
1. 発情発見率の低下が問題となる飼養管理ではOVS適用によって繁殖効率の向上が期待できる。
2. 発情発見率の低下が問題とならない場合にはOVS適用のメリットは小さく、コスト面ではむしろ不利と考えられる。

●黄体(CL)
卵巣内(女性(メス)の生殖腺で、ここで卵子が形成される)で、排卵(月経周期中に卵巣から卵(F)が放出される事)により、成熟した卵子が放出された後(月経周期の黄体期に)に発達する小さな一時的な内分泌構造である。

●月経
子宮からの周期的な血液および組織の排出。思春期から閉経までの間、約28日周期で月経が起こるが妊娠中は月経は起こらない。

●ET
受精卵移植技術の事。普及により特定の父母の組み合わせの受精卵の採卵を行い、これらを移植することにより仔牛を生産することが可能である。
<例>優良和牛受精卵の採卵を乳用牛に移植(借り腹)し仔牛和牛を生産する事が可能。

●直検
直腸検査の略で消化器系、生殖器系の形態異常、妊娠の診断に利用される。

●PG
プロスタグランジンと呼ばれ卵巣に存在する黄体組織を壊死させることでその卵巣内に存在する卵胞が発育し、発情に結び付くという薬剤です。注射後72〜120時間後に発情が来る事が多いです。商品名はプロナルゴンF、パナセラン、クロプロステノール、ダルマジン、エストラメートがあります。

●E2
エストラジオール製剤の略語で卵巣に存在する卵胞に直接働きかけ、その細胞の成長を促すことで発情を誘起します。

●コンセラール
卵巣刺激ホルモン放出と呼ばれるもので、排卵障害の家畜に投与し排卵を補助します。

●フリーマーチン
牛の異性多胎において雌胎子が生殖器の分化に異常をきたし、不妊となる個体。牛の異性多胎では雌の90%以上がフリーマーチンとなる。フリーマーチンでは外部生殖器は正常様に見えるが、雌雄両性の内部生殖器を持つ。膣長は正常牛の1/3程度である。

●追い移植
発情時に予め人工授精を実施し、発情後7〜8日目に受精卵を1卵、黄体と反対側の子宮角へ移植する方法。成績では、受胎率72%、受胎頭数に対する双子分娩率は38.9%であった。
追い移植は、産子の登録ができないが、2卵移植に比較して受胎率・双子分娩率が高いため、登録の必要のない肥育素牛生産を目的とするのも1つの方法である。なお、双子の性が異なる場合、雌はフリーマーチンになる可能性が高く、繁殖には利用できないという問題があるが、2分割受精卵、性判別した受精卵や核移植(クローン胚)を利用し同性双子とすることにより防止可能である。

●2卵移植
1度に2卵を子宮内に移植する方法で、発情後7〜8日目に黄体が形成された子宮角に2卵移植する片側2卵移植と、両方の子宮角に1卵ずつ移植する両側2卵移植がある。それぞれの成績は、片側2卵移植では受胎率63.6%、受胎頭数に対する双子分娩率は28.6%、両側2卵移植では、それぞれ50.0%と20.0%であった。このように受精卵を利用すれば、自然界において0.1%程度である黒毛和種の双子発生率を20.0%以上と飛躍的に向上させることが可能である。

コメント(4)

牛の発情の長さは、主に排卵後の細胞から形成される黄体からのホルモン分泌により制御されます。黄体ホルモンは排卵後、次第に増加して8〜11日に最高濃度になります。16〜18日には子宮内膜から分泌されるホルモン(PG)により黄体が退行し、牛は発情期になります。卵胞はさらに成熟して21日目に排卵に至るわけです。
理想的には排卵時に精子が子宮内にあれば受精し、7日後卵管膨大部から下がってきて子宮に着床します。受精卵移植で発情発見して7日後に受精卵を移植するのは、種付における受精卵の着床と同時期になるからです。 通称とんぼと呼ばれるシダーは今までの注射でホルモンを投与するのとは大きく異なり、膣内に7〜12日留置します。シダーを用いると持続的に黄体ホルモンを放出して卵胞の発育を抑え、シダーを抜き去ることで卵胞を成熟させ、種付までこぎつけます。 卵巣にシダーというふたをして、ウイスキーが樽の中でゆっくり熟成するように、卵胞の赤子を育てているのです。今まで、数回治療したにもかかわらず、種付け可能な良い発情が来なかった牛には、特におすすめです。ただし、今のところ保険が適用されませんので担当の獣医師に相談してください。


