陰陽師@二次創作小説コミュの【目指せ陰陽師マスターNo.146～150】

【目指せ陰陽師マスターNo.146】
姫｢ゆけ！ﾐｽﾞﾁ!｣

ｻﾄｼ｢宙狐、君に決めた！｣

姫｢ﾐｽﾞﾁ!『ﾎﾟｲｽﾞﾝﾃｰﾙ』｣

ﾐｽﾞﾁ｢ｯｼｬｧｧｱ!｣

ｻﾄｼ｢よけろ、宙狐!｣

ﾊﾞｼｯ!ﾋﾟｼｯ!ﾋﾞｼｨｯ!

宙狐｢ｸｩｯ!ｸｩｯ!ｸｩｯ!!｣

ｻﾄｼ｢『ほのおのきば』！｣

宙狐｢ｶﾞｧｯ!』

姫｢ﾐｽﾞﾁ『へびにらみ』｣

宙狐｢ｸﾞｯ…！｣

姫｢麻痺したら、もうちょこまかとは逃げられないよ！｣

【目指せ陰陽師マスターNo.147】
姫｢やれ！ﾐｽﾞﾁ『毒ｶﾞｽ』攻撃!｣

ｻﾄｼ｢逃げられないなら正面から迎え撃てばいいだけだ！
宙狐『かえんほうしゃ』!!｣

ﾐｽﾞﾁ｢ｼｬｧｱｯ!ﾎﾞｯ…!!｣

宙狐｢ﾎﾞｫｫｵ！｣

ﾎﾞｯ…。
ドォォｫォオン!!

ころく｢なんだ！この爆発は!?｣

柴｢炎が毒ガスに引火したんだ！｣

姫｢もうちょっとだったのに！｣

三天狗『嫌なカンジ～！』

キラーン☆

【目指せ陰陽師マスターNo.148】
ｻﾄｼ｢これがｶﾞﾁｬの中身だったのか…。あれ、この式神は?｣

図鑑『【腹黒達磨】(ﾊﾗｸﾞﾛﾀﾞﾙﾏ)黒い達磨が腹黒い持ち主の心を反映して妖怪になったもの。
腹黒い人間が取り憑かれると、それを暴露されてしまう』

ｻﾄｼ｢腹黒達磨…そうだ！こいつがいればあの妖の正体がわかるかもしれないぞ！｣

【目指せ陰陽師マスターNo.148】
ｰｼｵﾝﾀｳﾝ=式神塔ｰ貴人｢あの妖の正体がわかるとは、本当ですか｣

ｻﾄｼ｢まぁ、見ていてください。｣

ﾊﾟﾗ…ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…。

ｻﾄｼ｢来たな。あいつだ。腹黒達磨、君に決めた！｣

腹黒達磨｢出ﾃｲｹ…。ｺｺｶﾗ出ﾃｲｹ…出ﾃｲｹ!ｺﾉ陰陽師!!｣

ｻﾄｼ｢あそこだ！電気鼠、天井に向かってｱｲｱﾝﾃｰﾙ!!｣

電気鼠｢ﾋﾞｯｶﾞｧ!ﾁﾞｭｩｳ！｣

ﾊﾞｷｲｯ!

追われ坂｢きゅぅう～ん！｣

ｻﾄｼ｢この式神は…!?｣

【目指せ陰陽師マスターNo.149】
図鑑『【追われ坂】(ｵﾜﾚｻﾞｶ)丸太につかまり、転げ落ちる可愛らしい式神。
神出鬼没で丸太以外にもいろいろなものを落とすので、出くわすと怪我をすることがある。』

貴人｢この子は…。先日母妖怪が亡くなってこの式神ﾀﾜｰに埋葬されたのです。
きっと、寂しくて母親の元から離れされたくなくて、ﾀﾜｰに訪れた人々を追い払っていたのでしょう。
この追われ坂は寂しくないように私がｼｵﾝﾀｳﾝで面倒を見てあげましょう｣

【目指せ陰陽師マスターNo.150】
おみたま様｢貴人！心配かけてごめんなさい。
式神塔に逃げ込んだ追われ坂を説得しようとしていたの｣

貴人｢そうだったのね。ｻﾄｼくん、しばらくｼﾞﾑには戻れないわ。
でも、ﾄｷﾜｼﾞﾑは腕の立つ知人の式神に任せてあるから挑戦は可能よ。｣

おみたま様｢ｻﾄｼさん、ありがとうございました。お礼にこの式神を差しあげます｣

図鑑『【囃子】(ﾊﾔｼ)神事に奉公する神童。様々な楽器を使いこなし、その音色で不浄のものを浄化することができる』