黄体は排卵跡にできるので、左右どちらでも排卵した卵巣にできます。
同じ側の卵巣で排卵が起こる場合が多かった気がしますが、左右どちらでも卵巣が動いていれば卵胞発育→排卵→黄体形成はおこります。
初めに左で排卵→黄体形成がおき、続いて右で卵胞発育がおきれば、左に黄体、右に卵胞という状態になります。

左右どちらでも卵巣が正常なら排卵は起こるので、左黄体で右卵胞、左黄体で左卵胞、あるいは、左卵胞で右黄体、右卵胞で右黄体、どの組み合わせも起こり得ます。
また、牛の双子は雄雌(=二卵生)がほとんどで、また、決して双子が珍しくないので複数の卵胞が同時に排卵→黄体形成もあると思います。
排卵が左右の卵巣で起これば、そのあと黄体も左右につくと思いますよ。

黄体が活動していれば発情は来ないので、排卵が起こらず、授精しても受胎できません。
黄体が退行している最中なら発情が来る(来ている)と思いますので、排卵がおきて受胎する可能性があると思います。

あくまで、直検による卵巣検査では、黄体、卵胞は外形だけでの判断ですので、卵胞や黄体が実際に活動していてホルモンを分泌しているかどうかまでは正確にはわかりません。

子宮の状態や、発情行動、外陰部所見、粘液、発情周期等から総合的に判断する必要があります。
>卵胞が成熟して排卵間近でも左右どちらかに黄体があれば発情せず、排卵も黄体退行してからになるんでしょうか?

これは順序が逆です。黄体が退行する時期に卵胞が成熟して発情がおこり、排卵に向かいます。

じつは発情→排卵→黄体形成→黄体維持→黄体退行→発情の間にも1〜2回卵胞が大きくなります(これを卵胞波と呼びます)。
発情前の黄体が維持されている時期(黄体期と呼びます)に大きくなった卵胞は排卵せずにそのまま小さくなって消えてゆきます(これを卵胞の閉鎖退行といいます)。

なので、黄体と大きな卵胞が共存しているときは、黄体期で排卵に向かわない卵胞が大きくなっているか、発情で排卵に向かっているが血流の無くなって活動していない黄体が形だけ残っているか、です。

牛に発情が来ると、
行動面では、
他の牛に乗られてもじっとしている(スタンディング発情といいます。発情兆候の中では最高クラスです)、
他の牛に乗りたがる、
落ち着きなくなりフリーストールでは歩きまわり、繋ぎ飼いでもソワソワして、鳴き続ける、
外見では、
外陰部が腫脹して粘膜面が赤く充血する、
陰部から透明な粘液が垂れてくる、
等の変化が現れます。

スタンディングが始まってから12時間後位が授精適期だといわれています。
近年の乳牛は発情兆候を見せにくくなっているので、これらの兆候を注意深く観察することと、牛ごとの発情周期を把握して的確な時期に観察を行うことが大切です。

また、人手などの問題で発情発見が十分にできな場合は、コストはかかりますが、ホルモン剤を使って定時授精する方法もあります。

卵巣から体外までは、卵巣→卵管采→卵管→子宮→膣って順番でつながっています。
このうち、妊娠に主に関係するのは子宮までです。

卵巣は卵子(受精する前のタマゴ)を成熟させるところであり、卵胞の跡に黄体をつくって次の発情に備えたり妊娠を維持したりするための器官です。

卵巣の中には非常に小さな卵胞が沢山あります。
卵胞は卵子の周囲を包んでいるつつみのことで、卵胞の中には卵子が1個と、卵子を成熟させるのに必要な組織が入ってます。
発情に向かうと、小さな卵胞が大きく育ち始めます。
卵胞が育つと、中の卵子は成熟して受精できる状態になります。
(獣医さんや人工授精師さんが直腸検査して、「タマゴがある」っていうときは指先で触って判る大きさの卵胞が卵巣にあるってコトを指します。)

発情が来て、卵子が受精出来る状態になっていたら、卵胞は破れて中に入っていた卵子が卵胞&卵巣の外に出てきます。これを「排卵」といいます。

排卵した後に、卵胞があった跡には黄体が形成されます。
妊娠しなければ、発情→排卵→黄体形成→黄体維持→黄体退行→発情→排卵・・・というサイクルを繰り返します。牛ではだいたい21日前後(18〜24日)で発情から発情までのサイクルが回ります。繁殖や授精のときにでてくる「周期」という言葉は「発情周期」の略語でこのサイクルの事を指します。

排卵された卵子(この段階では受精してないので「未受精卵」です)は卵管采という卵巣を包む漏斗(ろうと)みたいなところで受け止められて、卵管に移動します。

一方、人工授精された精子達は子宮から卵子のいる卵管を目指してせっせと泳ぎます
(自然交配では膣の奥に射精しますが、人工授精では子宮に精液を注入します)。精子が卵管にいる卵子に泳ぎ着いて、上手く卵子のカラを突き抜けて、卵子と合体できたら(=受精できたら)、卵子は未受精卵から受精卵になります。

卵管で受精卵となった卵子&精子は、成長しながら子宮に向かいます。牛の場合は排卵後3〜4日で子宮へ降りるそうです。その後は子宮の中で成長して、排卵後17〜22日くらいで子宮にへばりついて胎盤をつくります。
(受精した卵子は成長に従って、受精卵→胚→胎児と呼び方が変わっていきます)。

黄体から出るホルモンは妊娠の維持に必要なので、黄体が上手く出来なかったり途中でダメになったりすると受精や受胎したとしても早期に流産してしまいます(専門用語では早期胚死や早期胎児死といいます)。

生まれたばかりの雌の子牛は卵子のもとになる細胞(卵母細胞)を、なんと約10万個も持っています。
1才になりました。順調に発育した雌はこの頃になると1回目の排卵を迎えます。
1頭の雌牛が発情しています。他の牛に乗られても逃げないのは発情期に特徴的な行動です。発情を迎えた雌はもうすぐ成熟した卵子を1個だけ排卵します。
発情した雌牛の卵巣を超音波診断装置で見てみると1つだけ大きな卵胞が見えます(黒い楕円形の部分)。卵子はここで成熟し、ここから排卵されるのです。
卵子の成熟とは、卵巣内で長い間第一減数分裂前期に止まっていた卵母細胞が、分裂を再開して第二減数分裂中期に達し、卵子となるまでの過程です。時間にして約20時間かかります。卵子が受精するためには、この成熟の過程を終えている必要があります。
発情した雌牛に精子を注入(人工授精)すると、1個だけ排卵された成熟卵子は精子と出会い、優れた生産現場では80%以上の高い確率で妊娠が成立し、子牛となって生まれてきます。
また1頭の雌牛が発情しています。排卵された卵子が受精しない限り、発情は約21日周期で規則的に繰り返されます。牛が性成熟後20年生きるとして、排卵される卵子は20×365÷21=約350個です。生まれた時は約10万個も卵子のもとを持っていたのに、そのうち受精のチャンスを与えられるものは数百個に過ぎないのです。でもこうして排卵された卵子は、前述のように高い発生能力(子牛になる力)を持ちます。




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